モンテゴベイ(その他表記)Montego Bay

改訂新版 世界大百科事典 「モンテゴベイ」の意味・わかりやすい解説

モンテゴ・ベイ
Montego Bay

カリブ海のジャマイカの北西部にあるリゾート都市。首都キングストンに次ぐ都市で,人口9万6000(2001)。第2次世界大戦後急速に発展し,国際空港がある。また首都との間に航空鉄道便もあって,1980年に誕生した親米的なシーガ政権の下で,観光事業開発の一環として同市の再開発が進められた。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モンテゴベイ」の意味・わかりやすい解説

モンテゴベイ
Montego Bay

西インド諸島西部,ジャマイカ北西部の都市。首都キングストンの西北西約 130km,カリブ海にのぞむ港湾都市で,同国第2の都市。 1494年コロンブスが上陸したとき,この地にインディオアラワク族集落があった。のちスペイン人が町を建設したが,17世紀なかばイギリス人に追放された際,大半建物を破壊していった。現在商業中心地で,熱帯果実積出港市街には 18~19世紀の建築物があり,また気候に恵まれ,美しい砂浜海岸もあることから,保養・観光地としても知られる。キングストンと鉄道で結ばれ,国際空港もある。人口5万 9614 (1982推計) 。

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百科事典マイペディア 「モンテゴベイ」の意味・わかりやすい解説

モンテゴ・ベイ

カリブ海に浮かぶ島国,ジャマイカの都市。ジャマイカ島の北西岸に位置するリゾート都市で,カリブ海で最も人気のある観光地の一つとして知られる。また港湾をもつ商業の中心地で,サトウ,バナナ,コーヒーなどを輸出している。人口11万人(2011)。

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