デジタル大辞泉 「ニャラ」の意味・読み・例文・類語 ニャラ(Nyala) スーダン南西部の都市。南ダルフール州の州都。ダルフール地方最大の都市として知られ、首都ハルツームと鉄道で結ばれる。農産物の集散地。ダルフール紛争により多くの難民が流入した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニャラ」の意味・わかりやすい解説 ニヤラNyala スーダン南西部にある都市。紅海に臨むポートスーダンに通じる鉄道の終点。畜産物,アラビアゴムなどの集散地。北東にあるファーシルとは道路で連絡し,東西南北への道路の分岐点として重要な位置にある。衣料,食品,革製品などの工業がある。人口 49万2984(2008)。 ニヤラTragelaphus angasi; nyala 偶蹄目ウシ科。体高 1.1m,体重 120kgぐらいの大型のアンテロープ。雄は 70cmをこえる角をもつ。雌雄で体色が異なり,雄は黒灰色で白い縞をもち,頸から背中,喉から腹部にかけて黒いたてがみのような長毛をもつ。雌は赤茶色で,白い縞は雄ほど顕著でなく,たてがみもない。単独,あるいは雌親とその幼獣と1頭または2頭以上の雄から成る小群で生活する。性質は臆病で,おもに夜間活動する。アフリカ南部に分布する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報