「三国志」の検索結果

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【回避】かい(くわい)ひ

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さける。〔三国志、蜀、孟光伝〕光の痛癢を指する、多く是のの如し。~(つね)に直言して、回する無し。代(世)のふと爲る。字通「回」の項目を見る。

【拒戦】きよせん

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ふせぎたたかう。〔三国志、蜀、張飛伝〕(厳)顏を生す。飛、顏を呵して曰く、大軍至れるに、何を以てらずして敢て戰するやと。字通「拒」の項目を…

【彊識】きよう(きやう)し

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記憶がよい。〔三国志、呉、朱桓伝〕ぬるに彊を以てし、人と一面して數十年れず。部曲口なるも、妻子も盡(ことごと)く之れをる。字通「彊」の項目を…

【棋】きじ(ぢ)

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割拠する。〔三国志、魏、梁習伝〕兵家衆を擁し、寇を作爲し、(かはるがはる)相ひ動し、にして棊す。、官に到り、誘喩招す。字通「棋」の項目を見る。

【麾蓋】きがい

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さしず旗ときぬがさ。〔三国志、蜀、関羽伝〕、(顔)良の麾蓋を見し、馬に策(むちう)つて良を衆の中に刺し、其の首を斬りてる。字通「麾」の項目を…

【機警】きけい

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機敏で明察。〔三国志、魏、武帝紀〕太少(わか)くして。數るも、任放にして、行業を治めず。故に世人、未だ之れを奇とせず。字通「機」の項目を見る。

【談論】だんろん

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さかんに論じる。〔三国志、蜀、劉伝〕其の(劉備)宗姓にして、風り。談論を善くするを以て、~に隨從旋し、常に客と爲る。字通「談」の項目を見る。

【樸鈍】ぼくどん

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質朴でのろま。〔三国志、蜀、統伝〕少時樸鈍、未だるらず。潁川の司馬~共に語ること晝より夜に至り、~甚だ之れを異とす。字通「樸」の項目を見る。

【凡才】ぼんさい

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凡庸の才。〔三国志、呉、魯粛伝に引く江表伝〕(周瑜の上表)瑜、才を以て、昔討殊特のを受け、委するに腹心を以てせらる。字通「凡」の項目を見る。

【行】こう(かう)とう

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きゃはん。〔三国志、呉、呂伝〕~兵の爲に絳衣行を作る。(検閲)する日にんで、陳列すること赫然(かくぜん)たり。兵人す。字通「行」の項目を見る。

【老荘】ろうそう(らうさう)

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老子と荘子。道家の説。〔三国志、魏、何晏伝〕少(わか)くして、才秀を以て名を知らる。老の言を好み、論び賦、そ數十を作る。字通「老」の項目を見…

【比肩】ひけん

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肩をならべる。多い。等しい。〔三国志、呉、吾粲伝〕粲、小爲(た)り。~にると雖も、同郡の陸・卜靜等と、比し聲を齊しうす。字通「比」の項目を見…

【賓従】ひんじゆう

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賓客と従者。〔三国志、魏、康伝注に引く魏氏春秋〕(鍾)會は名子、才能を以て貴幸せられ、肥に乘り輕を衣(き)、從雲の如し。字通「賓」の項目を見…

【嫌】きげん

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そしり嫌われる。〔三国志、蜀、孟光伝〕吾(われ)直言を好み、回する無し。(つね)に利を彈射(攻撃)し、世人のすると爲る。字通「」の項目を見る。

【疑議】ぎぎ

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結論をえがたい議論。〔三国志、蜀、許慈伝〕孟光・來等と、を曲掌す。庶事の創に値(あ)ひ、動(やや)もすれば疑議多し。字通「疑」の項目を見る。

【寡徳】か(くわ)とく

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徳が少ない。〔三国志、魏、高貴郷公髦紀〕寡を以て、式(もつ)て寇を遏(とど)むること能はず。乃ち蜀をして邊陲に陸梁せしむ。字通「寡」の項目を見…

【玩習】がんしゆう(ぐわんしふ)

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よく習う。〔三国志、魏、三少帝、高貴郷公髦紀〕今より以後、群臣皆當(まさ)に古義を玩し、經典を脩し、がに(かな)ふべし。字通「玩」の項目を見る。

