翻訳|gingham
5mm前後の幅で,格子または縞を織り出した先染(さきぞめ)の綿の平織物。経緯糸に同じ太さの色糸とさらし糸を用い密度も同じに織る。使用糸の番手によって20(にいまる)ギンガム,30(さんまる)ギンガム,40(よんまる)ギンガムなどに分けられ,60番手の綿糸を用いて織った上質のものを,シャンブレーギンガムという。いずれも糸が堅牢染なので丈夫で色落ちもなく,さらりとした風合いから夏の婦人子ども服,寝巻,エプロンなどに,また室内装飾や手芸など幅広く用いられる。語源は縦縞綿布をさすマレー語のginggangからという説と,フランスのブルターニュ地方のGuingampという町でインド原産のこの織物を模して織ったことからきているとの説があるが,古くからある織物ですでに17世紀にはイギリスで織られていた。
執筆者:船戸 道子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新