デジタル大辞泉 「陸橋」の意味・読み・例文・類語
りっ‐きょう〔リクケウ〕【陸橋】
2 地殻変動や海面低下のために大陸や島がつながり、生物が移動できるようになった細長い陸地。更新世の氷期にアラスカ・シベリア間に存在したベーリング陸橋など。
[類語]歩道橋・ガード・跨線橋
翻訳|land bridge
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…したがって縁海の好漁場となっている大陸棚の海底谷は,現在の陸地の河川系に接続しているのである。
[日本における最終氷期以降の海水面変化]
日本列島と大陸との間を隔てている海峡は,低海水面時の氷期には陸化して,大陸と列島をつなぐ陸橋land bridgeとなり,生物や人類が往来した。最終氷期(ウルム氷期)初頭には,シベリアからマンモスが北海道に渡来し,同じ動物群のヤギュウやヘラジカは本州まで南下した。…
…したがって縁海の好漁場となっている大陸棚の海底谷は,現在の陸地の河川系に接続しているのである。
[日本における最終氷期以降の海水面変化]
日本列島と大陸との間を隔てている海峡は,低海水面時の氷期には陸化して,大陸と列島をつなぐ陸橋land bridgeとなり,生物や人類が往来した。最終氷期(ウルム氷期)初頭には,シベリアからマンモスが北海道に渡来し,同じ動物群のヤギュウやヘラジカは本州まで南下した。…
…大洋にへだてられた二つの大陸に産する化石群の間に近縁性が認められる場合があるが,この化石群の近縁性を説明するために,両大陸を連結する陸地がかつて中間の海洋部分に存在していたと考えるのが陸橋land bridge説で,例えば,アフリカと南アメリカの古・中生代化石群の近縁性を説明するため,両大陸をつなぐ大陸が現在の南大西洋域に白亜紀まで存在したとするような考え方である。この説では,海洋と大陸の地殻構成の違いを無視することになり,また両大陸の地質構造の類似性が説明できず,その後,大陸移動説によってより合理的に説明されるようになった。…
※「陸橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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