遺留分 (いりゅうぶん) Pflichtteil[ドイツ] réserve légale[フランス]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 遺留分権利者の範囲 遺留分の割合 遺留分の算定 遺留分の減殺 遺留分の放棄相続人が法律上取得することを保障されている相続財…
遺留分
- 知恵蔵
- 相続財産の中で、一定の相続人に残されるべき財産の割合。対象となる被相続人の財産には、生前贈与も含む場合がある。人は生前と同様に、遺言によっ…
あに‐ぶん【兄分】
- デジタル大辞泉
- 1 仮に兄と定めた人。兄貴分。⇔弟分。2 男色関係で、年上の者。念者ねんじゃ。「―への義理を立ててはこの山出づる事なし」〈浮・御前義経記・一〉
あね‐ぶん【姉分】
- デジタル大辞泉
- 仮に姉と定めて敬う人。
じゅう‐ぶん〔ジフ‐|ジユウ‐〕【十分/充分】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)(十分)10に等分すること。「―の一」「利益を―して配る」[形動]満ち足りて不足のないさま。充実して完全であるさま。「―な休養」「―…
じよう‐ぶん〔ジヤウ‐〕【滋養分】
- デジタル大辞泉
- 飲食物に含まれている、身体の栄養となる成分。栄養分。
ぶん‐あつ【分圧】
- デジタル大辞泉
- 混合気体の成分気体が、単独で全体積を占めると仮定したときの圧力。
ぶんこく‐ほう〔‐ハフ〕【分国法】
- デジタル大辞泉
- 戦国大名が領国支配のために制定した法令。民制関係の規定など具体的なものが多い。今川氏の今川仮名目録、武田氏の甲州法度など。戦国家法。国法。
ふん‐じ【分時】
- デジタル大辞泉
- 1分の時間。ほんのわずかな時間。
そうぞくぶん【相続分】
- 改訂新版 世界大百科事典
かた‐わかち【方分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かたわき(方分)[初出の実例]「又の年正月に、忍びて新院と御方わかちの事し給ふ」(出典:増鏡(1368‐76頃)八)
かぶ‐わけ【株分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 植物の根茎を、親株から分けて移植すること。[初出の実例]「小野甚にいた時は、株分けしたぐらいで、接木は柑橘類であった」(出典:桜守…
おとこ‐ぶん(をとこ‥)【男分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仮に夫と定めること。また、その名目上の夫。[初出の実例]「小家ぎんみをおそれ、ひとりは男分に世間をたて、其身はいたづらを立」(出典…
くち‐わけ【口分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「口」は種類、種別の意 )① 物や事柄を種類によって区別すること。分類。類別。区分。〔改正増補和英語林集成(1886)〕② 分配すること…
きょう‐ぶん【共分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 互いに分けあうこと。〔仏和法律字彙(1886)〕
ぶんこく【分国】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぶんそ【分租】
- 改訂新版 世界大百科事典
分国 ぶんこく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 平安中期以後、本来は行政区域であった国を、一国または数国にわたって院(上皇・女院など)、宮(中宮・東宮など)に賜り、国を賜った国主(院・宮…
分籍 ぶんせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 従前の戸籍から分かれて独立の新しい戸籍をつくること。戸籍の筆頭者およびその配偶者以外の成年者であれば自由に分籍することができる(戸籍法21条1…
相続分 そうぞくぶん Erbteil
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 相続人が受けるべき相続財産の割合。被相続人の遺言により被相続人みずからまたはその委託した第三者の指定によって定めること(指定相続分)もある…
分国法 ぶんこくほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 戦国大名がその分国を支配統制するために公布した法令。家法,戦国家法ともいう。法典と単行法令とがある。法典には『御成敗式目 (貞永式目) 』を模…
分縮 ぶんしゅく fractional condensation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 分別凝縮のこと。分留操作の1種。蒸留で生じた混合蒸気を,すべて凝縮して再蒸留する代りに,その蒸気の一部を凝縮させて純度の高い低沸点成分を得る…
じょぶん【序分】
- 改訂新版 世界大百科事典
ごぶ 五分
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 1 (5%)il 5% [per cento] ¶五分の利息|interesse del 5 per cento 2 (半分)la metà(女),il 50 per cento(男) ◎五分刈り 五分刈り ごぶがり ¶頭を…
うち‐わけ【打分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 囲碁で、互いに同じ勝敗になって、ついに勝負がつかないこと。うちわかれ。② 鼓などの打ち方の区別。[初出の実例]「今の世のはやし〈略…
アルコール‐ぶん【アルコール分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① アルコールを含む割合。[初出の実例]「又た防腐剤のサルチール酸を混ぜず、亜爾箇保爾(アルコール)分の対称も其宜しきを得て」(出典:時…
あね‐ぶん【姉分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 かりに姉と定めた人。姉として敬う人。[初出の実例]「よしや姉分(アネブン)にして此所に置けば、旦那衆への言い分けも立事也」(出典:浮…
いち‐ぶ【一分・一歩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 重さの単位 ) ⇒ぶ(分)[ 三 ]②② ( 長さの単位 ) ⇒ぶ(分)[ 三 ]①③ 一を一〇で割ったものの一つ。一割。十分の一。[初出の実例]「桝(…
