植物ホルモン しょくぶつほるもん plant hormone phytohormone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物ホルモンはおおよそ次のように定義される。「植物自らが天然に生産する有機化合物で、通常、それが生成される場所から植物体内の他の場所(標的…
ステロイドホルモン すてろいどほるもん steroid hormone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化学構造上ステロイド化合物に属するホルモンの総称。各種の性ホルモン(エストロン、テストステロン)や副腎皮質ホルモン(ふくじんひしつほるもん)…
前胸腺 ぜんきょうせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 昆虫がもつ腺性の内分泌器官の一つをいう。昆虫の前胸部にあることが多いためこの名が使われるが、トンボ、バッタでは頭部の腹側にあるので腹面腺、…
植物エクジソン ショクブツエクジソン phytoecdysone
- 化学辞典 第2版
- エクジソンは昆虫の脱皮を誘導するホルモンの一種であるが,同様のホルモンは植物でも多数発見されており,植物エクジソンと総称されている.
リポトロピン
- 栄養・生化学辞典
- 脂肪動員ホルモンともいう.下垂体前葉で合成分泌されるペプチドホルモンで,βリポトロピンとγリポトロピンがある.副腎皮質刺激ホルモンなどと共…
par・a・thor・mone /prəθɔ́ːrmoun/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《生化学》パラトルモン,上皮小体[副甲状腺]ホルモン.
インヒビン
- 栄養・生化学辞典
- 精巣のセルトリ細胞,卵巣の顆粒膜細胞から分泌される糖タンパク質ホルモンで,下垂体に作用して卵胞刺激ホルモンの分泌を抑制する.A,Bの2種が知…
成長ホルモン (せいちょうホルモン) growth hormone
- 改訂新版 世界大百科事典
- GHと略記し,ソマトトロピンsomatotropin(STHと略記)ともいう。脊椎動物の脳下垂体前葉の好酸性細胞から分泌されるホルモンの一つ。分泌は視床下部…
下垂体前葉
- 栄養・生化学辞典
- 腺下垂体ともいう.多くの腺房細胞からなる内分泌器官で,視床下部から下垂体門脈系を通って運ばれる下垂体刺激ホルモンの指令により多種類のペプ…
副腎アンドロゲン
- 栄養・生化学辞典
- 副腎由来の男性ホルモン.デヒドロエピアンドロステロン,アンドロステンジオン,11β-ヒドロキシアンドロステンジオンをいう.性巣の男性ホルモン…
性腺刺激ホルモン(下垂体前葉ホルモン)
- 内科学 第10版
- (5)性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン(gonadotropin),黄体形成ホルモン(黄体化ホルモン,luteinizing hormone:LH),卵胞刺激ホルモン(folli…
甲状腺ホルモン
- 四訂版 病院で受ける検査がわかる本
- 基準値T4(サイロキシン):4~12μℓ/dℓT3(トリヨードサイロニン):0.7~2.1ng/dℓFT4(遊離サイロキシン):0.9~1.9ng/d…
こうじょうせんきのうこうしんしょう【甲状腺機能亢進症 (Hyperthyroidism)】
- 家庭医学館
- 甲状腺(こうじょうせん)は、甲状腺ホルモンを分泌する器官です。このホルモンは、たんぱく質の合成や、中性脂肪、コレステロールなどとして体内…
前胸腺【ぜんきょうせん】
- 百科事典マイペディア
- 完全変態昆虫の幼虫,蛹(さなぎ)の前胸部にある内分泌腺。典型的なものは鱗翅(りんし)目の幼虫にみられ,白色半透明の細長い三角形の器官。ふつう成…
Y器官 わいきかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 節足動物甲殻類の頭部触角節または小顎(しょうがく)節にあり、直径10マイクロメートル前後の細胞の集合した内分泌器官で、Y腺(せん)ともいう。昆虫の…
ドーピング
- 知恵蔵
- 禁止されている薬物を投与すること。ステロイドホルモンや成長ホルモンなどの筋肉増強剤が主流であり、テトラハイドロゲストリノン(THG)やデソクシメ…
だえきせん‐ホルモン【唾液腺ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 主として唾液腺の耳下腺から分泌されるホルモン。骨や歯の石灰化を促進し、血液中のカルシウムを低下さ…
内分泌攪乱化学物質【ないぶんぴつかくらんかがくぶっしつ】
- 百科事典マイペディア
- →環境ホルモン
プロゲステロン
- 百科事典マイペディア
- →黄体ホルモン
性周期
- 栄養・生化学辞典
- 月経周期ともいう.動物では発情周期ともいう.排卵の周期にともなって卵巣から分泌される卵巣ホルモンと黄体ホルモンの影響で起こる月経を主徴と…
ペプチドホルモン(ホルモンの生合成、分泌、代謝)
- 内科学 第10版
- (1)ペプチドホルモン(peptide hormone) ペプチドホルモンは,一般的な蛋白と同様にホルモンをコードする遺伝子が転写されメッセンジャーRNA(m…
排卵誘発薬【はいらんゆうはつやく】
- 百科事典マイペディア
- 卵胞成熟を促進し,排卵を誘発する薬剤。卵胞刺激ホルモン作用をもつものに妊馬血清性ゴナドトロピンと更年婦人尿性ゴナドトロピンがあり,ともに黄…
甲状腺刺激ホルモン こうじょうせんしげきほるもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 甲状腺の機能の発達、維持(甲状腺ホルモンの合成・放出)に関与する下垂体前葉ホルモンで、TSH(thyroid stimulating hormoneの略)と表記されるこ…
ロジャー・チャールズ・ルイス ギルマン Roger Charles Louis Guillemin
- 20世紀西洋人名事典
- 1924.1.11 - 米国の生理学者。 ディジョン(フランス)生まれ。 1963年から7年間アメリカのベイラー大教授兼神経内分泌研究所長を務める。’71年から…
ホルモン受容体 ホルモンじゅようたい hormone receptor
