ヌル

デジタル大辞泉 「ヌル」の意味・読み・例文・類語

ヌル(NULL)

日本のSF同人誌。筒井康隆が父や兄弟を同人として昭和35年(1960)に創刊創刊号を目にした江戸川乱歩が、雑誌宝石」で紹介したことから注目を集める。のちに小松左京眉村卓などの作家や、当時高校生だった堀晃らも同人として参加。昭和39年(1964)までに全11号を発行して終刊。その後、昭和49年(1974)から昭和52年(1977)にかけて復刊した。

ヌル(null)

プログラミング言語データベースにおいて、変数データが何も含まれない状態のこと。または、空の文字列を表す。ナルナル文字ヌル文字

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精選版 日本国語大辞典 「ヌル」の意味・読み・例文・類語

ぬ・る

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 髪など細長いものがずるずるとゆるんで解けたり、抜けたりする。
    1. [初出の実例]「嘆きつつ大夫(ますらをのこ)の恋ふれこそ吾が髪結(ゆふかみ)の漬(ひ)ちて奴礼(ヌレ)けれ」(出典万葉集(8C後)二・一一八)

ぬる

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) なめらかなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「八兵衛がぬると剃たる十夜かな〈鼓舌〉」(出典:俳諧・俳諧新選(1773)四)

ぬる

  1. 〘 名詞 〙 ネギ一種
    1. [初出の実例]「黒木夫妻は鶏小屋の鶏を殺し、畑のぬる(葱の一種)を刻んで」(出典:流人島にて(1953)〈武田泰淳〉)

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IT用語がわかる辞典 「ヌル」の解説

ヌル【null】

データベースにおける、値が存在しない空の文字列。長さ0の文字列であることを意味する「""」や「&rsquot;&rsquot;」で表される。プログラミング言語においては、変数に何もデータが入っていないことを意味する「null」などの特殊な表記で表される。◇「空文字列」ともいう。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ヌル」の解説

ヌル

プログラム内で、変数に値が何も入っていないこと。またはそれを表すコードのこと。ASCIIコードでは、「00」。空文字、ヌル・キャラクター、ヌル・コードなどと呼ばれることもある。どのアドレスも指していないポインターをヌル・ポインターという。空文字または、不要なデータの削除に使われる架空のデバイスをヌル・デバイスという。

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