シンプリキオス Simplikios
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代末期の新プラトン派の哲学者。生没年不詳(盛年530年ころ)。キリキアに生まれ,アテナイとアレクサンドリアで活躍した。アリストテレスの《天界…
カノプス Canopus; Canobus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アレクサンドリアの北東 27kmにあった古代エジプトの貿易都市。ナイルデルタ中にあり,ラムセス2世の名のある大きな記念碑やヘレニズム時代のセラピ…
アレクサンドリア学派 アレクサンドリアがくは Alexandrian school
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア人が前3世紀にアレクサンドリアに創設した文法の研究,教育の機関を中心として栄えた,文法・文献学の流派。ギリシア語の文法の記述で広く名…
アレクサンドリア Alexandria
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 歴史と文化エジプト北部,地中海にのぞむ港湾都市。同国のアレクサンドリア州の州都。アラビア語ではイスカンダリーヤal-Iskandarīya。人口3…
カーリミー商人(カーリミーしょうにん) al-Kārimī
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 国際的香辛料商人。11世紀以降カイロを基地として紅海,インド洋の香辛料交易に排他的に従事。アレクサンドリアでイタリア商人に売却し,巨利を得た…
ムーセイオン Museion
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- プトレマイオス1世がその晩年アレクサンドリアに設立した王室付属研究所。地中海世界各地から約100名の学者が招かれ,十分の給与を得て実証的な文献…
アリウス Arius
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 250?~336?古代キリスト教の異端者。アリウス派の祖。リビアの人。アレクサンドリア教会の長老となったが,さきにアンティオキアの神学者ルキアノ…
シルト Sirt
- 改訂新版 世界大百科事典
- リビアのトリポリタニア州東部,地中海沿岸の港町。シルト湾Khalīj Sirt(別名シドラSidra湾)に面する。昔から有名な港町で,11世紀アンダルスの記…
アレクサンドリア戦争 アレクサンドリアせんそう Alexandrine War
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 48~47年ポンペイウス (大ポンペイウス) を追ってエジプトに渡ったユリウス・カエサルが,クレオパトラ7世の依頼を受けて,エジプト王プトレマイ…
ブリュアクシス Bryaxis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前4世紀なかばから後期にかけて活躍したギリシアの彫刻家。カリアに生れてアテネを中心に活躍したと考えられる。スコパス,ティモテオス,レオカレス…
エフェメリデス Ephēmerides
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- マケドニア王アレクサンドロス3世 (大王)の『日誌』。大王個人の日誌の形をとったが,書記長エウメネス (カルディアの人) が管理した公的記録で,政…
アレクサンドルポリス(Alexandroupolis/Αλεξανδρούπολης)
- デジタル大辞泉
- ⇒アレクサンドゥルポリ
クラウディアヌス くらうでぃあぬす Claudius Claudianus
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。紀元400年前後に活躍したローマの詩人。アレクサンドリア出身のギリシア人で、ミラノにきて宮廷詩人になり、スティリコ将軍とホノリウス…
カタコンベ catacumbae[ラテン],Catacomb[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- カタコームともいう。地下墓所。特に初代キリスト教徒の遺跡として著名。カタコンベはナポリ,シラクサ,マルタ,アレクサンドリアなどにもあるが,…
ウィ・ワナ
- デジタル大辞泉プラス
- ルーマニア出身の女性歌手、アレクサンドラ・スタンとインナのコラボレート曲。プエルトリコ出身のミュージシャン、ダディー・ヤンキーとの共演作。2…
Al・ex・an・dra /liɡzǽndrə, -zάːn-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]アレクサンドラ(◇女子の名).
アリウス Arius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]250頃.リビア[没]336. コンスタンチノープルアリウス派の創始者。アレイオス Areiosとも呼ばれる。アレクサンドリア教会の司祭であったが,イエ…
アポロニオス(詩人) あぽろにおす Apollōnios (前295ころ―?)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの詩人。アレクサンドリアに生まれたが、ロドス島(ロードス島)に長く滞在したので「ロドスのアポロニオス」とよばれる。カリマコスに…
ディオスクルス Dioscorus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?. アレクサンドリア[没]530.10.14. ローマ教皇ボニファチウス2世(在位 530~532)の対立教皇(在位 530.9.~10.)。アレクサンドリアの助祭だ…
アルキメデス Archimedes
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前287頃~前212古代における最大の物理学者,数学者,技師。シラクサの人。一時アレクサンドリアに学び,帰国後,僭主(せんしゅ)ヒエロン2世と親交を…
エフェソス教会会議(エフェソスきょうかいかいぎ) Ephesos
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 431年テオドシウス2世の召集によってエフェソスで開かれた教会会議。マリアを「神の母」とする当時一般化していた称号に反対したコンスタンティノー…
メンフィス
- 百科事典マイペディア
- エジプトの古代都市で,カイロの南約25kmに遺跡が残る。第1王朝のメネスが建設した新都〈白い壁〉にさかのぼるといい,初期王朝,古王国時代の首都…
コプト教会 コプトきょうかい Coptic Church
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプトにある古代からのキリスト教会で,コプトは,アラビア人が征服以前のエジプト人やその言語を qubtと呼んだことに由来する。カエサレアのエウ…
アレキサンダー大王 あれきさんだーだいおう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アレクサンドロス
アレクサンドル‐きゅうでん【アレクサンドル宮殿】
- デジタル大辞泉
- 《Aleksandrovskiy dvorets/Александровский дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州のかつてのロシア皇帝の避暑地ツァールスコエセローにある…
