デジタル大辞泉 「テレホート」の意味・読み・例文・類語 テレ‐ホート(Terre Haute) 米国インディアナ州西部の都市。インディアナポリスの西約110キロメートル、ウォバッシュ川沿いに位置する。鉄道、運河が通じる交通の要地となり、鉱物資源や各種工業により発展。インディアナ州立大学が所在。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「テレホート」の意味・わかりやすい解説 テレ・ホートTerre Haute アメリカ合衆国インディアナ州西部の商工業都市。人口5万9614(2000)。ウォバシュ川東岸,水面から高さ18mの台地上にあり,市名はフランス語で〈高台〉を意味する。肥沃な農業地帯,石炭地帯に立地し,多様な工業製品を産するほか,トウモロコシ,大豆,小麦などの集散地として重要。1811年に町がつくられ,ノースウェスト・テリトリーへの諸ルートの分岐点として栄えた。州立大学の所在地。執筆者:矢ヶ崎 典隆 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「テレホート」の意味・わかりやすい解説 テレ・ホートてれほーとTerre Haute アメリカ合衆国、インディアナ州西部、ウォバッシュ川東岸の都市。人口5万9614(2000)。1811年先住民の集落につくられた同市は、インディアナポリスやシカゴなど周辺大都市を結ぶ中間地点にあたり、東西・南北の交通の要衝として発展した。また、背後に石油産地、肥沃(ひよく)な土地を利用しての農業地帯を控えて、多種農産物の集散・市場・加工地として繁栄する。食品、農業機械・器具、鉄鋼、アルミ、薬品、衣料など各種工業も盛んである。インディアナ州立大学(1865創立)の所在地でもある。市名はフランス語の「高台」を意味する。[作野和世] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テレホート」の意味・わかりやすい解説 テレホートTerre Haute アメリカ合衆国,インディアナ州西部,インディアナポリスの西南西約 120km,ウォバッシュ川に面する都市。かつてはインディアン諸族の集結地であったが,19世紀中頃に国道,ウォバッシュ=エリー運河,リッチモンド鉄道などの開通により交通の要衝となった。 1853年市制施行。 75年以後近くに瀝青炭をはじめとする鉱物資源が発見され,工業都市として発展。鉄鋼業を主とする中西部の工業の中心となった。人口5万 7483 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by