梛 (ナギ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Podocarpus nagi植物。マキ科の常緑針葉高木,園芸植物
なぎ【梛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 マキ科の常緑高木。本州の近畿以西、四国、九州の山中に生えるが、庭木として栽培されることも多い。高さ六~二〇メートル。樹皮は紫褐色…
なぎ【×梛/竹=柏】
- デジタル大辞泉
- マキ科の常緑高木。暖地に自生し、高さ約20メートル。葉は対生し、楕円形で厚い。雌雄異株。5月ごろ開花し、実は丸く、10月ごろ青白色に熟す。庭木と…
梛 なぎ
- 日中辞典 第3版
- 〈植物〉竹柏zhúbǎi.
なぎ‐の‐き【梛木】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「なぎ(梛)」の異名。
なぎ‐いかだ【×梛×筏】
- デジタル大辞泉
- キジカクシ科の常緑小低木。高さ約30~50センチ。枝は濃緑色の平たい卵形で先がとがり、葉のように見える。葉は鱗片りんぺん状。雌雄異株で、5月ごろ…
ナギ(梛) ナギ Podocarpus nagi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- マキ科の裸子植物。四国,九州の南部から沖縄,台湾にかけて分布する。また庭木として暖地に広く栽植される。高さ 20mにもなる常緑の高木で,年を経…
なぎ‐ぶし【×梛節】
- デジタル大辞泉
- 投節なげぶし1の発生当初の称。
なぎ‐いかだ【梛筏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ユリ科の草本状常緑小低木。地中海沿岸原産。日本へは明治初年に渡来し、観賞用に栽植される。高さ約三〇センチメートル。葉は鱗片状で小…
梛筏 (ナギイカダ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Ruscus aculeatus植物。ユリ科の常緑小低木,園芸植物
梛蘭 (ナギラン)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Cymbidium lancifolium植物。ラン科の常緑多年草
なぎ‐ぶし【梛節】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「なげぶし(投節)②」の古称。[初出の実例]「抑(そもそも)傾城の哥は、らうさい・片撥を最上とす。次に梛節(ナギフシ)、信田節、尤是を…
梛木 (ナギノキ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。マキ科の常緑針葉高木,園芸植物。ナギの別称
なぎ【梛】 の 葉((は))
- 精選版 日本国語大辞典
- 梛の木の葉。守り袋や鏡の裏に入れておくと悪鬼を除き、災難を免れると信じられた。また、厠などにつるしたり、「凪」にかけて、晴天を祈る具として…
なぎ‐もどき【梛木擬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ナンヨウスギ科の高木。ニュージーランド原産。幹は高さ四〇メートルにも達する。材は、造船、建築、土木工事などに用いられ、樹脂はカウ…
小葉梛 (コバノナギ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。マキ科の常緑針葉高木,園芸植物。ナギの別称
梛葉旭源氏 なぎのは あさひげんじ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演享保18.11(江戸・中村座)
梛葉伊豆形貌観 なぎのは いずのすがたみ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者金井三笑 ほか初演宝暦12.11(江戸・中村座)
カウリ‐まつ【カウリ松】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( カウリは[英語] kauri 元来はマオリ語 ) 植物「なぎもどき(梛木擬)」の異名。
ちく‐はく【竹柏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「なぎ(梛)」の漢名。〔薬品手引草(1778)〕
旭源氏 (通称) あさひげんじ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題梛葉旭源氏初演享保18.11(江戸・中村座)
ちから‐しば【力柴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「なぎ(梛)」の異名。また、その葉の異称。〔大和本草諸品図(1715)〕
いちじ‐のがれ【一時逃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その場だけつくろって苦境を脱しようとすること。いっときのがれ。一花逃れ。一過逃れ。[初出の実例]「我が身に迫る此の場の仕儀、一時逃…
ちから‐ぎ【力木】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 他の物をささえるのに用いる木の総称。ささえぎ。[初出の実例]「力木をのせたる其上を麻(いちび)にて四巻機へまき」(出典:広益国産考(…
いん‐けい【隠計・陰計】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人にはわからないように、こっそりと、はかりごとをめぐらすこと。また、そのはかりごと。秘密の計略。隠謀。[初出の実例]「是れ来輔が…
ちと‐かん(‥クヮン)【些勧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連語 〙 ( 「ちと」は少しの意、「かん」は「かんじん(勧進)」の略 ) 勧進のために少しばかりの喜捨を願うの意。勧進比丘尼の言ったことば。ち…
おんな‐げ(をんな‥)【女気】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おんなけ」とも )① 女が居ることを人に感じさせるふんいき、様子。女のけはい。おんなっけ。⇔男気。[初出の実例]「女気(ヲンナゲ)の…
岐阜町ぎふまち
