デジタル大辞泉
「エンパワーメント」の意味・読み・例文・類語
エンパワーメント(empowerment)
1 権限を与えること。
2 社会福祉政策において、従来のサービスを提供するやり方とは別に、受益者に直接手渡す補助金を増やして、それを選択する権利を与え、政府の介入や裁量を減らそうという考え。
3 よりよい社会を築くために人々が協力し、自分のことは自分の意思で決定しながら生きる力を身につけていこうという考え方。また、組織の業務処理において、メンバーの考えを積極的に取り入れ、権限を委譲することで、相互に協力しながら自発的に目標の達成を目指そうという考え方。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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エンパワーメント
empowerment
社会,組織の構成員ひとりひとりが,発展や改革に必要な力をつける (エンパワーメント) という意味の言葉。 1980年代における女性の権利獲得運動のなかで使われるようになった言葉であるが,現在は対象が拡大しつつある。企業経営においては,従業員全員が経営の各段階で参加して生産性の向上を目指す意味で使われ,開発政策の手段としては,住民自身に貧困から脱却するための力をつけさせるという意味で使われるようになってきている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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エンパワーメント
エンパワーメント(empowerment) とは「力を与える」「権限を与える」という意味で、ビジネスにおいては「権限委譲」を意味する言葉としてで用いられます。これまで上司が持っていた権限を部下に与えることで自律的な行動を促し、組織全体のパフォーマンスを高めることを目的としています。
出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報
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