日本大百科全書(ニッポニカ) 「ケーズ」の意味・わかりやすい解説 ケーズけーずKayes 西アフリカ、マリ南西部の都市。セネガル川中流沿岸に位置し河港がある。カエスともいう。人口8万4800(2002推計)。マリ南西部の商業中心地で、アラビアゴム、ラッカセイ、綿花の集散地として栄え、皮革、紡績、食品加工などの工業も立地する。1908年までマリ行政の中心地であった。首都バマコとセネガルのダカールを結ぶ鉄道の要地で、空港もある。[藤井宏志] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例