マンネンロウ(読み)まんねんろう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マンネンロウ」の意味・わかりやすい解説

マンネンロウ
まんねんろう

シソ科(APG分類:シソ科)の常緑低木ローズマリー和名食用薬用などハーブとして多く用途がある。

[編集部 2021年9月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンネンロウ」の意味・わかりやすい解説

マンネンロウ(万年蝋)
マンネンロウ
Rosmarinus officinalis; rosemary

シソ科の常緑低木で,地中海沿岸地方原産。高さ1~2mに達し,葉は対生して長さ2~3cmの線形表面につやがあり,裏面綿毛を密生し灰白色をしている。葉縁は内側に巻く。葉腋に短い総状花序を出して唇形の小花をつける。植物全体に芳香があり,葉を蒸留してとった油をローズマリー・オイルといい,化粧品の香料として用いる。またフランス南部ではこの花からとれた蜂蜜が最高級品とされている。肉料理やシチューなどに香づけとしても用いられる。

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