しゃ‐こう(‥カウ)【車行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 車にのっていくこと。[初出の実例]「たとへば水流は車行なるか、水不流は車行なるか」(出典:正法眼蔵(1231‐53)坐禅箴)「坐食車行、曾…
うれ‐ゆき【売行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 売れてゆくこと。また、そのようす。売れぐあい。[初出の実例]「近ごろ君、経済書の売行が好いさうだが」(出典:社会百面相(1902)〈内…
しゅう‐こう(シウカウ)【周行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( ━する ) あちこちめぐって行くこと。[初出の実例]「彼衙門之鼓朝暮。跡雖レ滑二龍尾之周行一」(出典:本朝文粋(1060頃)一〇・閑庭花…
じ‐ぎょう(‥ギャウ)【次行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 次の行。[初出の実例]「三月から次の行の四月へうつり、又次行の五月へうつりて」(出典:史記抄(1477)一八)
か‐こう(‥カウ)【歌行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国の詩の一体。楽府題(がふだい)によく用いられた歌、行、吟、曲、引などを題名に使った作品で、六朝以前の古い楽府にはないものをさす…
かた‐いき【片行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一方にばかりかたよること。かたゆき。[初出の実例]「以二其気一而言レ之、二気五行の数ある中には偏いきがある筈也」(出典:大学垂加先…
こう‐こう(‥カウ)【公行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( ━する ) 広く行なわれること。特に、望ましくない物事が公然とはばかるところなく行なわれること。[初出の実例]「華靡俗をなし貨賂公…
こう‐しょう(カウシャウ)【行障】
- 精選版 日本国語大辞典
- 行障〈皇大神宮遷宮祭典図〉〘 名詞 〙 歩行時に用いる障蔽具。天皇や、遷宮の際の神祇の臨幸路に、露顕をはばかって前後左右から囲んだもの。横木に…
こころ‐ゆき【心行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 気持が十分に晴れ晴れすること。満足すること。快心。会心。[初出の実例]「いかにせんと、さすがに思嘆きつる心の中、思ふ事なく心ゆき…
くっ‐こう〔‐カウ〕【屈行】
- デジタル大辞泉
- 敬礼の一。腰をかがめて歩くこと。
じゅん‐こう〔‐カウ〕【遵行】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)命令・きまりなどに従って行うこと。「藩の士人の能くこれを―するものは少い」〈鴎外・渋江抽斎〉
げ‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【下行】
- デジタル大辞泉
- 米などを下賜すること。また、その物。「人夫五六百人に兵粮を持たせて諸軍勢に―し」〈太平記・一七〉
きょう‐ぎょう〔キヤウギヤウ〕【経行】
- デジタル大辞泉
- 1 仏語。心身を整えるために、一定の場所をゆっくり歩くこと。[補説]禅宗では「きんひん」と読む。2 堂内の仏前を静かに読経しながら歩くこと。
こう‐しん〔カウ‐〕【行神】
- デジタル大辞泉
- 中国で、道を守る神。
はり‐ゆき【×梁行】
- デジタル大辞泉
- 1 建物の梁の長さ。梁間はりま。2 日本建築で、梁と同じ方向。→桁行けたゆき
ま‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【ま行/マ行】
- デジタル大辞泉
- 五十音図の第7行。ま・み・む・め・も。
さ‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【さ行/サ行】
- デジタル大辞泉
- 五十音図の第3行。さ・し・す・せ・そ。
はい‐こう〔‐カウ〕【排行/輩行】
- デジタル大辞泉
- 兄弟など、同じ世代の中での年齢を表す順序。また、その呼び方。中国では、古くは伯・仲・叔・季などの文字を、後年は数字を用いた。日本では太郎・…
ゆき‐あた・る【行(き)当(た)る】
- デジタル大辞泉
- [動ラ五(四)]1 進んでいって、ものにぶつかる。いきあたる。「まっすぐ行くと郵便局に―・る」2 むずかしい事態に直面する。また、対処する方法…
ゆき‐あわ・す〔‐あはす〕【行(き)合(わ)す】
- デジタル大辞泉
- [動サ五(四)]「行き合わせる」に同じ。「食堂で上司と―・す」[動サ下二]「ゆきあわせる」の文語形。
ゆき‐かえり〔‐かへり〕【行(き)帰り/▽往き▽還り】
- デジタル大辞泉
- ある場所へ行って、帰ること。また、行きと帰り。往復。いきかえり。「学校への―」「―で違う道を通る」[類語]往復・行き来・往来・来往・往還・行き…
ゆき‐かよい〔‐かよひ〕【行(き)通い】
- デジタル大辞泉
- 行きかようこと。往来。ゆきき。「恁こう娘と―をすると、愛情が其方そっちへばかり傾くから」〈紅葉・二人女房〉
ゆき‐た・つ【行(き)立つ】
- デジタル大辞泉
- [動タ五(四)]物事が成り立つ。また、生活の手段が立つ。「どうにか暮らしが―・つようになる」
ゆき‐まよ・う〔‐まよふ〕【行(き)迷う】
- デジタル大辞泉
- [動ワ五(ハ四)]行く道に迷う。「日暮れの山中で―・う」
ろっ‐こう〔ロクカウ〕【鹿行】
- デジタル大辞泉
- 茨城県南東部、旧鹿島郡・旧行方なめがた郡に相当する地域。鹿嶋・潮来いたこ・神栖かみす・行方・鉾田ほこたの5市で形成される。
せん‐こう〔‐カウ〕【践行】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)実際に行うこと。実行。実践躬行きゅうこう。
ぞう‐ぎょう〔ザフギヤウ〕【雑行】
- デジタル大辞泉
- 1 浄土門で、阿弥陀仏以外の諸仏を礼拝するなどの、正行しょうぎょう以外の行い。2 念仏以外の仏道修行。雑修ぞうしゅ。
や‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【や行/ヤ行】
