国分寺[町](読み)こくぶんじ

百科事典マイペディア 「国分寺[町]」の意味・わかりやすい解説

国分寺[町]【こくぶんじ】

香川県中部,高松・坂出両市の中間にある綾歌(あやうた)郡の旧町。米麦果樹を栽培する農村地帯であるが,予讃線,国道11号線が通じ,工場や住宅も増加している。古代讃岐(さぬきの)国の中心で,国分寺跡特別史跡),国分尼寺跡史跡),四国八十八ヵ所80番札所国分寺がある。2006年1月木田郡庵治町,牟礼町,香川郡香川町,香南町と高松市へ編入。26.25km2。2万4228人(2003)。

国分寺[町]【こくぶんじ】

栃木県南部,渡良瀬(わたらせ)川の支流姿川の流域低地を占める下都賀(しもつが)郡の旧町。中心市街は江戸時代,日光街道宿場町として発達東北本線が通じる。稲作畑作を行う。下野(しもつけ)国分寺跡(史跡),国分尼寺跡(史跡)がある。2006年1月,河内郡南河内町,下都賀郡石橋町と合併し市制下野市となる。20.80km2。1万7130人(2003)。

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