デジタル大辞泉 「ぶつり」の意味・読み・例文・類語 ぶつり [副]1 物を勢いよく断ち切る音や、そのさまを表す語。また、続いていた物事が突然に断たれるさま。「太いロープがぶつりと切れる」「日記はその日でぶつりと終わっている」2 物を勢いよく突き刺す音や、そのさまを表す語。「あいくちをぶつりと突き立てる」[類語](1)ぷつん・ふっつり・ぷっつり・ぶっつり・ぷつり・ちょきん・ちょきり・じょきじょき・ざくり・ざっくり・ばっさり・ちょん・ざくざく・すっぱり・さくさく・ざく・さっくり/(2)ぶすり・ぐさり・ずぶり・ぶすぶす・ぐさっと・ぶすっと 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ぶつり」の意味・読み・例文・類語 ぶつり 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる。「ぷつり」よりやや重々しい感じを表わす)① =ぷつり①※火の柱(1904)〈木下尚江〉一〇「鬢の乱れ、ブツリ噛み切って」② =ぷつり②※塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉七「喉元をブツリと刺し貫き」③ ひとこと小声でつぶやくさまを表わす語。※雑俳・俳諧觿‐一三(1797)「ぶつりとも言ずに戻る鳥部山」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報