- デジタル大辞泉
- 五十音図の第8行。や・い・ゆ・え・よ。
てん‐こう〔‐カウ〕【天行】
- デジタル大辞泉
- 1 天の運行。2 時節によって流行する病気。はやりやまい。
と‐こう〔‐カウ〕【徒行】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)乗り物に乗らず歩いて行くこと。「群臣皆―す」〈金井之恭・東巡録〉
裸行 (らぎょう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 伝説上の僧。裸形ともかく。孝昭天皇(あるいは仁徳天皇)のとき,紀伊那智山(和歌山県)に熊野権現を勧請(かんじょう)して熊野那智大社をひらいたとされ…
行賀
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:延暦22.2.8(803.3.4) 生年:天平1(729) 奈良・平安初期の僧。大和国広瀬郡(奈良県北葛城郡周辺)の出身。一説に3月8日没。俗姓は上毛野公氏。15…
行勝
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:建保5.5.7(1217.6.12) 生年:大治5(1130) 平安末期の真言宗の僧で,穀味を断ち山野を跋渉した木食上人として有名。仁和寺で密教灌頂を授かり,全…
行真
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 平安中期の天台宗の僧。藤原道長の第2子で俗名を顕長といい,馬頭を務めたが,道長のすすめる結婚による妻帯在俗を嫌い出家し,比叡山…
さん‐こう〔‐カウ〕【三行】
- デジタル大辞泉
- 三つのよい行い。子が親になすべき、孝養・葬礼・祭事。また、人が重んずべき三つの行い、すなわち、父母に孝行を尽くすこと、賢良な人を友とするこ…
し‐こう〔‐カウ〕【恣行】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)ほしいままに行うこと。かって気ままに振る舞うこと。
ほっ‐こう(ホクカウ)【北行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 北の方角をさして行くこと。北方に進むこと。[初出の実例]「是より北行すれば水勢急瀬をなし、海勢やや狭く」(出典:米欧回覧実記(1877…
や‐ぎょう(‥ギャウ)【や行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 五十音図の第八行。すなわち、「や・い・ゆ・え・よ」の行。「い」「え」は、あ行の「い」「え」と表記上・発音上とも異ならないので、現…
きゃっ‐こう(キャクカウ)【却行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 後ろへしりぞくこと。あとずさり。後退。〔戦国策‐燕策・王喜〕
ぎょう‐い(ギャウ‥)【行衣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ぎょうえ(行衣)[初出の実例]「着物も白、袴も白の行衣(ギャウイ)に着更へただけ」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部)
ぎょう‐がまえ(ギャウがまへ)【行構】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漢字の構えの一つ。「術」「街」「衍」などの「行」の部分をいう。この構えをもつ字は、字典で「行部」に属する。
ぎょう‐こつ(ギャウ‥)【行乞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 乞(こつ)を行ずるの意 ) 仏語。十二頭陀(ずだ)の一つ。僧侶が乞食(こつじき)を行なうこと。托鉢(たくはつ)。[初出の実例]「阿難はただ…
ぎょう‐せい(ギャウ‥)【行星】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 太陽のまわりを公転する星。水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の総称。遊星。惑星。迷星。〔改正増補和英語林…
ぎょうそん(ギャウソン)【行尊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 平安後期の天台宗の僧。源基平の子。京都に生まれる。園城寺で出家し、諸国を行脚(あんぎゃ)。天台座主、大僧正となる。和歌、絵をよくした。歌は「…
かん‐こう(クヮンカウ)【環行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある物の周囲をめぐること。[初出の実例]「天動せずして、地大独り環行するの説有」(出典:乾坤弁説(1656)亨)
きょっ‐こう(キョクカウ)【曲行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 曲がり曲がって行くこと。② まちがった行為。不正な行為。〔晏子‐問下第二一〕
こう‐ろう(カウラウ)【行狼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陰陽道で、了戻(りょうれい)、孤辰(こしん)と並んで悪日とされる日。三月の甲申、四月の乙未、九月の庚寅、一〇月の辛丑がこれにあたる。
しょう‐ぎょう(シャウギャウ)【聖行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しょう」「ぎょう」はそれぞれ「聖」「行」の呉音 ) 仏語。涅槃(ねはん)経に説く五行の一つ。菩薩の修する戒・定・慧(え)の行。
いゆき‐あい(‥あひ)【行会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「い」は接頭語 ) 人が行き会うこと。人の往来がかなり盛んであること。また、そのような場所。[初出の実例]「射行相(いゆきあひ)の坂…
いけ【行】 ぬ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 動詞「いける(行)」の未然形に打消の助動詞「ぬ」の付いたもの ) =いけ(行)ない[初出の実例]「宿屋亭主まかり出で、いけぬこせきの巻舌にて、…