いっ‐ぷん【一分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 重さの単位 ) ⇒ふん(分)①② 「いちぶ(一分・一歩)」の異称。[初出の実例]「是むす子一(いッ)ぷん捨てる気は無いか」(出典:雑俳・…
いもうと‐ぶん【妹分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 やくざや芸者などの世界で、妹同様に親しい者。いもとぶん。妹株。[初出の実例]「妹分(ぶン)にしてやるから、困った時はいつでも来い」(…
えいよう‐ぶん(エイヤウ‥)【栄養分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 栄養となる成分。養分。滋養分。[初出の実例]「実は親木の栄養分を勝手に吸って」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)
とき‐わけ【解分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 解き分けること。着物などをほどいて、別々にすること。また特に、単衣(ひとえ)に仕立て直したりするために、袷(あわせ)などをほどくこ…
ねんごろ‐ぶん【懇分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ねんごろな関係を持つ人。特に、男色の関係を結んでいる間柄の人。衆道の兄弟分。[初出の実例]「役者中間に念比分(ネンころぶん)をもとめ…
こ‐ぶん【股分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 船舶の共有者の持ち分。[初出の実例]「船舶の股分に対する強制執行は〈略〉定繋港の区裁判所之を管轄す」(出典:民事訴訟法(明治二三年…
じょ‐ぶん【序分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏語。経典などの全体を三つに分けた場合の、序にあたる部分。その経典の縁起・趣旨などを説いた部分。[初出の実例]「此の経は、此、法…
たて‐ぶん【立分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 義理を立てること。[初出の実例]「殿御様へのおたてぶん、何と皆様結構な、御心中ではおはせずや」(出典:浄瑠璃・根元曾我(1698頃)一)
せん‐ぶん【選分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 よりわけること。
さき‐わけ【咲分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一株の中にさまざまな色の花が咲くこと。同一の株の草木に異なった色の花が咲くこと。また、その草や木。[初出の実例]「ゑちせんこかめ千…
もうし‐ぶん(まうし‥)【申分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 物事を申し出ること。申し立てること。また、その内容。主張。申事。[初出の実例]「平野社長松申分御返事有之、兼興曲事之段非一事之条…
ぶるい‐わけ【部類分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 事物を共通の性質に基づいて種類に分けること。同類のものをまとめ、全体をいくつかに区分すること。分類。[初出の実例]「外交・経済〈略…
ぶん‐いん(‥ヰン)【分韻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漢詩の会で、あらかじめ韻の字を各自に分けておいて詩を作ること。[初出の実例]「分韻は、詩を賦するに臨みて、一百七韻を分つとも、又字…
ぶん‐きょく【分局】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 本局から分かれて作られた局。[初出の実例]「分局を数所に建つ」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉五)
ぶん‐ぎり【分切】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 細かく切ること。長い物を一定の長さに切ること。また、そのもの。〔文明本節用集(室町中)〕② 定められた分。定められた範囲。定めら…
ぶん‐けん【分見・分間】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 土地の高低・遠近・距離などを測量すること。また、それらを記した図。地図。[初出の実例]「高麗国分見(ブンケン)の絵図」(出典:浄瑠璃…
ふん‐じ【分時】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ぶんじ」とも ) 一分の時間。また、わずかな時間。[初出の実例]「西洋の一時を六十に分ちたる其一を分時といひ」(出典:開知新報‐明…
ぶん‐せいし【分生子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 菌類に見られる無性胞子の一つ。菌子が先端で切れてできたものと、菌子内部の細胞質分裂によりできたもの(内生分生子)とがある。分生芽…
ぶん‐てん【分点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 線、道などが分岐する所。分岐点。[初出の実例]「道路二岐に分る。我等が足其分点(ブンテン)に立つ」(出典:悪魔(1903)〈国木田独歩〉…
ぶん‐ど【分土】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 土地を区分すること。土地をわけ与えること。また、その地。持分(もちぶん)の地。[初出の実例]「谿谷河水等によりて、分土洗浄するなり」…
ぶん‐とん【分屯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 兵隊を割り当てること。軍隊をいくつかに分けて駐屯させること。〔五国対照兵語字書(1881)〕 〔漢書‐趙充国伝〕② 軍隊に営舎を割り当…
ぶん‐ぷく【分服】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 回数を分けて薬を服用すること。[初出の実例]「適宜分服(ブンプク)の事」(出典:茶話(1915‐30)〈薄田泣菫〉病気必治法)