かち‐びと【▽徒人/▽歩人】
- デジタル大辞泉
- 徒歩の人。歩いて行く人。かちんど。「この内に入り満ちたる、車、―、数知らず多かり」〈栄花・御裳着〉
かん‐にん〔クワン‐〕【官人】
- デジタル大辞泉
- 1 官吏。役人。かんじん。「ある国の祗承しぞうの―の妻めにて」〈伊勢・六〇〉2 律令制で、太政官・各省・寮司などの、初位以上六位以下の役人の称…
くせ‐びと【▽曲人/癖人】
- デジタル大辞泉
- 「曲者くせもの」に同じ。「われは出で会ひ参らせぬ―にて候」〈義経記・二〉
クロマニョン‐じん【クロマニョン人】
- デジタル大辞泉
- 《Cro-Magnon man》1868年、南フランスのクロマニョンの岩陰遺跡から発掘された化石現生人類。その後、ヨーロッパ、北アフリカ各地で発見された。3万…
けとう‐じん〔けタウ‐〕【毛唐人】
- デジタル大辞泉
- 外国人を卑しめていう語。古くは中国人を、のちには欧米人をいった。
け‐にん【化人】
- デジタル大辞泉
- 1 仏・菩薩ぼさつが衆生しゅじょうを救うために仮に人の姿になったもの。化身けしん。2 鬼神・畜生などが人に化けたもの。化け物。〈日葡〉
しごと‐にん【仕事人】
- デジタル大辞泉
- ある特定の仕事に長じている人。また、ミスなく、きっちりと仕事を片づける人。
せんきょ‐にん【選挙人】
- デジタル大辞泉
- 1 選挙権を有する者。2 米国大統領選挙で、各州での一般投票の結果に従って大統領候補に投票する人。全米に538人がいて、州ごとに人口に応じた数の…
ぜん‐じん【全人】
- デジタル大辞泉
- 知識・感情・意志の調和のとれた人。
しょく‐じん【食人】
- デジタル大辞泉
- 人肉を食うこと。→カニバリズム
しり‐びと【知り人】
- デジタル大辞泉
- 知っている人。知り合い。
じん‐い【人意】
- デジタル大辞泉
- 世の人々の心。人心。「最も―を喜ばしむる実録にして」〈中村訳・西国立志編〉
じん‐よく【人欲】
- デジタル大辞泉
- 人間の欲望。
じん‐らい【人×籟】
- デジタル大辞泉
- 人の作り出すさまざまな音。「―すべて絶えて」〈蘆花・自然と人生〉
ちょう‐じん【×寵人】
- デジタル大辞泉
- 寵愛している人。ちょうにん。「管仲は子糾が―たりしかども」〈太平記・三七〉
ちょう‐にん【×寵人】
- デジタル大辞泉
- ⇒ちょうじん(寵人)
たわれ‐びと〔たはれ‐〕【▽戯れ人】
- デジタル大辞泉
- たわむれる人。浮気者。好色な人。「対の御方いと色めかしう、世の―にいひ思はれ給へるに」〈栄花・さまざまの喜び〉
ただ‐びと【▽徒人/▽直人/×只人】
- デジタル大辞泉
- 《古くは「ただひと」》1 普通の人。常人。凡人。「げに―にはあらざりけりとおぼして」〈竹取〉2 天皇や皇族に対して、臣下の人。「二条の后のまだ…
その‐ひと【×其の人】
- デジタル大辞泉
- [名]1 人を表す語の下に付けて、それを強調する。ほかならぬその人。当人。「最初に逃亡したのは、ほかでもない司令官其の人だった」2 その分野…
ながれ‐びと【流れ人】
- デジタル大辞泉
- ⇒流れ仏ぼとけ
なさけ‐びと【情け人】
- デジタル大辞泉
- 1 情愛の深い人。恋情を解する人。「業平様は―、年寄の心を哀み」〈浄・井筒業平〉2 色を売る人。遊女。「ここに名高き―…都女郎難波女にもすぐれた…
ナザレ‐びと【ナザレ人】
- デジタル大辞泉
- 1 ナザレの人。特に、キリストの称。2 初代のキリスト教徒に対して、それ以外のユダヤ人が用いた呼称。
とう‐じん〔タウ‐〕【陶人】
- デジタル大辞泉
- 陶器をつくる職人。陶工。
とのい‐びと〔とのゐ‐〕【宿=直人】
- デジタル大辞泉
- 宮中で、宿直とのい1をする人。また、貴人の邸宅で夜番をする人。
にん‐にち【人日】
- デジタル大辞泉
- 作業者の手間を数える語。ある仕事に1日(ふつう8時間)を要する人員数で表す。人件費の見積りなどに用いられ、5人で3日かかる仕事は15人日となる。…
ねん‐じん【念人】
- デジタル大辞泉
- 1 「念者ねんじゃ」に同じ。「今十五歳まで―のなき事は」〈浮・男色大鑑・一〉2 ⇒ねんにん(念人)
イリュリア人【イリュリアじん】
- 百科事典マイペディア
