日本歴史地名大系 「荷坂峠」の解説
荷坂峠
にざかとうげ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
三重県中南部、度会(わたらい)郡大紀(たいき)町と北牟婁(きたむろ)郡紀北(きほく)町との境にある峠。標高242メートルで、紀伊山地が熊野灘(くまのなだ)に向かって落ち込む所にあるため、峠の南は急傾斜で、海を見下ろす景観は雄大。熊野街道(国道42号)の難所の一つであったが、1967年(昭和42)に荷坂トンネルが通じて便利になった。並行して紀勢本線(きせいほんせん)が通じるが、1930年(昭和5)の開通まで2年5か月を要する難工事であった。2013年(平成25)峠の西方を紀勢荷坂トンネル(2986メートル)で抜ける紀勢自動車道が開通した。世界遺産「熊野古道」のルートの一つとなっている。
[伊藤達雄]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新