出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
千葉県中部の市。市域は九十九里平野と両総台地にまたがる。1954年市制。人口6万1751(2010)。中心の東金は戦国時代酒井氏が鴇ヶ峰(ときがみね)に東金城を築き,城下町を建設してから発展した。江戸時代は幕府の東金代官所が置かれ,東金御殿もあった。御殿は徳川家康が鷹狩の際の宿舎としたもので,秀忠,家光も利用したが,寛文年間(1661-73)ころ取り壊されたという。市街は千葉に至る東金街道の宿場町であり,付近で盛んな上総木綿の問屋制家内工業の中心地でもあった。大正~昭和初期は養蚕が盛んで,繭の集荷地としてにぎわった。1911年東金線が総武本線,房総線(外房線)と通じ,バス交通の中心地となって商圏を拡大したが,近年は千葉市の商圏にくりこまれて商業が停滞,従来の街村型商店街を改造して商圏の回復を図っている。また65年に国営両総用水が完成,水田の近代化が進み,果樹,野菜,植木などの栽培が盛んになった。〈七里四方は日蓮宗の寺院のみ〉といわれる七里法華の中心であり,日蓮宗の本漸寺,西福寺などの名刹が多い。桜の名所八鶴(はつかく)湖,江戸時代に貯水池として造られた雄蛇ヶ池などがあり,九十九里県立自然公園の一部である。
執筆者:菊地 利夫
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