ほうかい‐や〔ホフカイ‐〕【法界屋】
- デジタル大辞泉
- 1 巷間こうかん芸能の一。編み笠に白袴しろばかまの書生が、月琴を伴奏に法界節を歌って歩くもの。明治の中ごろ、全国で行われた。2 1の流れを引く…
便利屋【べんりや】
- 百科事典マイペディア
- 客の依頼を受けて用事を代行する業者。依頼される用事の内容はさまざまで,引越し手伝い,清掃,営繕などから,コンサート・チケット取り,電話番,…
羅宇屋【らうや】
- 百科事典マイペディア
- 〈らう〉は煙管(きせる)の火皿と吸口の間をつなぐ竹管で,インドシナ半島のラオス産黒斑竹を用いたのがこの名の起こりという。江戸時代に喫煙が流行…
にしむらや【西村屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
まつしまや【松島屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
やすだや【安田屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
りょうがえや【両替屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
はくらいや【舶来屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
ばたや【バタ屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
どうぐや【道具屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
すいとんや【すいとん屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
せいじや【政治屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
ちょうや【庁屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
つりや【釣屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
てらだや【寺田屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
布施屋 ふせや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 旅行者に食料などを施して休息させる宿舎で、仏典には「福徳舎」とみえる。奈良・平安時代に、調庸(ちょうよう)の運搬や造営に徴発された人民は、都…
風呂屋 ふろや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →公衆浴場
おく‐う(ヲク‥)【屋宇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 家。家屋。居宅。建物。[初出の実例]「非レ難レ営二屋宇一恐レ礙二林丘一」(出典:真愚稿(1422頃か)題松泉画)[その他の文献]〔後漢書‐…
なんでも‐や【何屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 一通りの日用雑貨を売っている店。よろずや。[初出の実例]「郵便切手を売ってゐるなんでも屋の店や」(出典:小鳥の巣(1910)〈鈴木三重…
ひいな‐や(ひひな‥)【雛屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 雛人形を飾りたてる小さな家。ひなや。[初出の実例]「わが宮の御ひいなやにさまざまのものうゑなどして」(出典:御堂関白集(1027頃))②…
ひ‐おく(‥ヲク)【比屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「比」は列の意 ) 軒を並べること。家が立ち並んでいること。やなみ。また、数多くの家。[初出の実例]「九重深処得レ知否、比屋黍元掩…
や‐あて【屋充】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 天皇の行幸に際して行幸先の殿舎などの装飾を分掌させること。[初出の実例]「有二行幸一〈略〉有二屋充事一、各向二奉行屋屋一、令三諸…
や‐がため【屋固】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 建築儀礼の一つ。新築の家の大黒柱などの主な柱を立てる時、御幣をつけて祈る儀式。また、家を新築して、そこに家移りする前に祝う渡座(…
ようじ‐や(ヤウジ‥)【楊枝屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 楊枝を作って売る店。楊枝店。また、木を削って楊枝を作る人。楊枝屋①〈絵本家賀御伽〉[初出の実例]「道頓堀の楊枝(ヤウジ)屋に願ひのま…
りょうがえ‐や(リャウがへ‥)【両替屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手数料を取って金銭の両替を行なう店。また、その人。江戸時代、両替制度の発達とともに、金銭売買、預金および貸付、手形の融通、為替取…
りょうり‐や(レウリ‥)【料理屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 客を座敷に上げるなどして、その注文に応じて料理を出すのを業とする店。料理茶屋。料理店。[初出の実例]「料理屋(リャウリヤ)菓子抔(な…
ろう‐おく(‥ヲク)【陋屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 狭くむさくるしい家。また、自分の家をへりくだっていう語。陋居(ろうきょ)。[初出の実例]「或は貧民の陋屋より」(出典:西国立志編(187…
おっ‐かい(ヲク‥)【屋階】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 屋根裏に設けた部屋。屋根裏部屋。[初出の実例]「地下から屋階まで合せて十階」(出典:新版大東京案内(1929)〈今和次郎〉動く東京)
うら‐や【裏屋・裏家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 町裏や路地に建てられた家。うらだな。⇔表屋。[初出の実例]「うら屋も住(すみ)所」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)二)
