crociata
- 伊和中辞典 2版
- [名](女) 1 〘史〙十字軍 bandire una ~|十字軍(への参加)を募る ~ contro gli Albigesi|アルビジョワ十字軍. ▼12‐13世紀, 南フランスのアルビ…
トゥールーズ Toulouse
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- フランス南西部の都市。ラングドックの中心地で,419~507年に西ゴートの首都,778~1271年にトゥールーズ伯領の中心となった。数度にわたってアルビ…
異端 いたん heresy
- 旺文社世界史事典 三訂版
- カトリック教会が正統とする信仰・教義に異を唱える説,およびその信徒たち4世紀に正統教義(三位一体説)が確立すると,アリウス派・ネストリウス派…
トゥルバドゥール troubadour
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 中世南フランスの吟遊詩人。騎士的恋愛を主題とし,11世紀アクイタニア公ギヨーム9世を祖としてその宮廷生活のなかに生まれた。社会層,創作を主とす…
アルビジョワ派(アルビジョワは) Albigeois
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ワルド派とともに,12~13世紀南フランスにおける二大異端の一つ。アルビ,トゥールーズが中心。マニ教の流れを汲み,善(神,霊魂),悪(悪魔,肉体)…
フィリップ(2世) Philippe Ⅱ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1165〜1223カペー朝第7代のフランス王(在位1180〜1223)。通称は尊厳王(Auguste) ルイ7世の子。第3回十字軍に参加したが,いち早く帰国。ノル…
アルビジョワ派 アルビジョワは Albigeois
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 12〜13世紀ごろ,南フランスに広がったキリスト教の異端マニ教の流れをくむカタリ派の一派が,トゥールーズ・アルビの両市を中心に広がり,カトリッ…
インノケンティウス3世(インノケンティウスさんせい) Innocentius Ⅲ
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1160頃~1216(在位1198~1216)ローマ教皇。イタリア人。ボローニャ,パリで学び,1190年枢機卿となり,枢機卿会のみによる自由な教皇選挙で選ばれ即…
アルビジョワ十字軍 アルビジョワじゅうじぐん Croisade en Albigeois
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 13世紀前半,南フランスの異端アルビジョワ派征討のために行われた十字軍教皇インノケンティウス3世の命で開始され,ルイ9世のとき完全に制圧した…
アヴィニョン Avignon
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 南フランス,ローヌ川下流の都市。起源は前6世紀のフェニキア植民地にさかのぼるが,中世盛期にはトゥールーズ,プロヴァンス両伯の共同支配下で独立…
al・bi・gen・se, [al.ƀi.xén.se]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] (フランス南部の町)アルビ Albí の.━[男] [女] アルビの住民[出身者].La cruzada contra los albigenses〖史〗 アルビジョア十字…
カタリ派 カタリは Cathari
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中世キリスト教の異端マニ教の流れをくむ。現世は悪であり,社会生活を否定,苦行を重視した。12〜13世紀にバルカン半島から十字軍や商人を通じて伝…
アルビジョア十字軍 アルビジョアじゅうじぐん Croisade des Albigeois
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルビジョア派 (→アルビ派 ) の異端討伐のため,ローマ教皇インノケンチウス3世の呼びかけで組織された十字軍 (1209~29) 。アルビジョア派はマニ教…
カタリ派 かたりは Cathari
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシア語で「清浄な」を意味するカタロスkatharosに由来するキリスト教の異端。古代のノバティアヌス派やマニ教徒に対しても用いられたが、通常は…
albigése
- 伊和中辞典 2版
- [形] 1 (南フランスの町)アルビの, アルビジョワの. 2 〘宗〙アルビ派の. [名](男)(女)[複で]アルビ派. ▼12‐13世紀に南仏アルビの町を中心に起こ…
ルイ(9世) Louis Ⅸ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1214〜70フランス国王(在位1226〜70)。聖王とも呼ばれる異端アルビジョワ派の討伐を完了させ,王権の南フランスへの浸透をはかり,カペー朝の全盛…
