普及版 字通「きぼう(ばう)」の解説 【帰】きぼう(ばう) は死者へのおくりもの。車馬にはといい、衣服にはという。〔春秋、隠元年〕天王、宰をして、來(きた)りて惠仲子のを歸(おく)らしむ。字通「帰」の項目を見る。 【望】きぼう(ばう) 眺望する。〔呂覧、不屈〕今の(しろきづ)くは、或いは大を上に操り、或いは畚(ふほん)して下に赴き、或いは表(へうてつ)(手本)を操りて以て善くす。字通「」の項目を見る。 【暉】きぼう(ばう) 長く引く光。光。〔新論、類感〕風雨方(まさ)に至らんとして、鳥蟲之れに應ず。太白暉あれば、鷄必ず夜鳴く。字通「暉」の項目を見る。 【謗】きぼう(ばう) そしる。〔南史、顔延之伝〕(ほしいまま)に謗を興し、士を詆毀(ていき)す。仰いで榮を竊み、の性をし、私(ひそ)かに眄(こべん)を恃み、強梁の心をす。字通「」の項目を見る。 【望】きぼう(ばう) うかがいのぞむ。〔三国志、呉、陸伝〕方今、雄棊(きじ)し、豺狼す。に克(か)ち亂を(やす)んずるは、衆に非ざれば濟(な)らず。字通「」の項目を見る。 【望】きぼう(ばう) すぐれた声望。〔明史、呉山等伝賛〕山等、閣に雍容し、臺省を(やうれき)す。固(もと)より謂(いはゆる)詞の鴻儒にして、堂のなり。字通「」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報