フィアナランツォア(読み)ふぃあならんつぉあ(その他表記)Fianarantsoa

デジタル大辞泉 「フィアナランツォア」の意味・読み・例文・類語

フィアナランツォア(Fianarantsoa)

マダガスカル南部都市。1830年、メリナ朝の女王ラナバルナ1世により建設され、鉄道交通要地として発展同国第4の規模をもつ。標高約1200メートルの高原に位置する。紅茶ワイン産地。フィアナランツァ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「フィアナランツォア」の意味・わかりやすい解説

フィアナランツォア
ふぃあならんつぉあ
Fianarantsoa

アフリカ南東部、マダガスカル中部の都市。フィアナランツォア州州都人口10万9248(1993センサス)、13万4600(2002推計)、18万9879(2018センサス)。首都アンタナナリボの南南西290キロメートル、標高1200メートルの高原に位置する。米、タバココーヒーブドウを産する。東岸のマナカラに至る鉄道起点

[林 晃史]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィアナランツォア」の意味・わかりやすい解説

フィアナランツォア
Fianarantsoa

マダガスカル中南東部の都市。フィアナランツォア州の州都。アンタナナリボ南南西約 290km,標高 1200mの高地に位置。南部の主要都市で,米作豆類キャッサバの栽培などが行われ,牧畜も盛ん。インド洋にのぞむ港湾都市マナカラと鉄道で結ばれている。地名は「何がよいかを学ぶ地」の意。人口 12万 4489 (1990推計) 。

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百科事典マイペディア 「フィアナランツォア」の意味・わかりやすい解説

フィアナランツォア

マダガスカルの中東部の都市。標高1200mの高原上に位置する。周辺はコメ,茶,バレイショ,タバコ,ブドウなどを産する肥沃な農地で,食品加工を主産業としている。インド洋岸の港町マナカラまで鉄道が通じ,首都のアンタナナリボとは道路で結ばれている。人口16万550人(2005)。

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