カールスタード(その他表記)Karlstad

デジタル大辞泉 「カールスタード」の意味・読み・例文・類語

カールスタード(Karlstad)

スウェーデン中部の都市ベーネルン湖北岸に位置する。16世紀末に都市圏を得て、同地方の行政商業中心地として発展。たびたび大火に見舞われたが、都市計画に基づき格子状の街並みに整備された。

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改訂新版 世界大百科事典 「カールスタード」の意味・わかりやすい解説

カールスタード
Karlstad

スウェーデン中央部のベルムランド県県都。人口8万2878(2007)。中世集会,市場が開かれ,1584年にカール公(後のカール9世)によって都市の特権を与えられた。19世紀にテグネールイェイイェルフレーディング,A.フリクセル,F.A.ダールグレンなど同国の代表的文化人が輩出した。現在,金属機械繊維製材・家具工業が盛んで,またベーネル湖沿岸最大の港を有し,木材積出港としても有名である。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カールスタード」の意味・わかりやすい解説

カールスタード
かーるすたーど
Karlstad

スウェーデン中部、スベアランド地方の港湾・工業都市。人口8万0748(2001)。ベーネルン湖の北岸に位置し、「陽光のカールスタード」の名がある。機械、製材、パルプ、火薬などの工業が行われる。1584年カール公から市権を得て町が発足し、以後、行政・商業都市として発展した。火災により焼滅すること数度に及んだが、19世紀に港の建設、製材業の勃興(ぼっこう)、イョータ運河の開通があり、町は栄えた。18世紀建立の大聖堂がある。

[中島香子]

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