リクルゴス(古代ギリシア、アテネ) りくるごす Lykourgos (前390ころ―前325/324)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシア、アテネの政治家、弁論家。紀元前338年から前326年まで財務関係の役を歴任し、財政管理に活躍。その間にディオニソスの劇場の再建、三…
Ar・e・op・a・gus /riάpəɡəs | -ɔ́p-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 アレオパゴス(◇アテネのアクロポリスの西方にある丘).2 《歴史》(古代ギリシャの)アレオパゴス会議(◇1にあった長老の会議).
クレイステネス Kleisthenes[ギリシア],Clisthenes[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前6世紀アテネ民主政治の基礎をすえた有名な政治家。名門のアルクメオン家の出であるが,前510年に僭主(せんしゅ)政治が倒れたのち,民衆と手をつな…
ザッピオン(Zappeion/Ζάππειο)
- デジタル大辞泉
- ギリシャの首都アテネの中心部にある国際会議場・展示場。19世紀にデンマーク出身の建築家テオフィル=フォン=ハンセンの設計で建造。均整のとれた…
dra・co・nia・no, na, [dra.ko.njá.no, -.na;đra.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] (前7世紀のアテネの立法家)ドラコン Dracón の;〈法律・命令などが〉過酷な,きわめて厳しい.
利益民主主義 りえきみんしゅしゅぎ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 国民が平等に政治を通じて,自己の私的な利益を追求することが正当であるとする民主政治体制を指す。民主主義は平等の政治である。財産や社会的な地…
Hi・par・co, [i.pár.ko]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] ヒッパルコス.(1) アテネの僭主(せんしゅ)(在位前527-514).(2) ギリシアの天文学者(前190?-前125?).
ラウレイオン銀山 ラウレイオンぎんざん Raureion
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ギリシア南東部,アッティカ半島にあった鉱山銀・鉛を産出。奴隷を労働力とした鉱山の典型を示し,アテネの繁栄を支える重要な財源となった。将軍テ…
a・re・ó・pa・go, [a.re.ó.pa.ǥo]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男]1 〖史〗 アレオパゴス会議:アテネの Acrópolis 西方の丘アレオパゴスで開かれた政治・裁判会議.2 裁定会議.
エレウシス(Eleusis)
- デジタル大辞泉
- 《「エレフシス」とも》現在のアテネの北西にあった古代都市。豊作の女神デメテルとその娘ペルセフォネ(別名コレー)の密儀が行われた神殿の遺跡が…
acròpoli
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)アクロポリス(とくに古代ギリシアの都市の丘にある神殿, 城砦(じょうさい)) l'~ di Atene|アテネのアクロポリスの丘.
ピレウス Piraeus
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アテネの外港前5世紀テミストクレスが軍港を建設。ペルシア戦争後,貿易の拠点となり,ペリクレスが大城壁を築造。ローマ時代にスラによって破壊さ…
アッティカ あってぃか Attiki
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシア中部、南東に突出した同名の半島の先端にある県。アッティカAtticaは英語名。エーゲ海のペタリオンPetalion湾、テルマTherma湾に臨む。県都…
ミルティアデス Miltiades
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前540ごろ〜前489ごろ古代ギリシアのアテネの将軍前490年,マラトンの戦いでアケメネス朝軍を打破。しかし,翌年パロス島遠征に失敗して失脚した。
コロナキ(Kolonaki/Κολωνάκι)
