しれっと(読み)シレット

デジタル大辞泉 「しれっと」の意味・読み・例文・類語

しれっ‐と

[副](スル)平然としているさま。けろっとしているさま。「うそがばれてもしれっとしている」
[類語]平気平静冷静事も無げ平ちゃら平気の平左無頓着むとんじゃく大丈夫悠然泰然自若じじゃく平然冷然恬然てんぜんけろりとしゃあしゃあぬけぬけのめのめおめおめ事ともせず何のその何処どこ吹く風河童かっぱ痛くもかゆくもない

シレット(Sylhet)

バングラデシュ北東部の都市。首都ダッカの北東約200キロメートル、スルマ川が刻む谷間位置する。1947年以前はインドのアッサム州一部であり、のちに分離編入。英国統治時代より茶の生産が盛ん。天然ガスを豊富に産する。

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精選版 日本国語大辞典 「しれっと」の意味・読み・例文・類語

しれっ‐と

  1. 〘 副詞 〙 物に動じないさま、けろっとして何も問題にするものはないという態度であるさま、また、何事もなかったように厚かましくふるまうさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「しかし、崔川俊伊はしれっとしていた」(出典:階級(1967)〈井上光晴〉一二)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「しれっと」の意味・わかりやすい解説

シレット
しれっと
Sylhet

バングラデシュ北東部の都市。ダッカの北東約200キロメートル、スルマ川沿岸に位置する。人口30万7500(2003推計)。1947年のパキスタン独立以前は、インドのアッサム州の一部であった。付近の丘陵地帯にはイギリス植民地時代から茶のプランテーション発達、シレットは茶の加工、集積地として栄えた。また、バングラデシュ唯一の天然ガス田や化学肥料工場などもある。

桐生 稔]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「しれっと」の意味・わかりやすい解説

シレット
Sylhet

バングラデシュ東部,チッタゴン州の都市。マイメンシン東方約 150km,スルマ川右岸に位置。 14世紀にヒンドゥーの小王国の都,のちイスラム文化の中心地となった。サトウキビと茶の産地として知られ,ほか植物油,マッチを産する。モスクやイスラムの廟が残る。人口9万 9538 (1991推計) 。

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