さんさ(読み)サンサ

デジタル大辞泉 「さんさ」の意味・読み・例文・類語

さんさ

[感]民謡などのはやしことば。
「いとし源衆に逢ふ夜さは、―」〈松の葉・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「さんさ」の意味・読み・例文・類語

さんさ

  1. 〘 感動詞 〙 俗謡や民謡のはやしことば。→さんさ踊りさんさ節
    1. [初出の実例]「いとし源衆に逢ふ夜さは、さんさ、鳥もな鳴いそ夜も明けそ」(出典:歌謡・松の葉(1703)二・源五しう)

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普及版 字通 「さんさ」の読み・字形・画数・意味


22画

[字音] サン・サ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は贊(賛)(さん)。〔説文六下に「百家をと爲す。は聚なり」とする。〔周礼地官、遂人〕「五家をと爲し、五を里と爲し、四里をと爲し、五を鄙と爲し、五鄙を縣と爲し、五縣をと爲す」とあるのによる。沛郡のは音嵯、漢の何の初封、のち南陽のに移った。

[訓義]
1. むら。
2. 地名
3. (さ)と通じ、しろざけ。

[熟語]


叉】さんさ

さすまた。

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【山】さんさ

山査

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「さんさ」の意味・わかりやすい解説

サンサ
sansa

アフリカで広く用いられている体鳴楽器。「サンザ」とも「ムビラ」ともいう。金属製または籐製の細長い舌を,板または共鳴箱 (約 20cm× 30cm) の上に横に並べ下端を押えて固定し,舌の裏側に横棒を入れ舌の上端を浮かせたもの。舌は,数本~20本ぐらいのものまである。両手親指で舌の上端をはじいて演奏するので「親指ピアノ」とも呼ばれる。サンサはコンゴのマルング族の呼び名で,地方や民族により名称は非常に多様である。

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