- 英語ではIllyrian。バルカン半島西部の先住民で,古代インド・ヨーロッパ語系のいくつかの同族集団がイリュリア人と呼ばれる。これが先史時代にはゲ…
ウドムルト[人]【ウドムルト】
- 百科事典マイペディア
- 旧称ボチャークVotyak。ロシアのウドムルト共和国人口の3分の1を占める民族。カマ川およびビヤトカ川の下流域に住み,主として農業を営む。13世紀…
ゆう‐じん〔イウ‐〕【遊人】
- デジタル大辞泉
- 1 一定の職業をもたず遊び暮らしている人。また、道楽者。〈和英語林集成〉2 物見遊山に出かける人。遊客。「―は、梅花を見つけて」〈中華若木詩抄…
クロマニョン人【クロマニョンじん】
- 百科事典マイペディア
- 第四紀上部洪積世,後期旧石器時代の化石現生人類。1868年フランス,ドルドーニュ県のクロマニョンCro-Magnonで老人など5体の人骨が発見され,以来…
ひき‐ひと【▽低人/侏=儒/×矬】
- デジタル大辞泉
- 背丈のきわめて低い人。ひきと。ひきうど。「おほきに―、俳優わざをぎを進めて、みだりがはしきの楽をなし」〈武烈紀〉
ひこく‐にん【被告人】
- デジタル大辞泉
- 刑事訴訟で、犯罪の嫌疑が十分であるとして公訴を提起された者。[補説]民事訴訟・行政事件訴訟の第一審では、訴えられた側の当事者を「被告」という。
ひと‐あらため【人改め】
- デジタル大辞泉
- 1 関所や番所などで通る人を調べること。2 ⇒人別改にんべつあらため
ひと‐おに【人鬼】
- デジタル大辞泉
- 鬼のように無慈悲で残忍な人。「出いでし都会みやこに―はなくとも」〈一葉・やみ夜〉
ひと‐じらみ【人×虱】
- デジタル大辞泉
- シラミ目ヒトジラミ科の昆虫の総称。人間の頭髪につくアタマジラミ、衣服につくコロモジラミ、陰毛につくケジラミなどがある。
ひと‐づえ〔‐づゑ〕【人×杖】
- デジタル大辞泉
- 1 杖がわりに人の肩によりかかって歩くこと。また、その杖がわりになる人。2 人を杖のように軽々とあしらうこと。「相撲すまひをも取りて―につかひ…
ひと‐どお・い〔‐どほい〕【人遠い】
- デジタル大辞泉
- [形][文]ひとどほ・し[ク]1 人づきあいに慣れていない。人に親しまない。「至って無口な、―・い少年であったが」〈蘆花・思出の記〉2 近くに…
ひと‐なだれ【人雪‐崩/人×頽れ】
- デジタル大辞泉
- 群衆がなだれ落ちること。また、押し合いながらなだれのように一方に動くこと。「―が狭い出口の方へと押合う間うちに」〈荷風・すみだ川〉
ひと‐ばなれ【人離れ】
- デジタル大辞泉
- 1 人里から離れていること。2 普通の人とだいぶ違っていること。
ひと‐めか・し【人めかし】
- デジタル大辞泉
- [形シク]《動詞「ひとめく」の形容詞化》1 俗世間の人らしくみえる。「入道の宮も、この世の―・しき方は、かけ離れ給ひぬれば」〈源・横笛〉2 一…
ひと‐よし【人▽好し】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]「御お人好よし」に同じ。「まして―の嫁御寮は」〈蘆花・思出の記〉
じん‐ちょう〔‐テウ〕【人鳥】
- デジタル大辞泉
- ペンギンのこと。「人鳥類」
だいどう‐げいにん〔ダイダウ‐〕【大道芸人】
- デジタル大辞泉
- 大道芸で稼いでいる人。大道芸を職業としている人。
ひと‐コネクトーム【人コネクトーム】
- デジタル大辞泉
- ⇒コネクトーム[補説]ふつう「ヒトコネクトーム」と書く。
ぼく‐じん【×卜人】
- デジタル大辞泉
- うらないをする人。卜者。
ほけ‐びと【×惚け人】
- デジタル大辞泉
- もうろくした人。「今はこよなき―にてぞありけむかし」〈源・若菜上〉
ふう‐じん【風人】
- デジタル大辞泉
- 風流人。または、文人・詩人。「風人墨客」
フェニキア‐じん【フェニキア人】
- デジタル大辞泉
- セム族に属する一民族、カナーン人のギリシャ名。前3000~前2000年ごろ、地中海東岸中部に多数の都市国家や植民市を建設。航海に長じて海上交易に従…
ラップ‐じん【ラップ人】
- デジタル大辞泉
- 《Lapp》⇒サーミ
めし‐うど【召▽人】
- デジタル大辞泉
- ⇒めしゅうど