ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キタテハ」の意味・わかりやすい解説
キタテハ
Polygonia c-aureum
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昆虫綱鱗翅(りんし)目タテハチョウ科に属するチョウ。日本では北海道から九州にかけて分布するが、寒冷地では近似種シータテハが優勢で本種は少なく、暖地では本種が優勢でシータテハは希種となる。外国では朝鮮半島、中国、台湾、トンキンに分布し、東アジアの特産種。はねの開張60ミリメートル内外。はねの表面は橙(だいだい)色で黒斑(こくはん)があるが、裏面は枯れ葉模様で表面とまったく異なる。成虫態で越冬し、暖地で年4、5回程度の発生、寒冷地では年2回程度の発生と思われる。幼虫の食草はカナムグラ、アサ、カラハナソウ(ホップ)などのアサ科植物。幼虫は葉を綴(つづ)ってその中に潜んでいる。
[白水 隆]
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