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:姫路市姫路城下岐阜町[現]姫路市本町(ほんまち)姫路城の北東から東の中曲輪に位置する武家地。案内社(あんないしや)の東の南北に長い…
鈴木春蔭 (すずき-はるかげ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1786-1847 江戸時代後期の国学者。天明6年生まれ。市岡猛彦(たけひこ)の弟。尾張(おわり)名古屋藩士。本居春庭(もとおり-はるにわ),本居大平(おお…
なげ‐ぶし【投節】
- デジタル大辞泉
- 《歌の末尾を投げるように歌うところから》1 江戸初期の流行歌。明暦・万治(1655~1661)ごろに京都島原の遊里で起こり、宝永・正徳(1704~1716)…
切目山きりめやま
- 日本歴史地名大系
- 和歌山県:日高郡印南町島田村切目山[現]印南町島田殺目山(キリメヤマ)行きかふ道の朝霞ほのかにだにや妹に逢はざらむと「万葉集」巻一二にみえ…
下津具南方村しもつぐみなみかたむら
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:北設楽郡津具村下津具南方村[現]津具村下津具津具川の南北両岸に広がる村。北方村とは田畑・百姓家が入混り、境域は判然としない。寛永七…
胆管良性腫瘍(胆管腫瘍(良性・悪性))
- 内科学 第10版
- (2)胆管良性腫瘍 胆管の良性腫瘍はきわめてまれである.乳頭腫,腺腫,神経鞘腫などの報告例がある.いずれも質的診断は困難である.良性腫瘍の…
みぶ‐でら【壬生寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 京都市中京区壬生梛(なぎ)ノ宮町にある律宗の別格本山。天平宝字五年(七六一)聖武天皇の勅願により鑑真の草創と伝えられる。正暦二年(九九一)三…
小郡 おごおり
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 山口県中部,山口市西部の旧町域。山口盆地の南端にある。 1901年町制。 1944年山口市に編入されたが 1949年分離。 2005年山口市,徳地町,秋穂町,…
雨垂村うたりむら
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:小笠郡大須賀町雨垂村[現]大須賀町大渕(おおぶち)沖之須(おきのす)村の東に位置する。東を東大谷(ひがしおおや)川が南流し、南は遠…
そのみ‐そのまま【其身其儘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 現在の身の状態を少しもかえないで、そのままであること。化粧もせず、みなりも整えないままであること。[初出の実例]「もう日中前(ひる…
マキ科 マキか Podocarpaceae
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 裸子植物マツ目 (針葉樹目) の1科。マツ目の大半が北半球の冷温帯ないし亜寒帯 (亜高山帯) 針葉樹林の主要な構成植物であるのに対し,マキ科は例外的…
松蔵寺跡しゆうぞうじあと
- 日本歴史地名大系
- 山形県:寒河江市醍醐松蔵寺跡[現]寒河江市慈恩寺慈恩(じおん)寺山内にあった時宗寺院。明応五年(一四九六)松蔵寺二世定阿が記した松蔵寺幹縁…
神木 (しんぼく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 神社の境内や神域にあって神聖視される樹木をいう。霊木,勧請木(かんじようぼく),神依木(かみよりき)ともいわれる。神域全体の樹林を指す場合…
下伊勢村しもいせむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:姫路市旧揖保郡地区下伊勢村[現]姫路市林田町下伊勢(はやしだちようしもいせ)上伊勢村の南に位置し、揖東(いつとう)郡に属する。村の…
しん‐ぼく【神木】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神社の境内や神域にある樹木の総称。[初出の実例]「神木霊草之区、耳目所レ経未二嘗不一レ究」(出典:性霊集‐序(835頃))[その他の文献…
十方院じつぽういん
- 日本歴史地名大系
- 京都府:中郡峰山町新治村十方院[現]峰山町字新治 古屋敷山号仏土山、曹洞宗、本尊釈迦牟尼仏。寺伝によれば、建武年間(一三三四―三八)摂津国有…
隼社はやぶさのやしろ
- 日本歴史地名大系
- 京都市:中京区壬生村隼社「三代実録」貞観二年(八六〇)六月一五日条に「授後院無位隼神従五位下」とある。さらに同七年六月四日には従五位上に、…
産田神社うぶたじんじや
- 日本歴史地名大系
- 三重県:熊野市有馬村産田神社[現]三重県熊野市有馬町有馬(ありま)平野の北部に位置し、境内は梛の大樹や亜熱帯性・暖地性の樹木に覆われる。旧…
西小新田にしこなぎしんでん
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:西尾市西小新田[現]西尾市西小梛町矢作川下流の三角州に開発された干拓新田。西尾市の西南部に位置し、面積一九五ヘクタール、矢作川河口…
壬生寺 みぶでら
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 京都市中京(なかぎょう)区壬生梛(なぎ)ノ宮(みや)町にある律宗の別格本山。地蔵院とも宝幢三昧寺(ほうどうさんまいじ)とも称し、通称は壬生地蔵。本…
依代 よりしろ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神霊のよりつく代物。尸童(よりまし)が人間であるのに対して、依代は物体をさす。それには神聖な標識として、樹木や自然石、あるいは幣串(へいぐし)…
橋之町はしのまち
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:姫路市姫路城下橋之町[現]姫路市橋之町姫路城東の外曲輪に位置する町人町。生野(いくの)町の北に続く生野街道(但馬街道)沿いの南北の…
宝蔵寺ほうぞうじ
- 日本歴史地名大系
- 愛媛県:越智郡玉川町桂村宝蔵寺[現]玉川町桂 元村松生山と号し、曹洞宗。本尊は聖観音(もとは薬師如来)、別に大通智勝仏を祀る大通堂がある。か…