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アストン アストン Aston, Francis William

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アストン
アストン
Aston, Francis William

[生]1877.9.1. バーミンガム,ハーボーン
[没]1945.11.20. ケンブリッジ
イギリスの化学者,物理学者。バーミンガム大学で化学を修めたのち,X線の発見 (1895) や放射能の発見 (96) に刺激されて物理学に興味をもつようになった。ケンブリッジ大学で J.J.トムソンの実験助手となり (1910) ,トムソンが初めて非放射性元素ネオンのアイソトープを検出した実験に立会った。

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アストン
アストン
Aston, William George

[生]1841. アイルランドロンドンデリー
[没]1911
イギリスの外交官。 1864年公使館通訳生として来日。日本文化の研究に従事。『日本口語小文典』 Short Grammar of the Japanese Spoken Language (1871) は日本語の口語研究として日本人に先んじたもの。

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デジタル大辞泉の解説

アストン(Francis William Aston)

[1877~1945]英国の物理学者・化学者。同位元素の発見者。質量分析器を発明。1922年、ノーベル化学賞を受賞。

アストン(William George Aston)

[1841~1911]英国の外交官。駐日英国公使館の通訳として来日、日本文化を研究。英訳「日本書紀」、著「日本文学史」「日本口語文典」など。

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百科事典マイペディアの解説

アストン

英国の化学者,物理学者。バーミンガムのメーソンズ・カレッジで化学を学んだのち気体放電の研究に転じ,1909年ケンブリッジ大学キャベンディシュ研究所に移ってJ.J.トムソンの助手となり,ネオン同位元素の分離を研究。

アストン

英国の外交官,日本研究家。1864年,英国公使館通訳として来日し,アーネスト・サトーの同僚として働く。日本の語学,文学,歴史,宗教などを研究。1889年帰国。《日本書紀》の初の外国語訳である英訳のほか,《日本文学史》等の著書がある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

アストン Aston, William George

1841-1911 イギリスの外交官,日本学者。
1841年4月9日生まれ。元治(げんじ)元年(1864)駐日イギリス公使館通訳として来日。長崎領事,朝鮮総領事,駐日公使館書記官などを歴任,明治22年退官。1911年11月22日死去。70歳。アイルランド出身。クイーンズ大卒。著作に「日本文語文典」「日本文学史」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

アストン

没年:1911.11.22(1911.11.22)
生年:1841.4.9
幕末明治に来日したイギリスの外交官,日本学者。アイルランドに生まれ,同地の大学を卒業,元治1(1864)年文官(極東勤務)試験に合格した在日公使館付日本語通訳生として来日。慶応3(1867)年12月3等補佐,兵庫(神戸)在勤となり,王政復古宣言に発する激動の時期に通訳官代行として活躍。明治3(1870)年10月公使館付通訳兼翻訳官に昇進,賜暇帰国中の1872年岩倉遣外使節団を迎えてイギリス側通訳を務める。15年4月長崎領事。1884年初代朝鮮総領事としてソウルへ赴任し甲申事変に遭遇。明治19年在日公使館日本語書記官。明治22年退官。帰国後は日本の言語,文化の研究に専念し,明治期日本学の三大学者のひとりに数えられる。<著作>《Nihongi,chroniclesofJapanfromtheearliesttimes toA.D.697》(『日本書紀』の英訳)《AhistoryofJapan‐ ese literature》《Shinto,the way of the Gods》

(廣瀬靖子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

アストン【Francis William Aston】

1877‐1945
イギリスの化学者,物理学者。質量分析器の開発者,同位体研究の第一人者として知られる。メーソンズ・カレッジ(後のバーミンガム大学)でフランクランドEdward Franklandらに化学を学ぶ。醸造技術者として1900年から03年まで働いたのち再び大学に戻り,ポインティングJohn Henry Poyntingのもとで真空放電の研究に従事。真空ポンプの改良や陰極線アストン暗部の発見などを行い実験的才能を発揮した。

アストン【William George Aston】

1841‐1911
イギリスの外交官,日本学者。アイルランドの生れ。1864年(元治1)イギリス公使館通訳として来日,公使パークスの下でアーネスト・サトーといっしょに働く。一時朝鮮総領事もつとめたが,89年(明治22)帰国するまで長く日本に滞在。日本語に精通し,《日本書紀》の初めての外国語訳となった英訳(1896)をはじめ,《日本語文法》(《口語》1869,《文語》1872),《日本文学史》(1899),《神道》(1905)など英文の著作がある。

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大辞林 第三版の解説

アストン【Aston】

〔Francis William A.〕 (1877~1945) イギリスの化学者・物理学者。質量分析器を発明。また、多数の非放射性元素について同位体の存在を確認、原子量を精密に測定した。
〔William George A.〕 (1841~1911) イギリスの外交官。日本学者。1864年来日、89年帰国。日本語や日本歴史を研究。岩倉具視遣外使節の訪英時には通訳官を務めた。著「日本文学史」「日本口語文典」「日本文語文典」「英訳日本書紀」など。

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世界大百科事典内のアストンの言及

【同位体】より


[同位体の分離,濃縮]
 同位体は化学的性質がきわめてよく似ているので,主として物理的性質の差を利用して分離あるいは濃縮する。同位体分離は1913年イギリスのF.W.アストンが気体拡散法によって20Neと22Neを分離したのが初めである。同位体分離法にはいろいろあるが,いずれも同位体効果を利用したものであり,分別蒸留,同位体交換,気体拡散,遠心分離,電解分離,ノズルによる気体噴散などの方法が主として用いられている。…

【日本語】より

…それらの日本語系統論は,大きく北方説と南方説とに分けることができる。(1)北方説 朝鮮語との同系説が有名で,古くはW.G.アストンが《日本語と朝鮮語との比較研究》(1879)において両言語の親族関係を認めている(例,〈水〉日midu:朝mɯl)。金沢庄三郎も《日韓両国語同系論》(1910)を発表し,同一起源説を主張した(例,〈われわれ〉日ware:朝uri)。…

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