コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

きせる(煙管) きせる

2件 の用語解説(きせる(煙管)の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

きせる(煙管)【きせる】

刻みタバコ用喫煙具。火皿,雁首(がんくび),吸口からなり,多く中間を竹(羅宇(らお))で接続。金,銀,青銅,真鍮(しんちゅう)などで一体に作った延(のべ)ぎせる,延ぎせるのうち小型で平たい鉈豆(なたまめ)ぎせる,江戸時代遊山の折などに用いられた3尺余の花見ぎせるなどがあり,象嵌(ぞうがん)や彫刻などを施した工芸的なものも多いが,現在,利用者は少ない。
→関連項目羅宇屋

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

きせる【きせる(煙管)】

刻みタバコをのむ器具の一つ。語源はカンボジア語のクシエルkhsier(煙管の意)であるというのが,いまのところ定説とされている。日本では〈喜世留〉もしくは〈希施婁〉という漢字をあてていたが,現在は一般に〈煙管〉の字があてられる。通常,タバコをつめる口(火皿)のついた雁首(がんくび)すなわち火皿の湾曲している部分と,羅宇(らう)すなわち雁首と吸口との中間の管と,吸口との3部分から成る。こうした構成をしめすドライスモーキング(乾式喫煙)のための簡便な喫煙具である〈きせる〉の主要分布は日本,中国,朝鮮にわたっている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のきせる(煙管)の言及

【装身具】より

…これも革,金属,織物などで贅(ぜい)をつくして作られた。なお煙管(きせる)も桃山時代にタバコとともに伝来し,装身具の一つとなるが,ことに江戸時代初期には大名の間で流行し,華美が競われた。 女性の髪は江戸時代初期から再び結び髪となり,中期以降は技巧を凝らした女髷が発達する。…

【タバコ(煙草)】より

…この傾向に歯止めをかけようと1960年代より,中巻き,上巻きにシートタバコ(葉タバコを原料として人工的に紙状に成形した模造タバコ)を使った機械巻,あるいはシガリロまたはリトルシガーと呼ぶ小型で低廉な葉巻が発売されている。(3)刻みタバコ パイプやきせる用のものと手巻用とに分けられる。パイプタバコには,黄色種を主体としたイギリス・タイプと,バーレー種を主体とするアメリカ・タイプがある。…

※「きせる(煙管)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

きせる(煙管)の関連キーワードトバコーブラウン御先タバコ刻みタバコタバコ入れタバコ切りタバコ銭タバコ盆寝タバコ噛みタバコ紙巻タバコ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone