ジンジャ(その他表記)Jinja

デジタル大辞泉 「ジンジャ」の意味・読み・例文・類語

ジンジャ(Jinja)

ウガンダ南東部の都市。首都カンパラ北東約90キロメートル、ビクトリア湖北岸のビクトリアナイル源流に位置し、港をもつ。同国第二の都市であり、周辺では綿花と砂糖を産する。またオーエン滝ダム水力発電による繊維産業も盛ん。

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改訂新版 世界大百科事典 「ジンジャ」の意味・わかりやすい解説

ジンジャ
Jinja

東アフリカの内陸,ウガンダの都市。人口6万1000(1991)。ビクトリア湖北岸,ビクトリア・ナイル川の流出口に位置する。綿花,サトウキビトウモロコシなどの農業地帯の中心で,農産物集散と加工が盛んである。おもな工業として,セッケン,食品,繊維木材,銅製錬などがある。1901年に東アフリカ内陸の交易基地として建設され,ビクトリア湖の水運道路,鉄道,航空路の接点として発達した。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジンジャ」の意味・わかりやすい解説

ジンジャ
Jinja

ウガンダ南東部の都市。ビクトリア湖北岸,ビクトリアナイル川の流出口右岸に位置。標高 1200mの高地にあるため,最高気温 26℃としのぎやすい。同国の主要工業都市で,オーウェン滝の発電を利用して,銅製錬,製鋼綿織物合板,たばこ,製粉などの工業が立地。湖港でもあり,古くからビクトリア湖沿岸交易の中心地で,綿花,トウモロコシ,ナンキンマメ,サトウキビなどを集散。保養地としても知られる。タンザニアのダルエスサラーム,ケニアのモンバサなどインド洋岸の都市と鉄道,道路で結ばれる。 1862年にナイル川の源泉を求めて到着したイギリスの探検家 J.スピークの記念碑がある。人口6万 979 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジンジャ」の意味・わかりやすい解説

ジンジャ
じんじゃ
Jinja

東アフリカ、ウガンダ中部の港湾都市。ビクトリア湖北岸のビクトリア・ナイル川の流出口に位置し、湖上交通、道路・鉄道交通の要地である。人口8万6520(2002推計)。首都カンパラに次ぐ第二の都市で、背後に綿花の栽培地帯を控え、木綿工業が立地する。また、近くにあるオーエン滝ダムの水力発電を利用して工業化が進んでいる。

[赤阪 賢]

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