ニャラ(その他表記)Nyala

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニャラ」の意味・わかりやすい解説

ニヤラ
Nyala

スーダン南西部にある都市。紅海に臨むポートスーダンに通じる鉄道の終点畜産物アラビアゴムなどの集散地。北東にあるファーシルとは道路で連絡し,東西南北への道路の分岐点として重要な位置にある。衣料食品革製品などの工業がある。人口 49万2984(2008)。

ニヤラ
Tragelaphus angasi; nyala

偶蹄目ウシ科。体高 1.1m,体重 120kgぐらいの大型のアンテロープ。雄は 70cmをこえる角をもつ。雌雄で体色が異なり,雄は黒灰色で白い縞をもち,頸から背中,喉から腹部にかけて黒いたてがみのような長毛をもつ。雌は赤茶色で,白い縞は雄ほど顕著でなく,たてがみもない。単独,あるいは雌親とその幼獣と1頭または2頭以上の雄から成る小群で生活する。性質は臆病で,おもに夜間活動する。アフリカ南部に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む