デジタル大辞泉
「マットレス」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
マットレス
- 〘 名詞 〙 ( [英語] mattress ) 敷きぶとんの下やベッドに用いる厚い敷き物。
- [初出の実例]「その上には、藁のと羽毛のと布団(マットレス)が二枚」(出典:多情仏心(1922‐23)〈里見弴〉押入の中)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
マットレス
まっとれす
mattress
本来はベッド用の敷きぶとんのことであるが、今日では畳の上に寝るときのふとんにかわる寝具も、マットレスとよぶ。ベッド用のマットレスは枠組みのボトムの上にのせる。種類としてはスプリングマットレス、フォームマットレス、ロックマットレスがあるが、ほとんどの場合はスプリングマットレスが使われる。これはスプリングの上に詰め物をのせて布をかぶせて張りあげたもので、スプリングの形式には連結式と中袋式とがある。前者はコイルスプリングを鉄線で結んで一枚にしたもの、後者は袋に入れたコイルばねを多数つなぎ合わせて大きくしたものである。
畳の上に敷くもののほとんどはフォームマットレスであるが、袋の中身は石油を主材料にして発泡させたウレタンフォームと、ゴムを主材料にして発泡させたフォームラバーとがある。形式は三つ折りになった厚手のものと、和敷とよばれる一枚敷の薄いものとの2種類がある。いずれも軽くて取り扱いやすいのが特徴である。ロックマットレスは獣毛や植物繊維をゴムで固めて布で包んだものであるが、普及度は少ない。マットレスの役割は寝姿勢を正しく保つことであるが、あまり柔らかすぎるものは姿勢が不自然になるので安眠を妨げる。クッションの構造は、いちばん上の層は柔らかく、次に姿勢を正しく保つ抵抗層があり、その下に衝撃を吸収する層があって三層構造になっており、姿勢を正しく保ったまま上下するような機能をもつものがよいとされる。
[小原二郎]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
マットレス
mattress
洋風寝具の下敷きマット。元来はベッドの部分品ともいうべきもので,スプリングを入れるのが正式である。最近ではウレタンフォームや,フォームラバーを入れて弾性をつけた簡易マットレスが出回り,和室用としても利用されている。厚さは 15cm内外で,柔らかく耐久力のあることが必要。またあまり体の沈まないものがよいとされている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
マットレス【mattress】
➀ベッドの台の上にのせる、クッション性のある厚い敷物。スプリングの上に詰め物をのせて布をかぶせたスプリングマットレスが一般的。
➁敷布団の下に敷くクッション性のある敷物。厚さ5~10cmほどのウレタンフォームに布をかぶせ、収納時は三つ折りにできるものが一般的。
出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報
Sponserd by 
マットレス
寝台用の敷ぶとん。柔らかく耐久力のあることが必要で,スプリングを並べ,その外をフェルト,綿くず,表布地等で順次おおっていく。最近は,フォームラバー,ポリウレタンフォーム等略式のものも多く作られ,一般和室用に広く使用されている。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
Sponserd by 