ハルゲイサ(読み)はるげいさ(英語表記)Hargeisa

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハルゲイサ」の意味・わかりやすい解説

ハルゲイサ
はるげいさ
Hargeisa

アフリカ北東部、ソマリア北西部の都市。人口23万1000(2002推計)。エチオピアとの国境に近い標高1300メートルの高原位置するため、比較的冷涼な気候に恵まれている。ソマリア北部の行政中心地で、イギリス領ソマリランド時代には夏季首都となっていた。南8キロメートルに国際空港がある。

[赤阪 賢]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハルゲイサ」の意味・わかりやすい解説

ハルゲイサ
Hargeisa

ソマリア北西部の都市。ハルゲイサ州の行政庁所在地。ベルベラ南西約 145km,オゴ高地の標高約 1200mに位置。 1941年までイギリス領ソマリランドの夏季の首都。遊牧民の重要な集合地,商業中心地で,ベルベラ港を通じて家畜皮革乳製品などを輸出。国際空港がある。人口8万 5000 (1985推計) 。

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