さん‐れん【三連】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漢詩の句の下三字を、平字(ひょうじ)または仄字(そくじ)だけで連ねること。総合して下三連(あさんれん)といい、各々平三連、仄三連という…
さん‐ろん【三論】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 三論宗のよりどころとなる経典で、中論(中観論)・十二門論・百論の三つの論書。[初出の実例]「大宝元年随レ使入唐、渉二覧経典…
し‐そう(‥サウ)【四三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「そう」は「さん」の変化したもの )① 双六(すごろく)で、二個の賽(さい)の目に、四と三とが出ること。また、その目。しさん。〔文明本…
さん‐さいじょ(‥サイヂョ)【三才女】
- 精選版 日本国語大辞典
- 和歌にすぐれた三人の女性。平安中期の女流歌人、紀貫之女(紀内侍)・伊勢大輔・小式部内侍の三人で、いずれも即座に季歌を詠んだ逸話で知られる。…
さん‐さく【三作】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 刀鍛冶の名匠、藤四郎吉光・五郎正宗・郷義弘。また、その三人が鍛えた刀剣。[ 二 ] 鐔工の名匠、明珍信家・埋忠明寿・青木金家。また、その…
さん‐ざん【三山】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 三つの山。特に、天香久山、畝傍山、耳成山の「大和三山」をさす。また、月山、羽黒山、湯殿山の「出羽三山」、熊野本宮、新宮、…
さん‐しきし【三色紙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 古筆で、特に貴重とされる三種の色紙。伝小野道風筆の継(つぎ)色紙、伝紀貫之筆の寸松庵(すんしょうあん)色紙、伝藤原行成筆の升(ます)色紙。
さん‐しち【三七】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 「さんしちにち(三七日)②」の略。[初出の実例]「乙亥、三七、於二左右京諸寺一誦焉焉」(出典:続日本紀‐天平勝宝八年(756)五月二二…
さんしゅう‐き(サンシウ‥)【三周忌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんかいき(三回忌)[初出の実例]「一周忌謂二之小祥忌一。三周忌謂二之大祥忌一耳」(出典:尺素往来(1439‐64))
さん‐すけ【三介】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 常陸介(ひたちのすけ)・上総介(かずさのすけ)・上野介(こうずけのすけ)の称。この三国は親王任国で、守(かみ)に代わり常に次官の介…
さん‐せい【三牲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「牲」はいけにえの意 )① 宗廟にそなえる三種類のいけにえ。牛・羊・豕をいう。三犠。〔拾芥抄(13‐14C)〕 〔礼記‐祭統〕② 孔子…
さん‐せき【三席】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 詩・和歌・管弦の会合の席。また、香・茶・連俳の会合の席。[初出の実例]「次今夜於二仙洞一三席御会あり」(出典:山科家礼記‐応永一九年…
さん‐せん【三線】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 囲碁で、盤端から数えて第三番目の線。地域と根拠を得やすい利点がある反面、位の低い憾みがあり、「三線をむやみに這うな」という囲碁…
さん‐そん【三尊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人としてうやまい仕えなければならない三種の尊い人。父・師・主君のこと。三成。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
さんた【三太】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸時代、商家で働く少年、丁稚(でっち)、小僧などの通称。三太郎。[初出の実例]「年季の三太すっきりと合点せず」(出典:浄瑠璃・心中…
さん‐たい【三諦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんだい」とも ) 仏語。空・仮・中の三つの真理。諸法、あらゆるものについて、みな空無と観ずる空諦、みな仮有(けう)と観ずる仮諦…
さん‐だいきょう(‥ダイケウ)【三大橋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある地方の三つの大きな橋。特に、中古、山城国(京都府)の山崎橋・宇治橋・近江国(滋賀県)の勢多橋の三つの大橋の称。山崎橋がなくな…
さん‐だいもん【三大門】
- 精選版 日本国語大辞典
- 八世紀末から営まれた平安京における重要な三つの大きな門。羅生(らしょう)門・朱雀(すざく)門・応天門の称。
さん‐ちょう(‥テウ)【三鳥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古今伝授中の三種の鳥。喚子鳥(よぶこどり)・稲負鳥(いなおおせどり)・百千鳥(ももちどり)のこと。一説に喚子鳥・稲負鳥・都鳥のことと…
さん‐どっかい(‥ドククヮイ)【三読会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( イギリスの制度 three readings にならったもの ) 帝国議会で、法律案審議の慎重を期するための三回の審議順序。通常第一読会で議案の…
さんど‐め【三度目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 回数の数。第三回目。[初出の実例]「盃に銚子の口を二度そそとあて、三度めに入る也」(出典:宗五大草紙(1528)公私御かよひの事)② 江…
さん‐ない【三内】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 古代の日本の韻学で、子音をその発音部位によって分類したもので、喉内・舌内・唇内の総称。〔明了房信範記‐一切音韻不過喉舌脣三内所発〕
しん‐さん【身三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。身口意(しんくい)三業のうち、身業による善悪の行為三種をいう。十善中の不殺生、不偸盗、不邪淫の三つと、十悪中の殺生、偸盗、邪…
三彦山
- 事典・日本の観光資源
- 英彦山・雪彦山は修験道の道場として知られ、弥彦山は弥彦神社の神域とされる。雪彦山はロッククライミングのルートとしても親しまれている。[観光資…
三姉妹〔海外ドラマ〕
- デジタル大辞泉プラス
- 韓国のテレビドラマ。2010年4月放映開始(全123話)。出演は、ミョン・セビン、ヤン・ミラ、チョ・アンほか。
sań-báí, さんばい, 三倍
- 現代日葡辞典
- Três vezes;o triplo.Ni no ~ wa roku de aru|2の三倍は6である∥Três vezes dois são [(é) igual a] seis.~ ni f…
sań-jígen, さんじげん, 三次元
- 現代日葡辞典
- As três dimensões.~ no sekai|三次元の世界∥O mundo tridimensional.
