はな【鼻】 で 笑((わら))う
- 精選版 日本国語大辞典
- 鼻先でふんと笑う。軽蔑した笑い方にいう。[初出の実例]「腐論(くされろん)をおっしゃるヨ。フーンと鼻で笑はれたが」(出典:藪の鶯(1888)〈三宅花…
はん‐ち【判知】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 判断して知ること。判別。[初出の実例]「其差の出る所何の辺にあるかを判知するに苦しむ者也」(出典:日本人‐九号(1888)高島炭礦〈今外…
ゆうばり‐たんでん〔ゆふばり‐〕【夕張炭田】
- デジタル大辞泉
- 北海道、石狩炭田の南半部を占める炭田。夕張岳などの西麓にある。明治21年(1888)発見以来、良質の瀝青炭れきせいたんを産出した。平成2年(1990)…
きょう‐よう【共用】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 二人以上の者が共同して使用すること。[初出の実例]「公共の営造物並市有財産を共用するの権利」(出典:市制及町村制(明治二一年)(188…
あん‐せん【暗線】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 光の吸収スペクトルにみられる暗い線。光が媒質中を通過する時、途中に存在する物質に特定の波長の光が吸収されて生ずる。〔物理学術語和…
ぞうこく‐すう(ザウコク‥)【造石数】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 酒、醤油(しょうゆ)などの醸造された石高。造石。造石高。[初出の実例]「官庁に申出造石数の査定を受け」(出典:醤油税則(明治二一年)…
かん‐ぞく(クヮン‥)【官賊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官軍と賊軍。朝廷方の軍隊と朝廷に敵対する軍隊。[初出の実例]「官賊負傷者を看護治療する為めに」(出典:時事新報‐明治二一年(1888)七…
み‐そぼらし・い
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 「みすぼらしい」の変化した語。[初出の実例]「日本人はせいがひくくってみそぼらしい上に」(出典:藪の鶯(1888)〈三宅花…
ふく‐しょう(‥シャウ)【副章】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 勲章の正章に副(そ)えて賜わる勲章。[初出の実例]「菊花章は頸飾を以て喉下に佩び其副章を左肋に佩ぶ」(出典:勲章佩用式(明治二一年)…
ぶんこう‐き(ブンクヮウ‥)【分光器】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 光などの電磁波や粒子線をスペクトル分解して観測するための装置。プリズムや回折格子、干渉計などを利用する。〔物理学術語和英仏独対訳…
ねん‐いちねん【年一年】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 多く副詞的に用いて ) 一年一年。年ごと。年が一年たつごと。[初出の実例]「年一年に少し宛つ権理を貰らひ受け」(出典:国会論(1888)…
しゅく‐えん【祝筵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 祝宴の席。賀席。また、祝宴。[初出の実例]「御同前に祝莚(シュクエン)にあづからうとたのしみにしてゐるのだが」(出典:藪の鶯(1888)…
こうとう‐ちゅうがく(カウトウ‥)【高等中学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「こうとうちゅうがっこう(高等中学校)」の略。[初出の実例]「叙任及辞令〈略〉任鹿児島高等中学造士館教諭」(出典:官報‐明治二一年(…
ばしゃ‐まわし(‥まはし)【馬車回】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 邸内に乗り入れた馬車をつける所。玄関前の車寄(くるまよせ)。[初出の実例]「玄関の馬車まはしの小砂利の上へ」(出典:藪の鶯(1888)〈…
はん‐し【判士】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 審判をする人。特に、柔道、剣道などの審判。② =はんじゃ(判者)[初出の実例]「判士よたりに乞て、我も其一にしたがふ」(出典:俳諧・…
ジュアンドー Jouhandeau, Marcel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1888.7.26. ゲレ[没]1979.4.7. パリ郊外フランスの小説家。ゴドー Godeauという人物を主人公とする一連の神秘的な小説によって,一部の批評家に…
