がくり(読み)ガクリ

デジタル大辞泉 「がくり」の意味・読み・例文・類語

がくり

[副]物事が急に折れたり、取れたりするさま。また、気力などが急に衰えるさま。がっくり。「ひざががくりとなる」「がくりとうなだれた」
[類語]がっくり落胆がっかりげっそり失望絶望失意幻滅脱力虚脱・失墜感・気落ち気抜け拍子抜け力抜け腑抜け力落とし意気阻喪しょんぼりぽつねんと悄然意気消沈しおしおすごすごしょぼしょぼしょぼくれるしょぼたれるしょぼんとしゅん

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精選版 日本国語大辞典 「がくり」の意味・読み・例文・類語

がくり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 物が急に折れたり、取れたり、抜けたり、また、勢いを失ったりするさまを表わす語。がっくり。
    1. [初出の実例]「ちんば馬、谷の板橋がくりそっくりと歩みなづむが如くなり」(出典:浄瑠璃・日本武尊吾妻鑑(1720)三)

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