デジタル大辞泉 「オウム真理教」の意味・読み・例文・類語
オウムしんり‐きょう〔‐ケウ〕【オウム真理教】
[補説]仏教系であるが主神はヒンズー教のシバ神。教義の中心は「無常」と「煩悩破壊」にある。ヨーガ修行団体「オウム神仙の会」を基に、昭和62年(1987)「オウム真理教」を設立。平成元年(1989)東京都から宗教法人の認定を受ける。同年、坂本弁護士一家殺害事件を起こす(のちに発覚)。平成2年(1990)、衆議院議員総選挙に多数立候補するも全員落選。平成6年(1994)に松本サリン事件、平成7年(1995)に地下鉄サリン事件などを起こし、教祖をはじめ多数の幹部が逮捕された。同年、東京地裁より解散命令を受け、宗教法人格を失った後も公然と活動を継続。こうした団体の活動を監視し、無差別大量殺人行為の再発を防止するために団体規制法が制定された。平成12年(2000)、名称を「アレフ」に変更(その後アーレフ、