2つのアラベスク
- デジタル大辞泉プラス
- フランスの作曲家クロード・ドビュッシーのピアノ曲(1888)。原題《Deux Arabesques》。全2曲。ドビュッシーの初期の代表作。
き【気】 に 染((そ))む
- 精選版 日本国語大辞典
- 気にいる。心にかなう。[初出の実例]「こっちには気にそまないだが。それ夕べも咄した通りの訳で」(出典:藪の鶯(1888)〈三宅花圃〉九)
りくちそくりょう‐ぶ〔リクチソクリヤウ‐〕【陸地測量部】
- デジタル大辞泉
- 旧日本陸軍参謀本部に属し、陸地の測量、軍事用地図その他の地図の製作・修正などを行った機関。明治21年(1888)に創立。現在の国土交通省国土地理…
シェヘラザード〔曲名〕
- デジタル大辞泉プラス
- ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフの交響組曲(1888)。原題《Sheherazade》。名称は『アラビアンナイト』に登場する語り手の女性に由来する。
はんたい‐ぼうえきふう【反対貿易風】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 貿易風の上層を赤道付近から貿易風と反対の方向に吹く風。風向は北半球では南西、南半球では北西である。〔物理学術語和英仏独対訳字書(…
めいろん‐たくせつ【名論卓説】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれた論説。立派な議論や考え。[初出の実例]「何程の名論卓説を持出して堂々と弁じ様とも」(出典:もしや草紙(1888)〈福地桜痴〉三…
ほおのき‐ば(ほほのき‥)【朴木歯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ほおば(朴歯)[初出の実例]「ほほの木歯(キバ)の足駄をガラガラ、と学校の帰にやあらん」(出典:藪の鶯(1888)〈三宅花圃〉四)
けい‐しょく【頸飾】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 首を飾るもの。首の装飾品。首かざり。② 「大勲位菊花章頸飾」の略。〔勲章等級製式及大勲位菊花章頸飾製式(明治二一年)(1888)〕
よう‐とう(ヤウ‥)【洋灯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ランプをいう。[初出の実例]「今度専売特許を得たる箱台付洋燈へ一種の改良を加へ」(出典:毎日新聞‐明治二一年(1888)九月九日)
松浦武四郎 まつうらたけしろう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]文政1(1818).2.6. 伊勢[没]1888.2.10. 東京江戸時代末期の探検家。幕末から明治にかけて蝦夷地 (北海道,サハリン,千島) を探検,蝦夷地開拓を…
Carolingian minuscule【Carolingianminuscule】
- 改訂新版 世界大百科事典
ミラージュ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] mirage ) 蜃気楼(しんきろう)。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕[初出の実例]「麗しき一望のミレエジは清絶の光を放ちて…
すいさん‐こうしゅうじょ〔‐カウシフジヨ〕【水産講習所】
- デジタル大辞泉
- 水産に関する教育・研究機関。明治21年(1888)設立の水産伝習所を改組・改称して明治30年(1897)に発足。昭和24年(1949)東京水産大学となる。
しょう‐ひょう(‥ヘウ)【証票】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 証明のふだ。証拠となる書きつけ。[初出の実例]「主任官たるの証票を携帯すべし」(出典:沖縄県酒類出港税則(明治二一年)(1888)五条)
としこし‐まいり(‥まゐり)【年越参】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大晦日の夜または節分の夜、翌年の歳徳(としとく)の方角にあたる社寺に参詣すること。年越詣。《 季語・冬 》 〔家相秘伝集(1888)〕
いん‐でんき【陰電気】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 エボナイトなどの樹脂を毛皮でこするとき、エボナイトに起こるのと同じ性質の電気。負電気。⇔陽電気。〔物理学術語和英仏独対訳字書(188…
バン‐ダイン(S. S. Van Dine)
- デジタル大辞泉
- [1888~1939]米国の推理作家。本名ウィラード=H=ライト(Willard Huntington Wright)。探偵ファイロ=バンスが活躍する一連の本格推理小説で、1…