sán-shoku2, さんしょく, 三食
- 現代日葡辞典
- (As) três refeições.~ bun no shokuryō|三食分の食糧∥Provisões para ~.~ hirune tsuki|三食昼寝付き∥「u…
sań-zún, さんずん, 三寸
- 現代日葡辞典
- (<…1+sún)(a) Três “sun” (Aproximadamente 9cm);(b) O ter lábia.Mune ~ ni osameru|胸三寸に収める∥Conter-se;repri…
miká-zúkí, みかづき, 三日月
- 現代日葡辞典
- (<mikká+tsukí)1 [陰暦で毎月三日の夜に出る月] A lua nova [crescente].2 [Abrev. de “~gata”]A meia-lua.◇~ gata三日月形A …
三包 sānbāo
- 中日辞典 第3版
- [名]1 返品・交換・修理を保証すること.▶“包退tu씓包换huàn”“包修xiū”の略.2 ⇀…
三焦 sānjiāo
- 中日辞典 第3版
- [名]<中医>舌の下部から胸腔に沿って腹腔に至る部分.⇒shàngjiāo【上焦】,zhōngjiāo【中焦…
三九 sānjiǔ
- 中日辞典 第3版
- [名]真冬の最も寒い時.▶冬至から数えて最初の9日間を“一九”,次の9日間を“二九”,その次の9日間を“三九”とい…
三线 sānxiàn
- 中日辞典 第3版
- [名]1 <軍事>(前線を支援する戦略基地としての)銃後,後方.2 四川省・陝西省などの内陸部.~企业/(内陸部にある)軍需関連の重…
三日月
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- croissant [男] →月
三日月 みかづき
- 日中辞典 第3版
- 新月xīnyuè;月牙yuèyá口語,蛾眉月éméiyuè.三日月形新月形xīnyuèxíng,…
三毛 みけ
- 日中辞典 第3版
- 长着白、黑、棕三色毛的(猫)zhǎngzhe bái、hēi、zōng sān sè máo de(māo)…
みつ‐おうぎ(‥あふぎ)【三扇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紋所の名。要(かなめ)を中心として開いた三本の扇を図案化したもの。〔明良洪範(1688‐1704頃か)〕
三校 さんこう
- 日中辞典 第3版
- 〈印刷〉三校sānjiào,第三次校对dì--sān cì jiàoduì.
三交代 さんこうたい
- 日中辞典 第3版
- 三班sānbān,三班倒sānbāndǎo.労働者が一日~三交代で働いている|工人日夜分三班┏工作〔连续li…
三尺 さんじゃく
- 日中辞典 第3版
- 三尺长的(和服)腰带sān chǐ cháng de (héfú) yāodài.~三尺を締める|系jì…
三周忌 さんしゅうき
- 日中辞典 第3版
- →さんかいき(三回忌)
三度 さんど
- 日中辞典 第3版
- 1〔回数の〕三次sān cì,三回sān huí.~三度~三度めしを食う|每天吃三顿dùn饭.2〔目盛り…
三日月 (みかづき) crescent moon
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日没後の西の空低くにかかる鎌のように細い月をいう。月は一般に朔(新月)を含む前後3日間は見えず,旧暦3日にはじめて見えることが多い。なお,新…
三村荘 (みむらのしょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 近江国愛智郡または蒲生郡のうちにあった荘園。現在の滋賀県彦根市三津町付近とする説(《近江輿地志略》)もあるが不詳。鳥羽上皇の御願寺宝荘厳院…
三角形 (さんかくけい) triangle
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1直線上にない3点A,B,Cがあるとき,三つの線分AB,BC,CAでできる図形を三角形ABCといい,△ABCで表す。A,B,Cをその頂点,BC,CA,ABをその辺とい…
三政 (さんせい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 朝鮮,李朝における田税(田政),軍役(軍政),還穀(還政)の三大収取体制をいう。田税は初め科田法で収穫物の10分の1とされたが,李朝後期には一…
三尾 (さんび)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 京都市右京区梅ヶ畑(うめがはた)にある高雄(尾),槙尾(まきのお),栂尾(とがのお)の3地区の総称。京都から周山(しゆうざん)へ向かう周山街…
三美神 (さんびしん) (three)Graces
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア神話における美と優雅の3人の女神たち(カリテス)の一般的総称。神話の中では特に重要な役割を果たすことはないが,古代以来好んで図像化さ…
【三衛】さんえい
- 普及版 字通
- 禁衛。字通「三」の項目を見る。