にんぎょう‐や(ニンギャウ‥)【人形屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 人形屋〈江戸惣鹿子名所大全〉〘 名詞 〙 人形をつくり、または売る家。また、その人。[初出の実例]「面躰はにんぎゃう屋につかはして、わかしゅ人形…
つま‐や【妻屋・嬬屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 夫婦の寝室。ねや。閨房。また、夫婦のために設けた家。[初出の実例]「家に行きていかにか吾(あ)がせむ枕づく都摩夜(ツマヤ)さぶしく思ほ…
テンプラ‐や【天麩羅屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その店の売り物として、主にてんぷらを食べさせる料理屋、惣菜屋。[初出の実例]「ヲヤヲヤ天麩羅屋(テンプラヤ)はマア何様(どう)したんだ…
どうぐ‐や(ダウグ‥)【道具屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 古道具類や書画骨董を商う店。また、その人。骨董屋。〔人倫訓蒙図彙(1690)〕道具屋[ 一 ]①〈人倫訓蒙図彙〉[初出の実例]「道具…
あおもの‐や(あをもの‥)【青物屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野菜などを販売する人。また、その商店。八百屋。青物商。青物店。[初出の実例]「雨の降日は、此木屑より箸を削て、〈略〉青物屋(アヲも…
はこび‐や【運屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物を運ぶ人。また、物を運ぶことを業とする人。特に、非合法のもの、秘密のものなどを、他の人に気付かれないように運搬する人。[初出の…
ばった‐や【ばった屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 屑拾(くずひろい)が集めてきた物を買い取る問屋。[初出の実例]「浅草松葉町のバッタ屋(紙屑拾ひのものを買入るる問屋を云ふ)五軒の主…
ばんじょう‐や(バンジャウ‥)【番匠屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大工(だいく)。ばんじょや。[初出の実例]「番匠やの娘子の召したりや帷子(かたびら)」(出典:狂言歌謡・番匠屋(鷺小舞)(室町末‐近世初…
ぱちんこ‐や【ぱちんこ屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ぱちんこ②の機械をたくさん備えて客を遊ばせる店。[初出の実例]「ビンゴの次がパチンコ屋だった」(出典:贋きりすと(1951)〈丸岡明〉)
たねもの‐や【種物屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 種物②を商う家。また、その人。たねや。[初出の実例]「瓔珞のやうに下げとく種物屋」(出典:雑俳・柳多留‐一三九(1835))
だ‐や【駄屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中世の大和で、塩の運送・仲介業者。[初出の実例]「分塩駄売買立野以下馬共入二奈良一、一疋別公事馬口銭進上、自二駄屋一取二進之一」(…
たより‐や【便屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、賃金をもらって手紙、荷物などの配達を業としたもの。町飛脚(まちびきゃく)。便達。便利屋。たてよりや。[初出の実例]「此間た…
だんご‐や【団子屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 団子を作ったり売ったりする家。また、その人。[初出の実例]「土手のたんごやはすけんの心まち」(出典:雑俳・柳多留‐一三(1778))
まき‐や【薪屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 薪を売る店。また、その人。[初出の実例]「八丁堀の薪屋(マキヤ)の手代」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)四)
むらさき‐や【紫屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸の紫染屋。江戸の染物屋。[初出の実例]「うっちゃって看板にするむらさき屋」(出典:雑俳・柳多留‐初(1765))
もくば‐や【木馬屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神社に奉納した木製の馬を納めておく小屋。[初出の実例]「木馬屋 一箇所」(出典:日前国懸両大神宮書立‐上(古事類苑・神祇三九))
もぐり‐や【潜屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 取引所の会員でないのにひそかにその業務を行なう者。[初出の実例]「十円か二十円の薄資本で出来るもぐり屋(ヤ)をはじめても」(出典:金…
みた‐や【御田屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神領の田の番人のいる小屋。[初出の実例]「神奈備の 清き三田屋(みたや)の 垣つ田の」(出典:万葉集(8C後)一三・三二二三)
しるこ‐や【汁粉屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 汁粉を売る店。[初出の実例]「汁粉店(シルコヤ)へ行ったらなア」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉二)
じゅず‐や【数珠屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 数珠の製造や販売を業とする家。また、その人。じゅずひき。じゅずみせ。〔日葡辞書(1603‐04)〕数珠屋〈本朝桜陰比事〉[初出の実例]「…
しゃみせん‐や【三味線屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三味線の製造、販売、修理をする店。また、その人。さみせんや。[初出の実例]「ひいて見て又首ひねる三味線屋」(出典:雑俳・柳多留‐二…