翻訳|chuck
工作物を加工する際に、工作物あるいは工具を保持する装置。工作物用として、把持力発生法により、機械式チャック、油圧チャック、エアチャック、マグネットチャックなどがある。また構造により、単動チャック、スクロールチャック、コレットチャック、カムロックチャックなどがある。マグネットチャックは、平面研削加工におもに使われてきたが、近年は、フライス加工などにも使われている。
工具用としては、やはり把持力発生法により、コレットチャック、ローラロックチャック、サイドロックチャック、油圧チャック、焼きばめチャックなどがある。焼きばめチャックは、把持精度・把持力が高くできるため、高速工作機械を中心に普及している。
[清水伸二]
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…世紀末にはドイツ人に凹凸のあるスナップ・ボタンが発明された。ファスナーは同じころにアメリカ人により発明され,ジッパー,チャックとも称された。【池田 孝江】 日本では鉸具や帯とともに,中国からもたらされた蜻蛉頭(とんぼがしら)と称する,組紐をさまざまな形にして一方の紐の輪(受緒(うけお))にかけて用いる留具が使われてきた。…
…当初は財布に用いられる程度であったが,21年ころグッドリッチ社がジッパーという名称でオーバーシューズに取り入れ,好評を博してからアメリカではジッパーという呼び方が定着,30年以降は衣服に用いられ需要が拡大した。日本で最初にファスナーが生産されたのは1927年ころで〈チャック印〉の商標で売り出された。チャックはきんちゃく(巾着)をもじったといわれている。…
※「チャック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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