日本大百科全書(ニッポニカ) 「デュワー瓶」の意味・わかりやすい解説 デュワー瓶でゅわーびんDewar flaskDewar vessel 1892年イギリスのデュワーが考案した断熱性容器。ジュワー瓶ともいう。元来はガラス製の二重壁容器で、二重壁の内部を真空にして熱伝導を防ぎ、内壁を金属めっきして熱放射を防ぐ。用途に応じてさまざまな形につくられ、理化学実験では室温以下の低温を保つのに用いられる。ポット、ジャーなどとよばれる民生品は魔法瓶ともよばれ、保温・保冷に用いられ、金属製のものもある。[岩本振武][参照項目] | デュワー | 魔法瓶 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例