デジタル大辞泉 「タンガ」の意味・読み・例文・類語 タンガ(Tanga) タンザニア北東部、インド洋岸の港湾都市。ペンバ島に面する。内陸部のアルーシャと鉄道で結ばれ、サイザル麻、コーヒー、茶、綿花などの積出港になっている。古くからアラブ人の交易拠点の一つとして栄えた。 タンガ(tanga) 布の幅が狭く、両脇がひも状になっている女性用ショーツ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「タンガ」の意味・わかりやすい解説 タンガTanga 東アフリカ,タンザニア東部の港湾都市。人口18万(2002)。ダル・エス・サラームの北200kmのインド洋岸にあり,ペンバ島に面している。ケニアとの国境に近い。ダル・エス・サラームおよびキリマンジャロ山麓の都市モシと鉄道で結ばれている。商工業が発達し,サイザル麻,茶,コーヒーなどを輸出し,麻糸,衣料品,合板,トタンなどを生産する。執筆者:西野 照太郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タンガ」の意味・わかりやすい解説 タンガTanga タンザニア北東部,インド洋にのぞむ港湾都市。タンガ州の州都。 14世紀にペルシア人の商人が建設,奴隷・象牙貿易の内陸への基地となった。 1890年代にドイツ人が進出。港内の島には 14世紀のペルシア風遺跡がある。同国第2の港で,サイザルアサ,コーヒーなどを輸出。アルーシャ,ダルエスサラームと鉄道で結ばれ,国内空港がある。人口 18万 7634 (1988) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「タンガ」の意味・わかりやすい解説 タンガたんがTanga 東アフリカ、タンザニア北東部の港湾都市。タンガ州の州都。インド洋に臨み、ペンバ島に対する。人口19万8300(2002推計)。内陸部のアルーシャへの鉄道の起点で、サイザル麻の栽培地域を背後に控え、その積出し港となっている。沿岸部の他の都市と同じく、アラブ人の交易で栄えた歴史をもつ。17世紀には存在していたとみられ、19世紀中ごろにはザンジバル王国の治下にあり、人口4000~5000人で、内陸との象牙(ぞうげ)交易の拠点であった。[赤阪 賢] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「タンガ」の意味・わかりやすい解説 タンガ タンザニア北東部,インド洋岸の港湾都市。ケニアとの国境に近く,ペンバ島と対する。キリマンジャロ山麓のアルーシャへの鉄道の起点。東アフリカ第一のサイザル麻輸出港で,コプラ,コーヒー,茶,木材なども輸出。17万9000人(2001)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報