カタリ‐は【カタリ派】
- デジタル大辞泉
- 《〈ラテン〉Cathari》12~13世紀に、南フランスや北イタリアに広がった、キリスト教の異端の一派。マニ教的二元論の立場に立ち、現世を悪とし、禁欲…
アルビジョア十字軍【アルビジョアじゅうじぐん】
- 百科事典マイペディア
- 1208年教皇インノケンティウス3世の命を受けたフランス国王軍が興したアルビジョアAlbigeois派異端討伐戦。アルビジョア派とはフランス南部アルビAl…
アルビ派 アルビは Albigeois
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- キリスト教異端の一派,カタリ派の南フランス分流。原語はアルビ地方の人々の意。1149年カタリ派最初の司教が北フランスに置かれたのに続きアルビと…
アルビジョア十字軍 あるびじょあじゅうじぐん Croisade albigeoise
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南フランスのアルビジョア派(カタリ派)に対して、ローマ教皇の指令に基づいて、シモン・ド・モンフォールを中心に北フランス諸侯によって組織され…
アルビ Albi
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランス南部,タルン県の県都。大司教座所在地。人口4万9000(1990)。中央高地からガロンヌ流域平原に流れこむタルン川に沿った町。ローマ時代以来…
トルバドゥール
- 百科事典マイペディア
- 12―13世紀南仏の抒情詩人をいう。ジョングルールの後身の吟遊詩人で,宮廷を巡り,オック語(ラングドック)を用いて貴婦人と恋愛を賛美した。王,貴…
インノケンティウス[3世]【インノケンティウス】
- 百科事典マイペディア
- ローマ教皇(在位1198年―1216年)。ローマの貴族出身。1190年以来枢機卿として教皇庁改革を行う。ドイツ皇帝の選挙に干渉し,イングランド王ジョン,…
フィリップ[2世]【フィリップ】
- 百科事典マイペディア
- カペー朝フランス国王(在位1180年―1223年)。ルイ7世〔1120ころ-1180〕の子。ローマ皇帝アウグストゥスに由来する〈オーギュストAuguste〉の異名で…
ハイメ(1世) はいめ Jaime Ⅰ (1208―1276)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中世イベリア半島東部のアラゴン連合王国の王(在位1213~76)。「征服王」と通称される。アルビジョア十字軍初期のミュレーの戦い(1213)で戦死し…
ドミニコ Dominico
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1170ごろ〜1221スペインのカトリック教会修道士南フランスのアルビジョワ派の教化に尽力し,その過程で清貧に従う巡回説教者となって1215年トゥール…
アルビジョア十字軍 (アルビジョアじゅうじぐん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 13世紀初頭アルビジョアAlbigeois派異端討伐のため,フランス南部トゥールーズ伯領に進攻した十字軍。戦乱はオック語による南仏文芸を壊滅させたが,…
アルビジョア派 アルビジョアは
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ペドロ2世[アラゴン王] ペドロにせい[アラゴンおう] Pedro II
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1174[没]1213.9.12. ラングドックアラゴン王 (在位 1196~1213) 。アラゴン王アルフォンソ2世とサンチア (カスティリア王アルフォンソ8世の娘) …
レイモン6世 レイモンろくせい Raymond VI, Comte de Toulouse
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1156.10.27.[没]1222.8. ツールーズフランス,ツールーズ伯 (在位 1194~22) 。レイモン5世の子,ルイ7世の甥。イングランド王リチャード1世の妹…
カタリ派【カタリは】
- 百科事典マイペディア
- 中世キリスト教の異端。カタリCathariは〈清浄なる者〉の意。12世紀中葉以降,特に南フランスと北イタリアに盛行し,アルビジョア十字軍や異端審問の…
ドミニコ修道会(ドミニコしゅうどうかい) Dominican Order
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 別名は説教兄弟会。スペイン人ドミニコが,1215年フランスのトゥールーズ近郊プルイユに創設した托鉢(たくはつ)修道会。アウグスティヌスの会則を用…
ドミニコ Dominicus
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1170?~1221ドミニコ修道会の創始者。スペインのカスティリャ生まれ。オスマ司教座参事会員となり(1199年),当時南フランスに流行した異端アルビジ…
十字軍 じゅうじぐん Crusade
