にやり(読み)ニヤリ

デジタル大辞泉 「にやり」の意味・読み・例文・類語

にやり

[副]声を出さないでちょっと笑いを浮かべるさま。「皮肉っぽくにやりと笑う」
[類語]にんまりにやにやほくそ笑むにこにこにっこりにこりにこやかにたにたにたりくすくすくすりくつくつ莞爾かんじくっくっとうふふえへらえへらえへへいひひあははにかっとからから薄笑い忍び笑い盗み笑い嘲笑ちょうしょう冷笑嗤笑ししょうあざ笑う薄笑うせせら笑う鼻で笑う

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精選版 日本国語大辞典 「にやり」の意味・読み・例文・類語

にやり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 声を立てないで、表情で笑うさま、意味ありげな笑いを顔に浮かべるさまを表わす語。にやにや。
    1. [初出の実例]「ふるさとの月もきびすやみがくらん〈きびすはしらず句はみがきたて候〉、にやりと志賀の山越の露〈由平〉」(出典:俳諧・大坂独吟集(1675)下)

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