共同通信ニュース用語解説 「ピウス12世」の解説
ピウス12世
1939~58年に在位した第260代ローマ教皇。核時代最初の教皇で、広島と長崎に投下された原爆を「人類が考え出した最も恐ろしい兵器」と非難した。第2次大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を黙認したとして批判されることもある。現教皇フランシスコは「教会は歴史を恐れない」として、長年非公開としてきたピウス12世関連の膨大な機密文書の公開を決定。昨年からバチカン公文書館での閲覧が可能となった。(ローマ共同)
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