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 11世紀末期〜13世紀の間,ヨーロッパ諸国のキリスト教徒が聖地イェルサレム回復のために起こした大遠征軍セルジューク朝のキリスト教巡礼者に対する…
カタリ派 カタリは Cathari; Cathars
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 12~13世紀ヨーロッパに勢威をふるったキリスト教異端派。原語はギリシア語の katharos (清潔) に由来。マニ教的二元論と極端な禁欲主義を特徴とする…
ドミニコ修道会 ドミニコしゅうどうかい Dominician Order
- 旺文社世界史事典 三訂版
- スペインの修道士ドミニコ(1170 (ごろ) 〜1221)の設立した托鉢 (たくはつ) 修道会。ドミニクス教団とも呼ばれるドミニコは,フランスの異端アルビ…
ベジエ Béziers
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランス南部,エロー県の都市。モンペリエの南西約70km,ミディ運河とオルブ川の交点にある。人口7万2000(1990)。地中海に面したフランスの代表的…
インノケンティウス(3世) いんのけんてぃうす Innocentius Ⅲ (1160/1161―1216)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中世の代表的ローマ教皇(在位1198~1216)。本名ロタリオ・ディ・セニLotario di Segni。ボローニャ、パリ両大学で法学と神学を修め、37歳で教皇座…
モンフォール家 モンフォールけ Montfort
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランス中世の貴族の家系。パリ西方約 20kmに位置するモンフォール・ラモーリー城が同家発祥の地で,家名もまたここに由来する。初代からカペー朝に…
ツールーズ(伯家) ツールーズ[はくけ] Toulouse, Comtes de
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中世におけるフランス南部の大領主。 778年カルル1世 (大帝)によりアキテーヌの封臣フレドロン (852没) がツールーズ伯に叙され,9世紀なかば以後伯…
ドミニコ会【ドミニコかい】
- 百科事典マイペディア
- 托鉢修道会の一つ。英語でDominican Order,ラテン語でOrdo Fratrum Praedicatorumといい,〈説教者兄弟修道会〉とも称される。ドミニクスによりトゥ…
ルイ8世 ルイはっせい Louis VIII, le Lion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1187.9.5. パリ[没]1226.11.8. モンパンシェフランス王 (在位 1223~26) 。カペー家出身。フィリップ2世の子。厳正な行状と果敢な戦士ぶりで知ら…
レイモン7世 レイモンななせい Raymond VII, Comte de Toulouse
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1197.7. ボーケール[没]1249.9.27. ミロー中世初期から続いた南フランス最大の君侯ツールーズ伯家最後の伯 (在位 1222~49) 。アルビジョア十字…
ホノリウス3世 ホノリウスさんせい Honorius III
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?. ローマ[没]1227.3.18. ローマローマ出身の第177代教皇(在位 1216~27)。本名 Cencio Savelli。最も偉大な教皇の一人に数えられる。貴族出身…
カタリ派(カタリは) Cathari
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 12~13世紀に西ヨーロッパに広がったキリスト教の異端。北イタリアではパタレニ,南フランスではアルビジョワ派などとも呼ばれた。カタリとは「清浄…
ドミニコ Dominic
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1170頃.カスティリア,カレルエガ[没]1221.8.6. ボローニャドミニコ会創立者。聖人。スペイン名 Domingo de Guzmán。スペインの貴族の家に生れ,…
十字軍【じゅうじぐん】
- 百科事典マイペディア
- 広義には中世ヨーロッパにおけるキリスト教徒の異教徒・異端者との戦い。狭義には11―13世紀にヨーロッパ諸国民がキリスト教発祥の聖地パレスティナを…
あるびじょあは【アルビジョア派】
- 改訂新版 世界大百科事典
じつぶつてきけいきじゅんかん‐りろん〔ジツブツテキケイキジユンクワン‐〕【実物的景気循環理論】
- デジタル大辞泉
- ⇒リアルビジネスサイクル理論
ルイ(9世) るい Louis Ⅸ (1214―1270)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カペー朝第9代のフランス王(在位1226~1270)。ルイ8世の子。1297年ローマ教会によって列聖され、通称は聖王、サン・ルイsaint Louis。即位後10年は…