【江水】こう(かう)すい
- 普及版 字通
- 長江の流れ。唐・杜甫〔江頭に哀しむ〕詩 人生、り、、臆(おく)(胸)を沾(うるほ)す 江水江、豈に(つひ)に極まらんや字通「江」の項目を見る。
とう‐し〔タウ‐〕【唐詩】
- デジタル大辞泉
- 1 中国、唐代の詩。絶句・律詩などの近体詩が完成され、李白・杜甫らのすぐれた詩人が多い。2 一般に、中国古典詩のこと。からうた。
【檀車】だんしや
- 普及版 字通
- 堅強な車。〔詩、小雅、杜〕檀車は(せんせん)たり 四牡(しぼ)は(くわんくわん)たり 征夫からず字通「檀」の項目を見る。
【育養】いくよう(ゐくやう)
- 普及版 字通
- 育て養う。〔三国志、蜀、杜微伝〕且(しばら)く以てを閉ぢ農をめ、民物をせん。字通「育」の項目を見る。
【壁魚】へきぎよ
- 普及版 字通
- しみ虫。唐・杜甫〔帰来〕詩 門を開いて、野鼠(やそ)走り 帙(ちつ)を散じて、壁魚乾く字通「壁」の項目を見る。
【費心】ひしん
- 普及版 字通
- 気苦労する。煩わす。唐・杜甫〔厳氏渓に放歌す〕詩 費心姑息(こそく)するは、是の一役のみ 肥大酒、徒(た)だ相ひ(もと)む字通「費」の項目を見る。
【偏愛】へんあい
- 普及版 字通
- 偏。また、偏(ひとへ)に愛する。唐・杜鶴〔山寺に登る〕詩 山の一山寺 野人、秋日に登る 就中(なかんづく)に石を愛す 獨り上る、最高字通「偏」…
【感懐】かんかい(くわい)
- 普及版 字通
- 心に深く感じおもう。唐・杜牧〔感懐詩〕聊(いささ)か感懷のを書し 之れを焚(や)いて賈生(賈誼)に(おく)る字通「感」の項目を見る。
【包羞】ほうしゆう(はうしう)
- 普及版 字通
- 辱を忍ぶ。唐・杜牧〔烏江亭に題す〕詩 敗は兵家もすべからず 羞(はぢ)をみ恥をぶは、是れ男兒字通「包」の項目を見る。
【時機】じき
- 普及版 字通
- 機会。時宜に投ずる。唐・杜鶴〔従叔に寄す〕詩 儒と爲らば皆立つべきも 自(おのづか)ら是れ時に拙なり字通「時」の項目を見る。
けい‐せき【経籍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =けいしょ(経書)[初出の実例]「頭一人〈掌下経籍。図書。〈略〉給二紙筆墨一事上〉」(出典:令義解(718)職員)[その他の文献]〔晉書‐…
かっ‐そ(クヮッ‥)【闊疎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ひろびろとしてまばらであること。大まかですきのあること。〔論衡‐書解〕② 互いに親密でないこと。よそよそしいこと。疎闊。〔杜牧‐晩…
【怨嗟】えん(ゑん)さ
- 普及版 字通
- うらみなげく。唐・杜甫〔古柏行〕詩 志士幽人、怨嗟すること(なか)れ 古來、材大なれば用を爲しし字通「怨」の項目を見る。
【老】ろうそう(らうさう)
- 普及版 字通
- 年老いてせる。唐・杜甫〔行在所に達するを喜ぶ、三首、一〕詩 親しむ、老にく 辛して、中より來(きた)れり字通「老」の項目を見る。
【嘉】かそ
- 普及版 字通
- よい野菜。また稲の別名。唐・杜甫〔雨に苦しむ~〕詩 嘉、溷濁(こんだく)に沒し 時、榛叢(しんそう)に碎く字通「嘉」の項目を見る。
【楓樹】ふうじゆ
- 普及版 字通
- 楓の木。唐・杜甫〔秋興八首、一〕詩 玉露傷(てうしやう)す、楓樹林 巫山巫峽、氣森(せうしん)字通「楓」の項目を見る。
【門】ほうもん
- 普及版 字通
- 戸。庵。唐・杜甫〔客至る〕詩 徑、曾(かつ)て客に(よ)りて(はら)はず 門、今始めて君の爲に開く字通「」の項目を見る。
おっ‐かく(ヲク‥)【屋角】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 屋根のかど。屋根の先端。[初出の実例]「朔風凜烈として屋角に吼え」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉付録)[その他の文献]〔…