- デジタル大辞泉
- ギリシャの首都アテネの中心部の一地区。リカビトスの丘の南側に位置し、高級住宅街として知られる。ベナキ博物館、キクラデス博物館、国立美術館が…
Te・se・o, [te.sé.o]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] 〖ギ神〗 テセウス:アテネの伝説的英雄.[←〔ラ〕Thēseus ←〔ギ〕Thēseús]
ヒッピアス Hippias
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前560ごろ〜前490ごろアテネの僭主(在位前527〜前510)ペイシストラトスの子。父の政策をついだが,暴政を行ったので市民に追放された。
ミノタウロス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Minotauros ) ギリシア神話の怪物。ミノスの妃パシファエが牡牛と交わり生んだ牛頭人身の怪物で、アテネの王子テセウスにより退治される。
フィロパポス‐の‐おか〔‐をか〕【フィロパポスの丘】
- デジタル大辞泉
- 《Filopappou/Φιλοπάππου》ギリシャの首都アテネにある丘の一つ。標高147メートル。アクロポリスの南西に位置し、2世紀頃にアテネの貢献した古代ロ…
セストス Sēstos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア,ケルソネソス・トラキニアの一都市。今日のトルコのエジェアバト。ヘレスポントス(ダーダネルス海峡)に面した良港をもち,海峡横断…
ヒッピアス(古代ギリシアの僭主) ひっぴあす Hippias
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。古代ギリシアのアテネの僭主(せんしゅ)(在位前527~前510)。ペイシストラトスの長男。紀元前527年に父の後を継いで僭主となり、初めは…
アテネの学堂
- デジタル大辞泉プラス
- イタリア、ルネサンスの画家ラファエロ・サンティの絵画(1509-1510)。原題《Scuola di Atene》。ローマ教皇ユリウス2世の命により制作された、バチ…
クレルキア klērouchia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前6世紀以降,特に「帝国」期のアテネに特有の植民の形態。一般の植民市 (→アポイキア ) と異なり移住者は母市の市民権をもち,持分地を得るかわりに…
アクロポリス(〈ギリシャ〉akropolis)
- デジタル大辞泉
- 《高い町の意》古代ギリシャの都市国家の中心部となる丘。守護神の神殿が設けられ、緊急の際には避難所や要塞ともなった。特にアテネのものが有名。
『ソクラテスの弁明』(ソクラテスのべんめい) Apologia Sokratous
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- プラトンの著作。「青年を腐敗させ国家の信ずる神々を信ぜずして新しき神を信ずる」という告発をうけたソクラテスがアテネの人々の前で無罪を主張す…
財産級政治〔ギリシア〕(ざいさんきゅうせいじ) timokratia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アテネのソロンが初めて制度化したといわれる政治形態で,市民を財産評価によって四つの等級に分け,各級市民に固有の権利義務を割り当てて国政を運…
パルテノンしんでん【パルテノン神殿】
- 世界の観光地名がわかる事典
- ギリシアの首都アテネの、アクロポリスの丘の上に建つ古代ギリシアの神殿。アテネの守神アテナイ神を祀っている。現存する神殿は、ペルシャ戦争(紀…
トルコ行進曲
- デジタル大辞泉プラス
- ドイツの作曲家L・v・ベートーヴェンの管弦楽曲。原題《Marcia alla turca》。劇付随音楽『アテネの廃墟』の第5曲。ピアノ編曲版もある。
fi・lí・pi・ca, [fi.lí.pi.ka]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [女] 〘格式〙 (アテネの雄弁家 Demóstenes がマケドニア王 Filipo2世を弾劾したことから)痛烈な弾劾演説,個人攻撃.
Dèdalo
- 伊和中辞典 2版
- [名](男) 1 ⸨固名⸩〘ギ神〙ダイダロス(ミノス王のためクレタの迷宮を造ったアテネの名工). 2 ⸨d-⸩迷宮, 迷路. 3 ⸨d-⸩錯綜, 紛糾.
