純化(読み)ジュンカ

デジタル大辞泉 「純化」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐か〔‐クワ〕【純化】

[名](スル)
まじりけを除いて純粋にすること。また、邪心などをなくすこと。醇化。「不純物を除いて成分純化する」「精神純化する」
複雑なものを単純にすること。単純化
[類語](1清める浄化/(2単純純粋シンプル純然純一至純純乎純正純良単一プレーン質素簡素つましい地味つづまやかつつましいつつましやか質実清貧素朴純朴朴訥ぼくとつ質朴真率清楚実直実体じってい朴直篤実生一本まじめ生まじめ大まじめ真摯愚直

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「純化」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐か‥クヮ【純化】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まじりけをなくすこと。まじりけのない純粋なものにすること。また、邪念俗気などをはらいのけること。
    1. [初出の実例]「映画の進歩は矢張無色平面な有声映画の純化の方向にのみ存するのではないかと思はれる」(出典:映画時代(1930)〈寺田寅彦〉)
  3. 複雑なものを単純にすること。
    1. [初出の実例]「日本文学を日本的なものに純化するという形は」(出典:日本文化の雑種性(1955)〈加藤周一〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む