とう‐にん【頭人】
- デジタル大辞泉
- 1 集団のかしら。頭目。「工場の―、自らその作れる釜の図を持し」〈中村訳・西国立志編〉2 鎌倉・室町幕府における引付衆の長官。3 室町幕府の政…
あずけ‐にん〔あづけ‐〕【預け人】
- デジタル大辞泉
- 1 金や品物などを他人に渡し、その保管を頼んだ人。預け主。2 身柄を第三者に預けられて監視を受ける人。また、罪人の監視を委託されて預かる人。
いち‐じん【一人】
- デジタル大辞泉
- 《天下にただ一人の意》天子。天皇。上御一人かみごいちにん。「―を始め進まゐらせて百官皆椒房せうばうの月に涙を落とし」〈太平記・三三〉
いぬ‐ひと【犬人/×狗人】
- デジタル大辞泉
- 上代、犬のほえ声をまねて発し、宮廷を警備した隼人はやと。「汝いましみことの俳人わざびとたらむ。一に云はく、―」〈神代紀・下〉
うけおい‐にん〔うけおひ‐〕【請負人】
- デジタル大辞泉
- 請負契約によって、その仕事を引き受け完成する責任を負う人。
えん‐じん〔ヱン‐〕【猿人】
- デジタル大辞泉
- チンパンジーとの共通の祖先から分かれた最初期の人類。約700万年前から100万年前ごろまで生息していたとされる。直立二足歩行し、簡単な打製石器を…
がく‐にん【学人】
- デジタル大辞泉
- 仏道に参学し修行する者。「―如何会得せん」〈正法眼蔵・一顆明珠〉
かつ‐じん〔クワツ‐〕【活人】
- デジタル大辞泉
- 1 生きている人。命ある人。2 人を生かすこと。人の命を助けること。
かん‐じん〔クワン‐〕【官人】
- デジタル大辞泉
- ⇒かんにん(官人)1
キルギス[人]【キルギス】
- 百科事典マイペディア
- 中央アジア,キルギス共和国とその周辺に住むトルコ系のキルギス語を話す人びと。クルグズとも。従来は遊牧が生業で,多くはスンナ派イスラム教徒。…
紅毛人【こうもうじん】
- 百科事典マイペディア
- オランダ人の異称。江戸時代,ポルトガル人・スペイン人を南蛮人と呼ぶのに対して用いられた。のち広く西欧人をさした。
りき‐じん【力人】
- デジタル大辞泉
- 力者。力士。相撲取り。「五人の―をして山を掘り牛を引くに」〈十訓抄・七〉
ほっき‐にん【発起人】
- デジタル大辞泉
- 1 思いたって事を始める人。発起者。2 株式会社の設立を企画して、定款に署名した者。
ゆう‐じん〔イウ‐〕【幽人】
- デジタル大辞泉
- 世俗を避けてひっそりと隠れ住む人。隠者。
ゆく‐ひと【行く人】
- デジタル大辞泉
- 道を行く人。旅人。「門を出れば我も―秋の暮」〈蕪村句集〉
だいがく‐じん【大学人】
- デジタル大辞泉
- 大学の教職員。大学で学問・教育に携わる人。
チョウ‐ツオレン【周作人】
- デジタル大辞泉
- ⇒しゅうさくじん(周作人)
アメリカじん【アメリカ人】
- デジタル大辞泉
- 《原題、The American》ドボルザークの弦楽四重奏曲第12番。ヘ長調。1893年作曲。米国滞在中の代表作であり、五音音階や黒人霊歌を採り入れた作品と…
南極(人)(かっこひと)
- デジタル大辞泉プラス
- 京極夏彦の連作小説集。2008年刊行。
ひと‐がい〔‐がひ〕【人▽甲×斐】
- デジタル大辞泉
- 人としての生きがい。人間らしいしるし。「―もなき今の身を語れば主従と知らるることぞ悲しき」〈謡・烏帽子折〉
ひと‐がち【人勝ち】
- デジタル大辞泉
- [形動ナリ]人が多くいるさま。「いと思はずに―にむつかし」〈狭衣・二〉
ひと‐ぎれ【人切れ】
- デジタル大辞泉
- 《人の切れはしの意。「ひときれ」とも》人と称しうるもの。また、人の気配。ひとけ。「いづかたの道場にも―なく」〈浮・胸算用・五〉
ひと‐くずれ〔‐くづれ〕【人崩れ】
- デジタル大辞泉
- 多人数が退散しようとして、混雑すること。「―がして、行きあたりまはって歩ありかれぬぞ」〈虎清狂・猿座頭〉
ひと‐さし【人差(し)/人指(し)】
- デジタル大辞泉
- 「人差し指」の略。「―と、中指と、一寸ちょっとの間を」〈鏡花・歌行灯〉
ひと‐だ・つ【人立つ】
- デジタル大辞泉
- [動タ四]大人らしくなる。一人前になる。「おのづから、さて―・ち給ひなば」〈源・玉鬘〉