【玩読】がん(ぐわん)どく

普及版 字通
味読。〔三国志、呉、孫策伝注に引く呉録〕高岱といふり。~其の左傳を善くすと聞き、乃ち自ら玩讀し、與(とも)に論せんと欲す。字通「玩」の項目を…

【危怖】きふ

普及版 字通
危ぶみおそれる。〔三国志、呉、周魴伝〕人の世に居る、ほ白駒の隙をぐるがごとくにして、而も常に怖をく。其れ言ふべけんや。字通「危」の項目を見…

【総攬】そうらん

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すべて掌握する。〔三国志、蜀、諸亮伝〕將軍はに室の冑(ちう)にして、信義四にはる。雄を攬し、賢を思ふことするが如し。字通「総」の項目を見る。

【蔵】ぞう(ざう)ざん

普及版 字通
かくれる。〔三国志、魏、司馬朗伝〕兵日にり、州郡鼎沸(ていふつ)す。郊の、民、業に安んぜず、居を捐(えんき)して、す。字通「蔵」の項目を見る。

【旬年】じゆんねん

普及版 字通
満一年。また、十年。〔三国志、魏、劉伝〕(上)農桑を廣め、事はに從ひ、之れを脩むること旬年ならば、則ち國富み民安からん。字通「旬」の項目を…

ぜん‐ぼうず(‥バウズ)【禅坊主】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 禅宗の坊主。禅僧。禅坊。[初出の実例]「ヤイ女、禅坊主のする事、悟りとやらこちゃ知らぬ」(出典:浄瑠璃・本朝三国志(1719)四)

【鷙勇】しゆう

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猛勇。〔三国志、魏、曹真伝〕太の族子なり。~常(かつ)て獵し、虎のふと爲る。みて虎を射、聲に應じて倒る。太其の鷙を壯とす。字通「鷙」の項目を…

【詼】かいちよう(くわいてう)

普及版 字通
ざれごとをいう。〔三国志、蜀、馬忠伝〕忠、人と爲り濟にして、度量り。但だ詼大笑するのみにて、忿怒色に形(あら)はさず。字通「詼」の項目を見る。

【誡誨】かいかい(くわい)

普及版 字通
いましめ教える。〔三国志、魏、趙王幹伝〕二年、私(ひそ)かに客にず。司の奏すると爲り、幹に璽書を賜ひ、之れを誡誨す。字通「誡」の項目を見る。

【横放】おうほう(わうはう)

普及版 字通
はびこる。〔三国志、呉、妃嬪、孫和何姫伝〕末昏亂し、何氏驕僭(きやうせん)にして、子弟放なり。百姓之れを患(うれ)ふ。字通「横」の項目を見る。

【衣衾】いきん

普及版 字通
衣服と夜着。〔三国志、魏、文帝紀〕棺槨を爲(つく)るは以て骨を朽ちせしむるに足り、衣衾は以てを朽ちせしむるに足るのみ。字通「衣」の項目を見る。

【部下】ぶか

普及版 字通
配下。〔三国志、魏、司馬芝伝〕初より以來、典農に聽きて生を治め、各部下の計を爲すは、に國家大體の宜しきに非ざるなり。字通「部」の項目を見る。

【把手】はしゆ

普及版 字通
器物のとって。また、握手。〔三国志、魏、張伝〕呂布の袁紹をてて張楊に從ふや、を(よぎ)る。別れに臨み、把手して共に誓ふ。字通「把」の項目を見…

ずんぼろ‐ぼう(‥バウ)【ずんぼろ坊】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ずんべらぼう②[初出の実例]「腕も脚(すね)も打落しずんぼろ坊にしてくれん」(出典:浄瑠璃・本朝三国志(1719)一)

