かんしょう

精選版 日本国語大辞典 「かんしょう」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょう‥シャウ【寒

  1. 〘 名詞 〙
  2. セミ一種。ひぐらし。寒蝉(かんせん)
    1. [初出の実例]「寒喞々雑鳴哇、村駅秋風馬影斜」(出典:山陽詩鈔(1833)四・途上)
    2. [その他の文献]〔爾雅疏‐釈虫〕
  3. 秋から冬にかけて鳴く虫。コオロギの類。
    1. [初出の実例]「愁聴寒(カンシャウ)涙湿衣〈略〉寒(カンシャウ)はきりぎりす也」(出典:洒落本異素六帖(1757))
    2. [その他の文献]〔謝恵連‐擣衣詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「かんしょう」の読み・字形・画数・意味

觴】かんしよう(しやう)

さかんに酒を飲む。〔晋書、阮裕伝〕裕、(王)敦の不臣の心るを以て、乃ち觴し、酒を以てを廢す。~是れに由りて敦の(さ)るを得たり。論此れを以て之れを貴ぶ。

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鍾】かんしよう

林鍾(りんしよう)。十二律の一。〔周礼春官、大司楽〕乃ち(すいひん)を奏し、鍾を歌ふ。

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将】かんしよう(くわんしやう)

の祭をする。〔詩、大雅文王〕殷士の膚(ふびん)なるも 京に將す

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笑】かんしよう(せう)

無邪気に笑う。〔聊斎志異、小翠〕夫人怒り、女の室に(はし)りて、之れを詬讓す(罵り責める)。女惟だ笑するのみにして、竝(すべ)て一たびも置詞(いいわけ)せず。

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宵】かんしよう

食宵衣。

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笑】かんしよう

よろこび笑う。

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唱】かんしよう

盛んに唱う。

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訟】かんしよう

獄訟

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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