現代外国人名録2016 「チョウ・チン」の解説
チョウ・チン
趙 静
Zhao Jing
- 職業・肩書
- チェロ奏者
- 国籍
- 中国
- 生年月日
- 1978年10月20日
- 出生地
- 北京
- 学歴
- 北京中央音楽院,東京音楽大学卒,カラヤン・アカデミー卒,ハンス・アイスラー音楽大学卒
- 受賞
- エクソンモービル音楽賞(洋楽部門奨励賞,第39回)〔2009年〕,全日本ビバホールチェロコンクール第1位(第2回)〔1996年〕,ミュンヘンARD国際コンクール第1位(チェロ部門,第54回)〔2005年〕
- 経歴
- 父は京劇の胡弓奏者。5歳で北京中央音楽院附属幼稚園に入学、チェロを始める。同音楽院の附属小学校・中学校で学ぶ。1994年訪中していた日本人チェロ奏者・堀了介に見い出され、’95年16歳で東京音楽大学附属高校の留学生特別奨学生として来日。のち同大に籍を置いたまま、カラヤン・アカデミーの特待生としてベルリンで学ぶ。のちハンス・アイスラー音楽大学を卒業。’96年全日本ビバホールチェロコンクールで第1位となり注目を集める。以後、日本やヨーロッパの主要オーケストラと共演。2000年1月ミラノ・スカラ座でリッカルド・ムーティ指揮ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団のソリストに抜擢され成功を収める。2005年ミュンヘンARD国際コンクールで優勝し、世界的注目を集める。2007年には日韓中友好特別記念「友情の架け橋コンサート2007」で皇太子徳仁殿下との室内楽演奏会メンバーに選ばれる。ムーティ、小沢征爾などの一流指揮者と共演。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報