項 うなじ
- 日中辞典 第3版
- 项xiàng,脖颈儿bógěngr;脖颈子bógěngzi.~項を垂れて祈っている|低着֓…
スペイン行進曲
- デジタル大辞泉プラス
- オーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世の管弦楽による行進曲(1888)。原題《Spanischer Marsch》。オーストリアとスペインの友好の証として…
林檎 りんご
- 日中辞典 第3版
- 〈植物〉苹果píngguǒ.~林檎をむく|削苹果皮.~林檎のような真っ赤なほお|红苹果似的脸蛋.りんご酸〈化学〉苹果酸p&…
ちょう‐おんてい(チャウ‥)【長音程】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] major interval の訳語 ) 短音程より半音幅が広く、増音程より半音幅の狭い音程。長二度、長三度、長六度、長七度の四種があり…
小町 こまち
- 日中辞典 第3版
- (当地著名的)美女(dāngdì zhùmíng de)měinǚ,漂亮姑娘piàoliang gūniang.小町糸〈裁縫…
緋色の研究
- デジタル大辞泉プラス
- ①英国の作家コナン・ドイルの推理小説(1888)。原題《A Study in Scarlet》。名探偵シャーロック・ホームズの記念すべきデビュー作。②1933年製作の…
ちよにしき【千代錦】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 福岡の日本酒。酒名は、大正12年(1923)新嘗祭の折に献穀を受けたことにちなみ命名。蔵元の「野田酒造」は明治21年(1888)創業。所在地はみやま市瀬高…
とうきょう‐じょがっかんだいがく〔トウキヤウヂヨガククワンダイガク〕【東京女学館大学】
- デジタル大辞泉
- 東京都町田市にあった私立大学。明治21年(1888)設立の東京女学館を源流として、平成14年(2002)に開学した。国際教養学部の単科大学。平成29年(2…
みつ‐りょう(‥レフ)【密漁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 禁制を破ってこっそりと漁をすること。[初出の実例]「同島沿海へ密漁に来りたる外国捕猟船の数」(出典:東京日日新聞‐明治二一年(1888)…
くち【口】 に 藉((し))く
- 精選版 日本国語大辞典
- =くち(口)を藉(か)る[初出の実例]「既に立憲制度を採用することを口に藉きながら猶ほ旧来の専制権を眷恋してこれを重嗇し」(出典:国会論(1888)…
まし‐かぶ【増株】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 増資のために、株式会社が募集した株式。[初出の実例]「株主総会に於て、更に三十万円増株の事を議決し」(出典:東京日日新聞‐明治二一年…
ちょう‐ほう(テフ‥)【諜報】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相手の様子をさぐって知らせること。また、その知らせ。「諜報機関」[初出の実例]「一 諜報の調査」(出典:海軍参謀本部条例(明治二一年…
つううん‐がいしゃ(‥グヮイシャ)【通運会社】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 通運を業とする会社。[初出の実例]「送付せんとする金円を通運会社に送りて其の届先を指示せば」(出典:朝野新聞‐明治二一年(1888)六月…
せいふく【清福】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 福島の日本酒。酒名は、児童文学者・巌谷小波から贈られた句「清らかに梅も笑うや福の門」に由来。蔵元の「鷺酒造店」は明治21年(1888)創業。所在地…
さいし‐かじん【才子佳人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 才知のすぐれた男とおくゆかしい美女。[初出の実例]「才子佳人(サイシカジン)が主人公で政治の薬味が一寸加はり」(出典:柿山伏(1888)…
ぶつり‐こうがく(‥クヮウガク)【物理光学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物理学の一部門。光の波動性に基づく干渉・回折・偏光などの諸現象を研究する学問。幾何光学に対していう。〔物理学術語和英仏独対訳字書…
みる【見】 に 見((み))かねる
- 精選版 日本国語大辞典
- 見ていて堪えられない。安んじて見ていられない。[初出の実例]「モウ見るに見かねた、自分は木蔭を躍り出て、かけよらうとすると」(出典:あひゞき(…