兵庫県立明石公園
- デジタル大辞泉プラス
- 兵庫県明石市にある公園。明石城跡を公園として整備したもの。日本の歴史公園100選、日本の都市公園100選に選ばれている。
ぎょ‐おう(‥ヲウ)【漁翁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 としよりの漁師。老人の漁師。漁父。[初出の実例]「江水渡頭柳乱糸、漁翁上レ船煙景遅」(出典:経国集(827)一四・漁歌〈嵯峨天皇〉)[そ…
【鶯】おう(あう)てい
- 普及版 字通
- 鶯がく。唐・杜牧〔江南春絶句〕詩 千里鶯いて、紅に映ず 水村山郭、酒旗の風 南四百十寺 多少の樓臺、雨の中字通「鶯」の項目を見る。
青山えさき
- デジタル大辞泉プラス
- 東京都渋谷区にあった日本料理店。1994年開業。2018年、山梨県北杜市に移転し、「八ヶ岳えさき」に名称変更。
そうろうしわ〔サウラウシワ〕【滄浪詩話】
- デジタル大辞泉
- 中国の詩論書。1巻。宋の厳羽著。1230年代に成立。当時の散文化した詩風を批判し、詩の理想を杜甫とほ・李白らの盛唐詩におく。
【禾穂】か(くわ)すい
- 普及版 字通
- 稲の穂。唐・白居易〔杜陵の〕詩 九霜りて秋早くく 禾穗未だ熟せざるに皆乾す字通「禾」の項目を見る。
【紛披】ふんぴ
- 普及版 字通
- 乱れ咲く。唐・杜甫〔九日、岑参に寄す〕詩 是の、東籬の 披、誰が爲に秀(はなさ)く字通「紛」の項目を見る。
【宵鐘】しよう(せう)しよう
- 普及版 字通
- 夜の鐘の音。唐・杜審言〔秋夜~〕詩 露白くして徹(とほ)り 風くして曉漏聞ゆ字通「宵」の項目を見る。
奈良公園 (ならこうえん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 奈良市春日野町に所在し,市街地の公園としては面積502haという日本最大の規模をもつ。明治初年の神仏分離,廃仏毀釈(きしやく)運動以来荒廃してい…
【独看】どくかん
- 普及版 字通
- 独りみる。唐・杜甫〔秋尽く〕詩 嶺獨り看る、西日のつるを 劍門ほ阻(はば)む、北人の來るを字通「独」の項目を見る。
せいちょう‐うんどう(セイチャウ‥)【生長運動・成長運動】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物の各部分の成長が不均等なために起こる運動。刺激による屈性、傾性が大部分で、刺激によらない自発的な運動もある。
はな‐いばら【花茨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 花の咲いているいばら。いばらの花。野ばらの花。《 季語・夏 》[初出の実例]「花蕀馬骨の霜に咲かへり〈杜国〉 鶴みるまどの月かすかな…
【祠】しびよう(べう)
- 普及版 字通
- みたまや。唐・杜甫〔登楼〕詩 れむべし、後(蜀)も(ま)た祠 日、聊(いささ)か梁(りゃうほ)の吟を爲す字通「祠」の項目を見る。
【肌理】きり
- 普及版 字通
- はだのきめ。唐・杜甫〔麗人行〕詩 態濃(こま)やかにくして、淑且つ眞 肌理細膩(さいぢ)にして、骨(ひと)し字通「肌」の項目を見る。
【艱窶】かんく
- 普及版 字通
- 貧しく苦しむ。〔唐書、文芸上、杜甫伝〕時に在寇奪す。甫の家、(ふ)に寓す。彌年艱窶、孺死するに至る。字通「艱」の項目を見る。
【岸上】がんじよう(じやう)
- 普及版 字通
- 岸頭。唐・杜甫〔劉郎浦を発す〕詩 舟中、日として沙塵ならざる無し 岸上の邨(くうそん)、盡(ことごと)く豺虎字通「岸」の項目を見る。
【沙辺】さへん
- 普及版 字通
- はまべ。唐・杜甫〔別馬巴州に奉寄す〕詩 舟纜(ともづな)をぎて、沙邊に久し 南國の雲、水上に多し字通「沙」の項目を見る。
ワガドゥグー Ouagadougou
- 日中辞典 第3版
- 〈地名〉[ブルキナファソ]瓦加杜古Wǎjiādùgǔ.
