デジタル大辞泉 「キスム」の意味・読み・例文・類語 キスム(Kisumu) ケニア西部の港湾都市。ニャンザ州の州都。ビクトリア湖北東部、カビロンド湾に面する。港があり、漁業が盛ん。また、ルオ族が多く居住する。20世紀初頭にモンバサと鉄道で結ばれ、綿花、コーヒー、砂糖などの集散地として発展した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「キスム」の意味・わかりやすい解説 キスムKisumu 東アフリカのケニア西部の都市で,ニアンザ州の州都。人口22万6000(2003)。内陸の大湖ビクトリア湖の北東部に突出しているカビロンド湾に臨む。湖畔の豊かな農業地帯の商工業の中心で,砂糖,冷凍魚,繊維,サイザルアサの加工などの工場がある。ナイロビに通ずる鉄道(1901開通)や空港があり,湖上航路の重要港としての役割も大きい。執筆者:西野 照太郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「キスム」の意味・わかりやすい解説 キスムきすむKisumu アフリカ東部、ケニア西部の港湾都市。ニャンザ州の州都。ビクトリア湖東岸のニャンザ湾に臨む。人口26万8300(2002推計)、ケニア第三の都市である。1901年にインド洋岸モンバサから鉄道が通じた。今日では陸上およびビクトリア湖の水上交通の要地で、綿花、コーヒー、トウモロコシ、ラッカセイ、ゴマなどの農産物を集散する。造船、魚加工、皮加工、製粉、製材などの工場も立地する。[赤阪 賢] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キスム」の意味・わかりやすい解説 キスムKisumu ケニア南西部の町。ニアンザ州の州都。ナクル西北西約 150km,ビクトリア湖東岸近くに位置。ビクトリア湖とインド洋を結ぶ鉄道交通の要衝で,工業,商業,漁業の中心地。コーヒー,綿花,ゴマなどを集散。国内航空の空港がある。人口 16万 7100 (1984推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「キスム」の意味・わかりやすい解説 キスム ケニア西部,ビクトリア湖に面する都市。1901年モンバサからの鉄道が開通した交通の要地。商工業の中心地で農産物を集散。25万9258人(2009)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by