【耗減】こう(かう)げん

普及版 字通
減損する。〔三国志、魏、杜畿伝〕是の時天下の郡縣皆殘破す。河東最も先に定まり、減少なし。畿、之れを治め、~民と爲(こと)無し。字通「耗」の項…

【竦懼】しようく

普及版 字通
悚懼。おそれおののく。〔三国志、魏、高堂隆伝〕太戊・武丁、災ひを覩(み)て竦懼し、天戒を祗承す。故に其の興るや、勃(には)かなり。字通「竦」の…

【適歴】てきれき

普及版 字通
ほどよく分布する。〔三国志、魏、済伝〕、本(もと)數百里の中にす。濟、に地を鑿(ほ)りて四五を作り、を蹴(お)ひて聚めしむ。字通「適」の項目を見…

【童】どうしん

普及版 字通
幼少。は乳歯がおちる。〔三国志、呉、虞翻伝注に引く会稽典録〕(徐平)にして名を知らる。(ほん)甚だ之れを愛し、(しばしば)す。字通「童」の項目…

【劫迫】きよう(けふ)はく

普及版 字通
おどす。〔三国志、蜀、先主伝〕曹丕弑し、室を滅し、を竊據(せつきよ)す。忠良を劫し、烈無なり。~咸(ことごと)く劉氏を思ふ。字通「劫」の項目を…

【奮発】ふんばつ

普及版 字通
ふるい発する。〔三国志、魏、司馬朗伝〕卓悖(はいぎやく)し、天下の讐(しう)とすると爲る。此れ忠臣義士、奮發するの時なり。字通「奮」の項目を見…

【痛】えん(ゑん)つう

普及版 字通
ひどく罪をかなしむ。〔三国志、魏、楊俊伝〕(帝)怒を發して俊を收む。~俊曰く、臣、罪を知れりと。に自す。衆之れを痛す。字通「」の項目を見る。

【信義】しんぎ

普及版 字通
まことと正しさ。〔三国志、蜀、諸亮伝〕將軍はに室の冑(ちう)にして、信義四にはる。雄を攬し、賢を思ふことするが如し。字通「信」の項目を見る。

【蟻附】ぎふ

普及版 字通
ありのように集まりつく。〔三国志、呉、孫堅伝〕堅、身づから一面に當り、に登りて先づ入る。衆乃ち蟻附し、に大いに之れを破る。字通「蟻」の項目…

【惶遽】こう(くわう)きよ

普及版 字通
おそれあわてる。〔三国志、呉、魯粛伝〕(粛)南郡に至る比(ころ)、(劉)表の子、已に曹(操)にる。(劉)備、惶遽して走す。字通「惶」の項目を…

【禁衛】きんえい(ゑい)

普及版 字通
御所のまもり。〔三国志、魏、高堂隆伝〕王險を設けて、以て其の國を固うし、禁衞、用(もつ)て不(ふぐ)(不慮)を戒む。字通「禁」の項目を見る。

【彫傷】ちようしよう(てうしやう)

普及版 字通
いたみそこなう。〔三国志、魏、文帝紀注に引く魏書〕、初め東宮に在りしとき、疫(えきれい)大いにり、時人傷し、深く感す。字通「彫」の項目を見る。

てすり‐ぶたい【手摺舞台】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 手摺のある舞台。人形芝居の舞台。[初出の実例]「金銀・珠玉をちりばめし、手すりぶたいを組立る」(出典:浄瑠璃・本朝三国志(1719)五)

【贓穢】ぞう(ざう)わい

普及版 字通
収賄や不正行為。〔三国志、呉、潘濬伝〕年未だ三十ならず。~時に沙の長、贓穢して脩まらず。濬、之れを按す。一郡震竦(しんしよう)す。字通「贓」…

【遅鈍】ちどん

普及版 字通
のろま。〔三国志、呉、孫奐伝〕(孫)じて曰く、初め吾(われ)其の遲鈍なるを憂へしに、今軍を治するに、將能くぶ少なし。吾憂無しと。字通「遅」の…

【珍貴】ちんき

普及版 字通
珍しく、貴い。〔三国志、魏、伝注に引く孔融の端に与ふる書〕(おも)はざるに、雙珠、ごろ老(らうぼう)より出で、甚だ之れを珍貴す。字通「珍」の項…

【転居】てんきよ

普及版 字通
転宅。〔三国志、魏、胡昭伝〕居を渾山中に轉じ、躬(きゆうかう)してを樂しみ、經を以て自ら(たの)しむ。閭里、して之れを愛す。字通「転」の項目を…

【愧赧】きたん

普及版 字通
赤面する。〔三国志、魏、陳思王植伝〕竊(そひ)かに相鼠のの、禮無くば(すみ)やかに死するの義に感じ、形影相ひ弔ひ、五愧赧す。字通「愧」の項目を…

【望】きぼう(ばう)

普及版 字通
うかがいのぞむ。〔三国志、呉、陸伝〕方今、雄棊(きじ)し、豺狼す。に克(か)ち亂を(やす)んずるは、衆に非ざれば濟(な)らず。字通「」の項目を見る。

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