ひと‐な・れる【人慣れる/人×馴れる】
- デジタル大辞泉
- [動ラ下一][文]ひとな・る[ラ下二]1 人づきあいになれる。「年の割に―・れている」2 動物などが人間になつく。「―・れた水鳥」
ひと‐ぬし【人主】
- デジタル大辞泉
- 1 江戸時代、請人うけにんと並んで奉公人の身元を保証した人。ふつう、奉公人の父兄・親類がなった。2 主君。殿様。「―のなし給ふ事は、故事となる…
ひと‐べらし【人減らし】
- デジタル大辞泉
- 人数を減らすこと。特に、従業員の数を減らすこと。
ひと‐め・く【人めく】
- デジタル大辞泉
- [動カ四]1 一人前の人間らしく振る舞う。「けはひ、いたう―・きてよしある声なれば」〈源・橋姫〉2 人間のように見える。「花の名は―・きて」〈…
ひな‐びと【×鄙人】
- デジタル大辞泉
- 田舎の人。里人さとびと。
ぶぎょう‐にん〔ブギヤウ‐〕【奉行人】
- デジタル大辞泉
- 奉行の任に当たる人。「家老おとな、出頭、―などの利欲に陥り」〈仮・浮世物語・二〉
ふ‐たり【二人】
- デジタル大辞泉
- 人数が2であること。二個の人。ににん。「欠席者が二人いる」「二人の仲を取り持つ」
にん‐でん【人天】
- デジタル大辞泉
- 《「にんてん」とも》仏語。人間界の人と、天上界の神。人間界と天上界。じんてん。
にえ‐びと〔にへ‐〕【×贄人】
- デジタル大辞泉
- 贄にする魚や鳥などをとる人。「誰が―ぞ鴫しぎ突き上る」〈神楽・薦枕〉
ケルト‐じん【ケルト人】
- デジタル大辞泉
- ⇒ケルト
じん‐かん〔‐クワン〕【人×寰】
- デジタル大辞泉
- 人間の世界。世の中。世間。
じん‐げん【人言】
- デジタル大辞泉
- 1 人の話すことば。人語。2 世間のうわさ。世人の言。「軽率に―を信ぜしより起れば」〈織田訳・花柳春話〉
じん‐じん【仁人】
- デジタル大辞泉
- 思いやりの心を備えた人。仁者。
じん‐ぴら【人平】
- デジタル大辞泉
- 縦糸・横糸とも撚よりのないレーヨン糸で織った平織りの布。
じん‐わ【人和】
- デジタル大辞泉
- 人々がなごやかな関係にあること。人の和。
ず‐にん〔ヅ‐〕【▽徒人】
- デジタル大辞泉
- 律令制で、徒ずに処せられ、労役に服する人。
せき‐じん【石人】
- デジタル大辞泉
- 石製の人物像。
ぜん‐にょにん【善女人】
- デジタル大辞泉
- 「善女ぜんにょ」に同じ。
石山人 (せきさんじん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の戯作(げさく)者,狂歌師。江戸の人。山東京伝としたしく,京伝が北尾政演(まさのぶ)の画号で挿絵をつけた黄表紙に天明7年(1787)刊…
代書人【だいしょにん】
- 百科事典マイペディア
- 他人の委嘱を受けて官公署に提出する書類などの作成を業とする者,すなわち今日の行政書士に当たる者を,かつて代書人と称し,代書人規則(1920年)…
イオニア人【イオニアじん】
- 百科事典マイペディア
- 早くからギリシアに南下したとみなされる古代ギリシア人の一分派。アッティカ,エウボイアから小アジア西岸中部のイオニアに移住。イオニア方言を話…
有徳人【うとくにん】
- 百科事典マイペディア
- 〈有得人〉とも記され,〈うとくじん〉とも読む。鎌倉時代後期から江戸時代まで用いられた語で,富裕な人を意味する。《沙石集(しゃせきしゅう)》の…
チベット[人]【チベット】
- 百科事典マイペディア
- おもにチベット高原に住み,チベット語を話しラマ教(チベット仏教)またはポン教を信仰する人びと。遊牧民もいるが,河川流域地帯で麦類,トウモロ…
デーン人【デーンじん】
- 百科事典マイペディア
- デンマーク地方に居住するノルマン人の一派。9世紀ころからイングランドをはじめ各地に侵入し,11世紀初めにはその王クヌットのもとで北海沿岸一帯…
ムーア人【ムーアじん】
- 百科事典マイペディア
- モール人とも。8世紀初め以降イベリア半島に侵入した北アフリカのイスラム教徒へのヨーロッパ人による呼称。北アフリカ地方の原住民を意味するMauri…