日本大百科全書(ニッポニカ) 「キスム」の意味・わかりやすい解説 キスムきすむKisumu アフリカ東部、ケニア西部の港湾都市。ニャンザ州の州都。ビクトリア湖東岸のニャンザ湾に臨む。人口26万8300(2002推計)、ケニア第三の都市である。1901年にインド洋岸モンバサから鉄道が通じた。今日では陸上およびビクトリア湖の水上交通の要地で、綿花、コーヒー、トウモロコシ、ラッカセイ、ゴマなどの農産物を集散する。造船、魚加工、皮加工、製粉、製材などの工場も立地する。[赤阪 賢] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キスム」の意味・わかりやすい解説 キスムKisumu ケニア南西部の町。ニアンザ州の州都。ナクル西北西約 150km,ビクトリア湖東岸近くに位置。ビクトリア湖とインド洋を結ぶ鉄道交通の要衝で,工業,商業,漁業の中心地。コーヒー,綿花,ゴマなどを集散。国内航空の空港がある。人口 16万 7100 (1984推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報