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番手 ばんて yarn count

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

番手
ばんて
yarn count

糸の太さを表示する単位。糸の太さを直接はかるのは困難なので,その長さと重さの関係で表わす。重量を一定にし,単位長さの倍数で示す恒重式と,長さを一定とし,単位重量の倍数で示す恒長式とがある。

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デジタル大辞泉の解説

ばん‐て【番手】

[名]
紡績糸の太さを表す単位。重さ1ポンド(約454グラム)で長さ840ヤード(約768メートル)のものを一番手とする。長さが2倍、3倍のものを二番手、三番手とし、数が大きくなるほど糸は細くなる。
城にいて警護に当たる兵士。城番。
順番を決めて交代ですること。
「―に板の間を勤めける」〈浮・一代女・五〉
[接尾]助数詞。
競技などに登場する順番をいうのに用いる。「一番手の挑戦者」
陣立てで、隊の順序をいうのに用いる。「三番手の隊」

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百科事典マイペディアの解説

番手【ばんて】

一定の重さに対して長さがいくらかで表される恒重式による糸の太さ(繊度)の単位。綿・麻・毛・スフ糸など紡績糸に用いる(繊条糸にはデニールを用いる)。ふつう略して何番といい,記号はS。
→関連項目綿糸

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とっさの日本語便利帳の解説

番手

先行型選手の直後という、最も有利な位置のこと。俗語ではハコともいい、番手を回りながら三着に終わることをハコ3などという。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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世界大百科事典 第2版の解説

ばんて【番手 count】

綿糸,毛糸,麻糸,絹紡糸,スフ糸など短繊維から紡績して得られた糸の太さを表す単位。番手は一定の重さに対して長さがいくらかで表される恒重式の単位であり,絹糸や合成繊維など長繊維の太さを表すデニールは,一定の長さに対して重さがいくらかで表される恒長式の単位である。番手は糸の種類によって基準の長さや重さが異なり,またイギリス式やメートル式もあるので複雑である。綿糸の番手には一般にイギリス式が用いられており,この方式では重さ1ポンドで長さが840ヤードの綿糸を1番手(略して1番)という。

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大辞林 第三版の解説

ばんて【番手】

[0] ( 名 )
糸の太さを表す単位。英国式で、綿糸の場合、重さ1ポンド(約454グラム)で長さが840ヤード(約768メートル)のものを一番手とする。長さが二倍になれば二番手、三倍になれば三番手とし、その数が多くなるほど糸は細くなる。 → デニール
城中を守る武士。城番。
交代で行うこと。かわりばんこ。 「 -に板の間を勤めける/浮世草子・一代女 5
( 接尾 )
助数詞。
競技などで、登場する順番を表すのに用いる。 「大関陣の一-」 「リレーの二-」
陣立てで、並べられた隊伍の順序をいうのに用いる。先陣を一番手、二陣を二番手など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

番手
ばんて

糸の太さを表す単位で、繊維によってそれぞれ成立事情が異なるため、まちまちであるが、大きく、恒長式(一定の基準長と、これに見合う単位重量が定められているもの)と恒重式(一定の基準重量と、これに見合う単位長が定められているもの)との二つに分けられる。恒長式をとるものには絹・合繊(フィラメント)などがあり、恒重式をとるものには綿・毛などがある。これを天然・人造の各繊維を通じて共通の方式にするため、グレックスGrexやテックスTexなどの方式(恒長式)が国際的に決められるようになった。[角山幸洋]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の番手の言及

【糸】より


[糸の太さ]
 糸の太さは長さと重さの相関関係によって示され,デニール(記号D。恒長式)と番手(恒重式)とがある。恒長式は一定の長さに対して重さがいくらかで糸の太さを表す。…

【繊維】より


[繊維の性状]
 (1)繊度fineness(太さ)および長さ 繊維の断面は完全な円形ではないので,直径や断面積では表せない。したがって,繊維の太さは,一定の長さに対して重量がいくらかを表す恒長式の〈デニール(d)〉か,一定の重さに対して長さがいくらかを表す恒重式の〈番手〉で表現される。一般に,細い繊維ほど高級な糸が作れるので,優良とされる。…

【デニール】より

…デニールを簡単に測れる装置はトーションデニールてんびん(天秤)torsion denier balanceで,これは9mの長さの糸でデニール数が直接読める。恒重式の綿番手は重さ1ポンドで長さが840ヤードの糸を1番手というので,これをデニールに換算すると5315デニールになる。したがって,番手は数字が大きくなるほど細くなるので,番手からデニールへの換算は5315を番手で割ればよい。…

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