ピロメラ
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- Philomela(ギ神);アテネの王パンディオンの娘;姉の夫テレウス王に犯され,舌を切られたあげくナイチンゲール(またはつばめ) に変身させられる
ディピュロン出土のアンフォラ ディピュロンしゅつどのアンフォラ Dipylon Amphora
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代アテネの市門ディピュロンのそばの墓から発見された古代ギリシア盛期幾何学様式を代表する大きな墓甕。全面は水平の帯で何層にも分けられ,連続…
ホプリタイ hoplitai
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアのポリスの重装歩兵。馬をもたないが武具を自弁するに足る富をもつ市民たちは,ホプリタイとして戦闘に参加した。青銅の兜,胸甲,すね…
コノン Konōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前444頃[没]前392. キプロス古代ギリシア,アテネの海軍司令官。前 405年アイゴスポタモイの戦いに敗れてキプロスに逃れ,前 394年アケメネス朝…
エウリュビアデス Eurybiadēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア,スパルタの将軍。ペロポネソス同盟軍の艦隊司令長官をつとめ,前 480年のサラミスの海戦でアテネのテミストクレスとともにギリシア艦…
ニキアスの平和 ニキアスのへいわ Peace of Nikias
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ペロポネソス戦争中アテネとスパルタとの間に一時成立した平和。ペロポネソス戦争の開戦以来数年たち,アテネ軍がメッセニアのピュロスを占領したと…
So・lon /sóulən | -lɔn/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 ソロン(◇638?-558? B.C.;アテネの政治家でギリシャ七賢人の一人).2 〔しばしばs-〕賢人;賢明な立法者;((米略式))立法府の議員.
ピレエフス Piraiévs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア語読みではペイライエウス Peiraieus,ラテン語ではピレウス Piraeus,現代ギリシア語口語 (ディモティキ) ではピレアス Piraiás。ギリ…
カリアスの和約 かりあすのわやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前450年、ペルシア戦争終結を目的としてペルシアとアテネとの間に締結された和平条約。ディオドロスの伝えによると、キプロス島でペルシア軍がギ…
ディプテロス dipteros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 建築用語。ギリシア神殿の一形式。二重列柱廊,すなわち神殿周囲に2列に円柱をめぐらしたもの。例として 132年のアテネのゼウス神殿オリュンピエイオ…
逍遥学派(しょうようがくは) Peripatetic school
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アリストテレスの学派の呼び名。彼がアテネのリュケイオン体育場の逍遥廊(peripatos)で講義したために起こった名で,歩きながら哲学を講ずる風習とは…
テセウス Theseus
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ギリシア神話に登場するアテネの伝説的英雄。ミノタウロス退治その他数々の英雄的行為が彼について語られている。伝承はまたアッティカの統一を彼の…
アイスキネス(政治家、雄弁家) あいすきねす Aischinēs (前390ころ―前330以後)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシア、アテネの政治家、雄弁家。貧家に生まれ、悲劇役者や官吏として生活していたが、やがて政界に進出し、紀元前348年以後、アテネの親マケ…
オリンピア‐ゼウス‐しんでん【オリンピアゼウス神殿】
- デジタル大辞泉
- 《Naos tou Olimpiou Dios/Ναός του Ολυμπιου Διός》ギリシャの首都アテネの中心部にある古代ローマ時代の神殿跡。アマリアス大通りの南端に位置す…
みんしゅ‐こっか(‥コクカ)【民主国家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 民主政体をとる国家。主権が国民にある国家。民主主義の国家。民主国。[初出の実例]「日本と他の民主国家とが合理的な関係を再建するのに…
スパルタスロン【Spartathlon】
- 世界の祭り・イベントガイド
- ギリシアで開催される、246kmを走破するマラソン大会。紀元前490年に起こったアテネとペルシャによるマラトンの戦いで、アテネ軍の使者がスパルタに…
リュシストラテ Lysistratē
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア喜劇の代表作。邦訳『女の平和』。アリストファネス作。前 411年アテネで初演。アテネとスパルタとの間の長期化したペロポネソス戦争にうん…
シキオン しきおん Sikyon
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアのドーリス人のポリス(都市国家)。コリントスの西隣にあった。おそらくアルゴスのフェイドンに征服されたと考えられるが、紀元前655年…
オストラキスモス おすとらきすもす ostrakismos ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前5世紀、民主政下のアテナイ(アテネ)に設けられていた、僭主(せんしゅ)となる恐れのある人物を市民の投票に基づいて国外に追放する制度。陶片…
ブーラ(Voula/Βούλα)
- デジタル大辞泉
- ギリシャ、アッティカ半島南西岸、エーゲ海に面する町。首都アテネの南方約20キロメートルに位置する。海岸保養地として知られ、夏には数多くの観光…