ナウクラティス Naukratis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代エジプトのギリシア人都市。デルタ中部ナイル川のカノポス分流西岸に,前650年ころミレトス商人たちが交易の拠点として建設した。その10%取引税…
カルユーブ Qalyūb
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプト北部,カイロの北方 13km,カルユービーヤ県の町。ナイル川がラシード分流とズムヤート分流に分れるところにあるデルタ。ダムが近くにある。…
アレクサンドリア Alexandria
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカ合衆国バージニア州北部の住宅都市。人口13万5337(2005)。ポトマック川を挟んで首都ワシントンに接し,ワシントンの住宅都市となっている…
アレクサンドリア Alexandria
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アレクサンドロス大王がエジプト征服後,前331年に整然たる計画のもとにナイル川デルタ西端に建設を始めた植民市。プトレマイオス2世(在位前283~前2…
カバフィス かばふぃす Konstantinos Kavafis (1863―1933)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシアの詩人。エジプトのアレクサンドリア生まれ。生涯の大部分を同地で過ごした。したがって本国の文壇とも無縁で、言語論争にもとらわれず、独…
アポロニア Apollōnia 生没年:?-249
- 改訂新版 世界大百科事典
- 聖女。アレクサンドリアの処女で,異教の偶像の礼拝を拒否したため,歯をやっとこで引き抜かれる拷問を受けた。その後,自ら進んで刑場の火の中に身…
ロゼッタ石(ロゼッタいし) Rosetta Stone
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ヒエログリフ解読の鍵となった碑文。1799年ナポレオンのエジプト遠征の際,アレクサンドリア付近で発見された。3種の文字(ヒエログリフ,デモティッ…
アタナシオス Athanasios 生没年:296ころ-373
- 改訂新版 世界大百科事典
- アリウス派と終生戦い,ニカエア信条を守ったアレクサンドリア主教(328-373)。若くしてアレクサンドリア主教アレクサンドロスの秘書となり,ニカエ…
александри́т
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [男1]〚鉱〛アレクサンドライト
ゼノドトス ぜのどとす Zenodotos (前325ころ―前260ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの文献学者、文法家。小アジアのエフェソス出身。文学者フィレタスの弟子で、プトレマイオス2世の時代にアレクサンドリアの図書館の初代…
ロクサネ Rhōxanē; Roxana
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前310頃.トラキア,アンフィポリスアレクサンドロス3世 (大王)の妻。ラテン名ロクサナ。バクトリアの豪族の娘で,大王の遠征途上,現地民の…
ヤバナ・ジャータカ Yavana-jātaka
- 改訂新版 世界大百科事典
- サンスクリットでヤバネーシュバラYavaneśvara(ギリシア人の王)と呼ばれる人物が149年にアレクサンドリアで著した占星術書を,269年にインドのスプ…
アレクサンダー[大王]【アレクサンダー】
- 百科事典マイペディア
- →アレクサンドロス[大王]
ブローク
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Aljeksandr Aljeksandrovič Blok アレクサンドル=アレクサンドロビチ━ ) ロシアの詩人。ロシア‐シンボリズムの代表者。作品に長詩「十二」、叙事詩…
オプス・アレクサンドリヌム opus alexandrinum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ラテン語 opusは作品を意味し,ローマ時代,初期キリスト教時代およびビザンチン時代の石造技術やモザイク技法などに用いられる語。白,黒,赤,緑な…
アリウス派【アリウスは】
- 百科事典マイペディア
- アレクサンドリアの聖職者アリウスArius〔250ころ-336ころ〕(ギリシア名アレイオス)の教説,またはその信奉者。アリウスは,父なる神と子なるキリ…
ハスーナ Hassouna, Mohammed Abdel-Khalek
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1898.10.28. カイロ[没]1992.1.20.エジプトの外交官。カイロ大学を経てケンブリッジ大学を卒業。外交官としてベルギー,イタリア,ドイツ,チェ…
alexandrin2 /alεksɑ̃drε̃/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [男] 〖詩法〗 アレクサンドラン,12音節詩句.
ヘラクレスの塔【ヘラクレスのとう】
- 百科事典マイペディア
- スペイン北西部のラ・コルニャにあるローマ建築の灯台。ヘラクレスの塔はアレクサンドリアの大灯台をモデルにつくられたと考えられている。長い間放…
フィロン
- 百科事典マイペディア
- 古代のユダヤ人哲学者。アレクサンドリアの人。プラトンやストア学派を援用しつつ多くの旧約聖書注解をなして比喩的解釈の方法を示すとともに,神と…
アリストファネス(文献学者) ありすとふぁねす Aristophanēs (前257ころ―前180)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの文献学者。ビザンティンの出身で、アレクサンドリアの図書館長を務め、言語、文学、自然科学など、広い領域にわたって研究した。辞書…
コム‐エル‐シュカファ‐の‐カタコンブ
- デジタル大辞泉
- 《Catacombs of Kom el Shoqafa》エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアにあるカタコンブ。1世紀から2世紀頃に貴族の墓地として建造され、3世紀以…
チベリウス・アレクサンドロス Tiberius (Julius) Alexandros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前1世紀頃のアレクサンドリア出身のユダヤ人で哲学者フィロンの甥。ユダヤ教を捨ててローマに仕え,46~48年にはユダヤの総督として統治し,ガリラヤ…
アリウス派 アリウスは Arius
- 旺文社世界史事典 三訂版
- キリスト教の異端の一派アレクサンドリアの司教アリウス(256 (ごろ) 〜336)の説で,キリストは父なる神につくられたもので,神と同質ではないとし…
ダマンフール だまんふーる Damanhûr
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エジプト、ナイル・デルタの北西部にある都市。ベヘイラ県の県都。アハムーディア運河沿いのカイロとアレクサンドリアを結ぶ鉄道の沿線にある。人口2…