パンゼーの乱 パンゼーのらん Panthay
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,清代の雲南イスラム教徒の反乱 (1855~73) 。ビルマ人が雲南省におけるイスラム教徒をさしてパンゼーと呼んだが,それをイギリス人が採用して…
めのこ‐ざんよう【目子算用】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =めのこざん(目子算)[初出の実例]「其後手元にありし百銭をぬきて、心覚に目の子算用(サンヨウ)」(出典:浮世草子・好色一代男(1682…
【満坐】まんざ
- 普及版 字通
- 座中の人みな。唐・杜牧〔兵部尚書席上の作〕詩 忽(たちま)ち狂言を發して、滿坐をかしむ 兩行の紅、一時に回(めぐ)る字通「満」の項目を見る。
こう‐とう(カウ‥)【江頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 川のほとり。入り江のそば。江畔(こうはん)。[初出の実例]「江頭亭子人事睽、欹枕唯聞古戍雞」(出典:文華秀麗集(818)上・江頭春暁〈嵯…
しゅん‐ちゅう(‥チウ)【春昼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 春のひるま。のんびりと長く思われる、春のひるま。《 季語・春 》[初出の実例]「燕雀不レ知春昼永」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・…
瀬尾桃翁 (せお-とうおう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の俳人。江戸の人。初代太白堂の天野桃隣の門人。はじめ杜格と号し,のち初代の別号をつぎ2代桃翁となった。
てい‐き【提起】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① もちあげること。品位などをひきあげること。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「人の見識を高尚にして其品行を提起するの法如何…
【厭飫】えんよ
- 普及版 字通
- 食べあきる。唐・杜甫〔麗人行〕詩 犀(さいちよ)厭飫して、久しく未だ下さず 鸞刀(らんたう)縷(る)のごとく、切つてしく綸(ふんりん)たり字通「厭…
ひょう‐かく(ヘウ‥)【標格】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 目標にすべき品格。すぐれて高い品格。[初出の実例]「この標格を功夫参究すべきなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)葛藤)[その他の文献]〔…
【痴児】ちじ
- 普及版 字通
- 愚かな児。唐・杜甫〔百憂集行〕詩 癡兒、未だ子の禮を知らず 怒(けうど)して、を索(もと)めて門東に(な)く字通「痴」の項目を見る。
【嫩】どんずい
- 普及版 字通
- 若い花のずい。唐・杜甫〔江畔に独り歩して花を尋ぬ、七絶句、七〕詩 枝、容易にとしてつ 嫩、量して細細に開け字通「嫩」の項目を見る。
国くに破やぶれて山河さんがあり
- デジタル大辞泉
- 《杜甫「春望」から》国は戦乱によってぼろぼろに破壊されつくしたが、山や川はもとの姿のままで存在している。[補説]「国敗れて山河あり」と書くの…
ぎょ‐てき【漁笛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漁夫の吹く笛。[初出の実例]「漁笛声々昏月後、暗香吹度打レ頭レ風」(出典:黙雲詩藁(1500頃)掀篷梅図)[その他の文献]〔杜牧‐登九峯楼…
【菊花】きくか(くわ)
- 普及版 字通
- 菊の花。唐・杜甫〔復た愁ふ、十二首、十〕詩 (つね)に恨む、陶彭澤(はうたく)(淵明) 錢無くして(九月の)に對せしを字通「菊」の項目を見る。