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- あるホルモンと強く結合する蛋白質をホルモン受容体と呼ぶ。 1960年にアメリカの J.テンセンらがラットの子宮にエストラジオールと強く結合する蛋白…
プロゲストーゲン(progestogen)
- デジタル大辞泉
- ⇒黄体ホルモン
GH (ジーエッチ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →成長ホルモン
消化管ホルモン (しょうかかんホルモン) gastrointestinal hormone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 消化管粘膜内に存在する分泌細胞から分泌されるホルモンの総称で,ポリペプチドホルモンである。消化管が食物の消化・吸収のみならず,内分泌機能を…
副腎
- 栄養・生化学辞典
- 左右の腎臓の上にある内分泌腺.髄質はエピネフリン,ノルエピネフリンを分泌し,皮質はステロイドホルモンすなわちグルココルチコイド,ミネラル…
機能性子宮出血 きのうせいしきゅうしゅっけつ functional uterine bleeding
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 子宮に癌や筋腫,炎症などの器質的変化がないにもかかわらず,子宮内膜から出血する状態をいう。無排卵とか,女性ホルモンのバランス異常によっても…
ふくじん【副腎】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- an adrenal gland副腎髄質ホルモンadrenaline副腎皮質the adrenal cortex副腎皮質ホルモンan adrenal cortex hormone
ホルモンの分泌調節(ホルモンの生合成、分泌、代謝)
- 内科学 第10版
- (3)ホルモンの分泌調節 a.フィードバック調節 内分泌系の調節で最も特徴的なのがフィードバック調節である.内分泌腺から分泌されたホルモンは標…
ミネラルコルチコイド mineralocorticoid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鉱質コルチコイド。副腎皮質ホルモンの一つの群で,他の一つはグルココルチコイド。前者は水分およびイオン質の代謝を調整するホルモン類で,後者は…
脳ホルモン (のうホルモン) brain hormone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 昆虫で,前胸腺を刺激してエクジソン分泌を促すホルモン。BHと略記。はじめ脳から分泌されることから脳ホルモンと呼ばれたが,脳が複数種のホルモン…
ソマトトロピン
- 栄養・生化学辞典
- →成長ホルモン
ギルマン ギルマン Guillemin, Roger C.L.
- 化学辞典 第2版
- フランス生まれのアメリカの生化学者.1943年ディジョンの医学校に入学,1948年からカナダのモントリオール大学に留学し,ストレス学説で有名な内分…
すいみん‐ホルモン【睡眠ホルモン】
- デジタル大辞泉
- 睡眠に関わりをもつホルモンの通称。サーカディアンリズムを司るメラトニンとコルチゾールのほか、睡眠時に分泌される成長ホルモンやプロラクチンな…
コーチコイド corticoid
- 改訂新版 世界大百科事典
- →副腎皮質ホルモン
加齢とホルモン/ホルモン補償療法(内分泌系の疾患)
- 内科学 第10版
- エストロゲンは閉経を境に急激な低下を認め,その低下は更年期(メノポーズ)とよばれ女性の更年期障害や以後の老年期の身体症状の発現に重要な役…
ソマトスタチン somatostatin
- 改訂新版 世界大百科事典
- 14個のアミノ酸からなるホルモンで,1973年ブラゾーP.Brazeauらによって,50万個のヒツジの視床下部の抽出物から分離,同定された。成長ホルモン(別…
副腎性器症候群 ふくじんせいきしょうこうぐん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 副腎皮質の機能が亢進(こうしん)してアンドロゲン(男性ホルモン)を過剰に分泌し、性器に異常をおこす疾患。副腎皮質ホルモンであるコルチゾールや…
変態【へんたい】
- 百科事典マイペディア
- 卵から孵化(ふか)した幼生が成体とは異なった形態,生理,生態をもつ場合,幼生が成体になるまでの変換の過程をいう。カイメン動物をはじめ,環形,…
男性ホルモン だんせいホルモン male hormones
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 精巣 (睾丸) の間質細胞から分泌されるテストステロンをはじめとして,アンドロステロンなどを含む。これらのホルモンは,男性の外陰部の陰茎,陰嚢…
コルチコイド
- 百科事典マイペディア
- →副腎皮質ホルモン
松果腺ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- →松果体ホルモン
ステロイド(steroid)
- デジタル大辞泉
- ステロールとその類似化合物の総称。炭素の六員環が三つと五員環が一つ結合した基本構造をもつ。動植物界に広く分布し、胆汁酸・性ホルモン・副腎皮…
甲状腺機能検査 (こうじょうせんきのうけんさ) thyroid function test
- 改訂新版 世界大百科事典
- バセドー病など甲状腺の病気などに際し,甲状腺の機能を調べる検査。甲状腺の機能検査を大別すると,(1)ホルモンの生成,分泌,(2)調節機序,(3…
こうじょうせん‐ホルモン〔カフジヤウセン‐〕【甲状腺ホルモン】
- デジタル大辞泉
- 甲状腺で生成・分泌されるホルモン。沃素ようそを多く含む。甲状腺から分泌されるホルモンには物質代謝を促す作用をするチロキシン・トリヨードチロ…
女性ホルモン じょせいほるもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →性ホルモン
男性ホルモン だんせいほるもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →性ホルモン